カップリング語り親世代

<ホリン×アイラ>
 お姫様に恋する傭兵さん(笑)。といえば、オグマ! 叶わぬ恋をしたロリコン男、オグマ。せっかくの恋愛システムですから、傭兵さんの想いは叶えてあげなくちゃ。と、いうことでアイラにはホリンです。昔から好きだったってやつに、私は弱い。一人の美しい少女に心を奪われた馬鹿な男……。なんか、こうっ! 響き的に、ロリコンっぽくって……いい。うっとり。
 実際、この二人の歳の差って解らないのだけれど、10歳近く離れているんじゃないかな。ホリンは昔のアイラのことをはっきり覚えていて、アイラは昔の彼のことを殆ど覚えていないのだから。単に身分差があって、アイラは弱小(?)地方領主の息子のことなんか、いちいち気に留めてなかった……って可能性もあるけど、まあ、どっちでもいいや。
  

 同族、身分差、おまけに年の差って三拍子揃ったこの二人、ビジュアル的にもお似合いだし! いいですね〜〜〜。


<キュアン×エスリン>
 シグルド軍のおしどり夫婦。
 自分の国も娘もほっぽり出して、兄の危機に駆けつける仲睦まじい万年新婚夫婦。子世代で露見する、<パールのティアラ>な出来事は、なかなかに甘く、可愛く、そして恥ずかしい。ミレトスには婚前旅行っすか? と突っ込まずにいられなかった……(死)。
 シグルドを通じて知り合って、きっと、シグルドがいない隙にちょこちょこ会話を交わしたりしていたのでしょう。で、自然に好意を寄せ合っていって……。
 実際は、政略結婚だったのか恋愛結婚だったのかどうか、微妙なところですよね。彼らの身分で自由に結婚できたとは思えないし……(でもシグルドは素性がしれない相手と電撃結婚したな…そういうの大らかな世界観なのかも。うーん…)。お互いに「好きなようじゃ」くらいの時に、どちらの国からともなく話が持ち上がって、これ幸いにと話を進めていった……とかなのかな?
 例え固定カップルでなくとも、くっつけたくなるような(でも一度くらいはフィン×エスリン、キュアン×アイラ、やってみたかったかも…・笑)見た目、性格、子供の職業&スキル(オイ)、全てにおいて好相性な二人だと思っています♪

<アゼル×エーディン>
 一途に、素直に、ひたむきに、年上の女性を慕うアゼルと、それを優しく受け止めるエーディン。可愛らしいカップル。4章の会話は、なかなかに甘くて恥ずかしかった。しかし、エーディンとアゼルって幾つくらい歳離れているのだ? 5、6歳くらいか? それとも、10歳くらいか……。
 私、エーディンって、すっごく鈍いか、逆にむちゃくちゃしたたかか、どっちかなんだと思っているのす! でなきゃ、自分の為に国を捨てたジャムカに、「貴方は良い人です(ニッコリ)」とは言えないでしょう。
 で、エーディンがお鈍さんだったとしたら数いる候補者の熱く、しかしうちに秘める想いには気がつかないかもしれません。しかし素直で純情、感情表現豊かなアゼルの想いならば、いかなエーディンとてわかることでしょう。 
 あ、もしもエーディンがしたたか女だったら? そりゃ男どもの中で、もっとも血筋と家柄のよろしいアゼルを獲るって、決定(笑)! その場合の最大のライバルはクロード神父だな……。

<レックス×エーディン>
 好きです、これも。ファーストプレイは、この組み合わせでした。もう、息子見て一発でわかりましたもん、レックスの子供だって(笑)。いや、似てるのは髪だけですけどねー。顔はだれかっつやミデェール似。……しかし、髪の印象は強烈でしたわ。
 因みに、この場合のキーワードは「親友の憧れの人、好きと言ってくれる人の友達」。好きでも、好きといえない関係ってなんか萌えません? エーディンだって、アゼルの気持ちにはさすがに気がついていると思うし……ま、思春期によくある年上への憧れって思っている可能性も高そうだけど……それでもさすがに、貴方よりも貴方の友達に関心があるの、ごめんなさい……とはいえないでしょうしね。レックスのほうも義に厚い彼のことだから、アゼルに遠慮して、好きとか言い出せないだろーし。両想いかも……って思う瞬間がたびたびあっても、それ以上になかなか進めない、そんな物語を想像します。ま、ゲームでは早々にくっつきますけどね(うちのは勇者の剣のイベント、ホリンとしか見れなかったよ…)。そういえば、商業誌の小説で、レクエデになってたヤツもありましたよね。……アゼル死んでたけど。んでもって、ミデェールも死んでたよな……。そこまでしないと結ばれない二人ってのもすごいな。死、まではなくても……アゼルが何らかの理由でエーディン争奪戦、離脱しないと厳しいだろうな……。ま、アゼルの性格から言って、二人の気持ちに気がつけば、身を引くような気もするけど。

<クロード×シルヴィア>
 シルヴィアとクロードです。兄妹かもしれない二人。同族で、歳の差があって、おまけに立場も正反対。そんな二人が惹かれあっていく……いいじゃないですか。血が綴った運命のタペストリーって感じで。私的には兄妹だった、を希望しますね。んで、クロードはいずれ(肉体は消えてから、かもしれないけど)は真実を知る。でも、シルヴィアは永遠に知らないまま、というのが理想。苦しむのはクロードだけで、ね。

<アゼル×シルヴィア>
 アゼルは、シルヴィアみたいに奔放な女の子に振りまわされるのが似合う。しかも、どうのこうのと言いながらも、振りまわされることを楽しみそうな感じ。多少の我侭は、受け流せる穏やかさもあるし。
 この子を困らせたら可哀相、とか思わせちゃうアゼルのひ弱さは、シルヴィアの性格を、強く、優しく成長させるんじゃないかな、とか思うのです。
 アゼルとクロードってシルヴィアにとっては、似たような存在になるのかもしれませんね。素の自分を受け入れ、認めてくれる優しいお貴族様ってところで。気品コンプレックスを克服するために必要な人間というか……。ビジュアル的にも好みだったりします。

<レックス×ティルテュ>
 前半で1、2を争うほど好きなカップルだったりします。
 レックスとティルテュ。ドラマですよねぇ、この二人。
 シグルド軍内で、互いだけが同じ立場にあって……。だから言葉には出さなくとも、理解しあえるものがありそうです。
 レックスは親のしていることに対する罪悪感をあまり表に出さなそうです。親嫌いを公言しているから、シグルドに対して罪の意識があっても、口に出したりはできなそう。素直じゃなさそうな人だし。だからこそ罪の意識に悩む素直なティルテュの姿は、彼の心を強く打つんじゃないでしょうか。苦しむ彼女の支えになってやりたいと思うのではないでしょうか。
 ティルテュも、軍を貶めた人間の子供という立場が辛くないはずはないのに、それを表に出さずに強く生きようとするレックスの男らしさに惹かれちゃったりするのではないでしょうか。
「俺達の子供をドズルにもフリージにも渡したくない」このセリフはやはり印象的です。その後の、「最期にティルテュに会えてよかった」というのも。
 私、この二人には、互いが互いのきわどいところを支えて生きている、という、切ないイメージがありますね……。

<フィン×ティルテュ>
  前半で1、2を争うほど好きなカップルなのです(待てや)。
 ティルのようなほけほけ娘には、フィンのような、生真面目で面倒見のよさそうな人があうと思うのですっ!
 明るく可愛く、ちょっとお馬鹿。でも外見は楚々とした美少女というティルと、幼さを残した、顔の造作は悪くないけど華やかさでは今一つ(酷えや)、真面目な好青年のフィンはお似合いです。ビジュアル、性格的に。
 私、この二人もかなりドラマティックだと思うのですっ!
 フィンはリーフ連れて逃亡生活を送っていた。で、ティルテュはアルスターに滞在していた。つまり、聖戦前半〜後半の数年間、フィンもティルも同じ北トラキアに居たのです。
 そして、逃亡するフィンを追っかけていたのは、ティルテュの生家フリージ。つまり、2人は敵同士! なのです。ロミオとジュリエットですねぇ。うっとり。
 トラナナ設定ではフィンは一時期アルスターにいたんですよね。エスニャに匿われて。真偽のほどは不明だけど、エスニャっつーたら、あんた、ティルテュの妹の名前じゃないですかい。フィンティルの場合、トラナナのエスニャはティルの妹に決定です! 実は私、トラナナ18章でその話が出てきた時、エスニャは姉のためにフィン(正確にはリーフだけど)を匿ったのよ、っと一人ドリームを広げていました(笑)。

 

<レヴィン×フュリー>
 フュリーにはレヴィンかな。トラナナではオフィシャルだし。
  それに、風の王子さまなセティが好きなんですよね。
 フュリー、一途だし、ちと暗いけど、可愛いし。思い余って、シルヴィアに「気品がね……」なんて、嫌味な発言するのも、まあ、たまにはいいでしょうってことで許す。やっぱ彼女の想いは実らせてあげたいです。

<ノイッシュ×フュリー>
 子世代、トラナナのことはひとまず忘れて(風の王子セティがすっごく好きなので…)、当人たちだけでみればかなりお似合いなのではないでしょうか。似た者同士カップル♪
 まず、性格が似ているんですよね。二人とも、生真面目で、冗談が通じなさそう。そんでもって、色恋沙汰に関しては奥手なタイプ。
 フュリーが最初好きなのはレヴィン。ノイッシュもそれを知っている。その上で双方奥手さんとくれば、遠回りな恋の道のりになることは必須……だな。
 フュリーは思い込み激しそうだから、自分がノイッシュにより強い好意を抱いたとしても自覚しないでしょう。カップル成立には、フュリーのレヴィン失恋が前提になりそうですね。ノイッシュって、傷ついた女の子を癒すっての、あうかも……。
 王家への忠誠心が厚い騎士同士、考え方とかも似ていそうだし、地味め(酷っ)暗め(オーイっ)な美形同士、ビジュアル的にもお似合いだな、と思っていたりします♪♪

<ジャムカ×ブリギッド>
 5章の会話、心底ブリギッドを愛しているのが滲み出ている感じがして、すごく好き。
 この二人は、普段は肩を並べて戦う対等の関係だと思うのですが、プライベートは亭主関白っぽい気がします。エーディンの事を気にするブリギッドを叱りつけたりするあたりに、それが窺えます。まあ、芯から男らしい人だからね、ジャムカは。誰かさんと違って(笑)。
 ブリギッドは、一見姉御肌で、強そうに見えるけれど、心の奥は不安定で、脆い人。強くて優しいジャムカならば、普段、勇ましく振舞うブリギッドの中の弱い部分も読みとって、支えてあげることができそう。


<アレク×ブリギッド>
 結構好きだったりします、この二人も。会話がいい。
 ブリギッドが旦那を尻に轢いている。エーディンの事、気にしなくてもすむから、ブリギッドにとっては幸せな縁組かもしれません。気にするのもいいんだけどさ。
 アレクは、女を口説く時に、血筋や育ちなんて気にしないでしょう。彼にとっては、ブリギッドは単なるいい女。そういう扱いは、ブリギッドには新鮮なはず。3章のミデェールとの会話から察するに、彼女は甘い言葉に免疫がない! 口説かれているうちに、あるいは軟弱なアレクを叱りつけたりして、何やかんやとかまっているうちに、「仕方ないなぁ、こいつの面倒は、私が見てやるか」って感じで、その気になっちゃう。うん、十分にありそうだ。アレク、悪い奴じゃないしさ。



<エルトシャン×ラケシス>
 愛した人はお兄さまっと。ブラコンの枠を超えている、を推奨してます。ラケシスのみね。エルトシャンは妹として愛していたと思うので正確にはラケシス→エルトシャン。
 ラケシスは、ずーーーーっとエルトシャンを想っていた、と思うんです。結局、ラケシスのエルト兄様一筋! は直らなかった、と。ただ、ラケシスにはその自覚はなかったんじゃないかな。結婚もするんじゃないかと思います。
 亡きエルトシャンを想って一人で生きていくのは辛かった。だから、他に、愛する人が必要だった。側に自分を愛してくれる人がいたら、心が欲するままに恋をすることでしょう。相手も最初こそは自分の想いが実ったと単純に悦ぶ。でも、一緒にいるうちに、恋人の潜在的な想いに気付いてしまう。
 しかも、ラケシスの心を得たいと願っても、敵は故人。しかもしかも、あのエルトシャン王。一生かかっても敵いっこない。でもラケシスは自分を必要としているし、エルトシャンのことは、いずれは時が忘れさせてくれるかもしれない。
 ……そんな淡い期待を抱きつづけて、くたびれはてていく伴侶、とか……。
 そんな相手の姿を見て苦しむラケシス、とか……。
 騎士系の相手だとそういうイメージあるんだなぁ。
 結構マイナス思考だなぁ。そこがまた好きで。

 旦那のことは生きている相手の人間の中で一番好きだったとは思うのです。死んだ人間を入れてもエルトシャンの次には愛していた。相手がそれを受け入れられればそれなりに幸福な恋人同士になれると思います。会話のある相手だとノイッシュは受け入れ、フィンは葛藤しまくり、ベオも自分にも後ろ暗いところがあって(トラナナじゃ隠し子いるしさ…)受け入れるかなぁ。デューはもしバーハラの戦いで死んじゃうんだったら気がつかないままかもなぁ。大人になる時間があれば気がつくかもね。

<ミデェール×ラケシス>
 ファーストプレイの時、ビジュアル、設定的にこれにしようって真剣に決めました。ホリンの登場で(ホリンかい)揺らぎ、会話の面白さでブリギッドとくっつけたけど。
 どこがいいのか! といいますと、美少女二人ってビジュアル(色の対比もいいなー、なんとなく)と、異国の騎士とお姫様ってところです。上2つもですが。てか、私、同国の姫騎士カップルってあんまり興味ないのかな?(自分のことなのに疑問系かい)。異国のが好きらしいー。
 お互いに関心があるのは別の人。恋愛意識がないから仲良くなりやすい。女性的に端正な顔のミデェールとは、ラケシスも女の子の友達(ああ、でも書きながらいるんだろーか、とか思ってしまった…個性的だから、彼女…。ミデも男っぽい同性と友達付き合いしているところ想像できないー)と同じ感覚で付き合いそう。んでもって、エーディンにバーンっと行けないもじもじミデェールをどーんっと背中押しそうな感じ。
「男なら、当たって砕けなさいっ!」
「ラ、ラケシス王女……でも……身分が……」
「身分差なんて、大した問題ではないわよ! 問題なのは、貴方が身分を気にしているってことなの!!」
 ……この強さに惹かれるんですよー。うちのちょっと駄目入ったミデェール君は。ラケは……どうかな。なーんか、ほっとけないのよねー……気も合うしねーー、うんっ。……って、感じかしら?


FETOP