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Mac'n roll stories その4

年の終の試しとて・・・その1  96/May 記述


さて、そんな訳で、「コンピュータはマック」と決定したのですが、
(実は、ウインドウズ全盛時代に憧れだったマックにする理由を探していただけなのですが・・・)
先立つものが無い。
一番の問題は、「大蔵省からいかにして予算を引き出すか」だったのです。
そこで次のような作戦を練った私でした。
1) コンピュータ関係の雑誌を買ってきて、暇さえあれば見る。
次に何を狙っているのか、口で言わずに察知させる。
2) 何故、コンピュータが必要なのか、大義名分を作る。
3) 子供を味方にする。
4) 嫁さんも使える方法を探す。

  1はすぐに実行可能。というよりもマックか、95かの時点で気付いていた。

2は少しづつ、しかし熱心に繰り返し話す。
テーマとしては、
時代の流れが早く、今のうちから慣れておかないと、歳とってからでは覚えられないし、
その頃には、コンピュータが色々な形で家庭に入り込んでいるだろうということ。
かつて僕たちが、テレビが有るのが当たり前として育ったように、
子供たちの将来のために、早くからさわらせたい。
その気になった時に買わないと機会を逃す。
などなど。

 3は休日に家族でパソコンショップへいって、
子供向のソフトを立ち上げてあるコンピュータを探し、遊ばせる。
子供はもちろん、母親というものは、子供が一生懸命だとついついうれしくなったり、
自分も興味を持ったりするものです。

 4は家計簿付けを提案する。
ノートでは付けているのだけど、操作を覚えなければならないため、
最初はめんどくさがっていたのですが、雑誌で、
「パソコンで家計簿を付け始めて、計算機が要らなくて樂になった。」
と言う記事を読んでから、急に興味を示し始める。

これで、大蔵省攻略に成功。

独断で購入して、使いこなせないとやばいけど、これで言い訳のできる状況になる。
機種が決定すれば、いつでもOK。久しぶりの大きな買い物になる。

好みとしては分離型。CPUは将来を考え、パワーPC。予算は本体・モニタで20万。

でも、ほんとにコンピュータって必要なのか、とか、
使いこなせなかったらゴミより悪いとか
考え始めると、型落ちの安いやつか、最新型のタイプか決定できない。
該当機種がないのも決定を遅らせた。

初心者向けマック雑誌を買い始め何冊目だったか
たしか、96年1月号あたりに載っていたのだ。
希望にぴったりの機種が。

それまでの迷いは吹っ飛び急に元気になる。
パフォーマ6120。わが家に来るために生まれてきた、機種だった。

つづく


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