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Mac'n roll stories その2

MACが家に来た日  96/May 記述



 パソコン雑誌や、無線関係の道具が散らかった 部屋のなかに、

無理やりスペースを作って段ボール箱を運び込むと 後のことも考えず ふたを開けた。

あった! (当り前か) 「ようこそ わが家へ 僕のMAC ! 」 緊張。

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   12月9日、少し二日酔いぎみだけど いつもどうり起きる。

   混むと嫌なので 開店早々をねらって出かける。

   が、開店五分後なのに もう混み合っている。

   賑わっているウインドウズを横目に、マックのコーナーへ

   マッキントッシュ 6210、それと家計簿ソフト。少し不安もある。

   思いきって 「エイッ!」

   フロッピーディスクをおまけに付けてもらう。

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パソコン本体と、モニターが、一箱の中にきっちりと梱包されているので、
どうやって出そうか考えてしまう。
(あとから知ったことだが、箱のそこを開いて箱を上に引っ張り上げれば良かったのでした。
こんなこともちゃんと取り説に書いてあった・・・取り説はしっかり読みましょう。)

それ以上に問題なのは、出したMACを置く場所がない。
昨夜は忘年会で 飲んで帰って「バタンキュー」だったのだ。

 何とかMACを引っぱり出すと、これまたなんとかスペースをつくり MACの設置(?)にかかる。

 大きい! 店では気が付かなかったけど 奥行きが長い。50センチは必要だ。
本格運用には、セッティングを考えなきゃなあ、などと言いつつ配線を終了。

部屋の外に出していた妻と子供を呼ぶ。
まだ何が出来るのか、どうやって使うのか、全然分からないけれど、
みんな何かを期待しているのが、雰囲気でわかる。

 さあ、おとうさんの本領発揮。
何かやって見せなくっちゃ、って電源スイッチが・・・
どこにあるんだ? うろたえちゃいけない。
おお、あったあった!

とりあえずバンドル(MACと一緒に付いてきた)されてる
「けろけろけろっぴ」でも見てみよう。

CD-ROMはこのボタンを押して、トレーにのっけて、押し込むと・・・

おっ!画面に何か出てきたぞっ。これをクリックすると・・・

おーー出た出た ! まっ、ざっとこんなものだよ、子供たち。(よかったって 本音)


しばらく遊ぶと、「ごはんだよー」と声がかかる。

「さぁ、片付けてご飯にしよう」って、画面をクリック。初期画面に戻る。

さっきのボタンを押して・・・えっ ?  もう一度押して・・・えーっ !

何度押しても出てこないCD-ROM。子供たちも心配そうに見ている。

子供たちを先に食事に行かせるが、落ち着かない。早くもトラブルか?

食事をしても 落ち着かない。画面内の表示をマウスでプレス(押し続け)してみる。

あれっ ? あっ、あった。特別メニューの二段目に「CD-ROMを取り出す」が。

電源OFFは、同じく 特別メニューの一番下「システム終了」を選べば終わり。

やった ! 「一日目 終了」。

かくしてこの日、MACがわが家のメンバーになりました。


注)DOS/Vや98とは違い、マックはCD-ROMやフロッピーディスクをインストールすると
ディスクトップにそれぞれのアイコンが表示されます。
これをダブルクリックすると開けるのです。

また取り出しはメニューから選ぶか、アイコンをごみ箱に捨てると
「ぺっ!」と吐き出してくれます。

フロッピーが勢い付けて「ぺっ!」と飛び出してくる姿はなかなか可愛くいまだに好きです。


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