プリウスがやって来た(1999/07下旬)

 7月下旬のある日、オヤジの新車としてプリウスがやって来た。
車を替えるにあたって何が良いか、と言う話になったとき、わたしの子供達の圧倒的な意見でプリウスになった。
別にプリウスでなければいけないわけでは無かったのだが、同居している孫たちにせがまれてはオヤジも無視できなかったのだろう。
新車の社格と価格に、はじめはぶつぶつ言っていたが、
『この車に乗る意味って言うのはそんな所にあるわけじゃないよ。環境に対する意識と、新しい技術に対する理解だよ。』こんな事をアドバイスしたと思う。
その後は何も言わなくなった。そして、プリウスがやって来たのである。静かで振動もなく、母もお気に入り。子供達もお気に入り。オヤジは『充電なんかしなくてもいいんだ。』とのたまう。
『全く・・・』と私。
それでも家族中が、新しいメンバーとして歓迎したプリウスでした。

当初、EV手作り第3期掲示板で『EVトッポが完成したら、バッテリーを鉛と交換してトッポに乗せ替えてやる』などと、発言していた私でした。
まさか、父がたった一年でプリウスに乗れなくなるとはまだ知る由もなく。