＜セティ×イシュタル＞
　セティの切ない片想い超希望ー。完璧な勇者さまの唯一の失敗、それは敵方の美姫に恋をしたこと……なーんてね。なんつーか、この二人には、哀しくて綺麗な物語が似合う気がします。
　セティはフォルセティ持ち希望。風と雷の継承者同士、波長とか魂とか、そういう深い部分での共鳴とかありそう。んでもってイシュタルを倒すのはセティであって欲しい。といいつつ、セティがイシュタルを殺したか、殺せたか、殺していないかは私の脳内では微妙だったりします。んなワケで、今まで書いた創作でも何気に相当ぼやかしてあったりする。ゲーム中でも生かしたままクリアってできるもんね。まあバーハラ制圧と同時に消えちゃうけどさ。実は生きていて……ってストーリーも捨てがたいんですよね。その場合なら、いずれ結ばれるのもありかもしれん。

　彼らの出逢いはマンスター周辺。心揺さぶられた名も知らぬ美しい人が、倒すべき敵としてって苦悩しまくりのセティ……いいっ!　出逢いはそうだなー。子供狩りに反対するイシュタルが密かに子供たちを逃がしたくてセティと協力するとか?　私的にはレヴィンの導きってのが捨てがたかったりする。まあレヴィンでなくても誰かに意図的に出逢わされた二人ってのがいいかなっと。なんでそんなことを仕組むのか謎ですが(待て)。
　 勿論、イシュタルの素性は内緒。気づくべき要因はあるけど、知らないでいるほうがいいという無意識の抑制が働いて、長い間気がつかないでいるせティってのはどーよ。勿論、イシュタルにはセティの素性がバレバレ。イシュタルにはセティの想いを感じ取って苦悩して欲しいな。『彼を好きになりたかった…』そんな風に思っているといいなーと思います。

　ビジュアル的にも好きだ。職業が同じなのもいい。背丈は同じくらいがいい。歳はイシュタルのほうがひとつふたつ上かなー。 　

＜ユリウス×イシュタル＞

　基本というか、デフォというか。セティイシュ好き好きいいつつ、どーのこーのと話に出てくるのはユリイシュな気がするうちのサイト。セティイシュにしろ他のイシュタルカップリングにしても、ユリイシュはどういう形で絡むにしろ前提条件だと思う。しかし、あちこちで語りつくされてる上、創作でも書いた二人についていまさら書くことがあるだろうか。
　とりあえずMYユリイシュの基本は『氷舘の銀姫』に出てくる感じです。
　ロプトユリウスはイシュタルのことを綺麗なアクセサリーというか、弄びがいのあるおもちゃというか、手中に収めて利用してやろーとか、そんな風にしか思ってないとは思うんですが、ただ相当執着はしているなーと思います。ロプト前のユリウスがイシュタルをほのかに想っていて、それが後の執着に繋がったって可能性はあるんじゃないかな。勿論ロプトユリウスに自覚はないんですが。
　イシュタルのほうもまあ、求められたから……とか、そのくらいの感じかなぁ。最初は。
　皇太子から望まれたら、"断る"という選択はありえない。そういう思想が植え付けられていそうなイメージがあります。あう、マインドコントロール……。それに、イシュタルはユリウスの命で悪事にも手を染めてきましたし、関係を持つ中でうーん…な要求にも応えてきたと思うんですよね。自分のしたことの精神的な言い訳として、『ユリウスを愛しているから』と考えることが必要だった気がします。
　お互いに愛に見せかけた『執着』を抱いている。 ええやん、そういう関係。因みに歳はやっぱ、イシュタルのほうが上よね。いくつかな。セティよりユリウスやユリアのほうが下っぽいしなぁ。ふたつ差か、みっつ差か……。因みに身長はユリウスのほうがちっさいと思うわ……。ユリウスは小柄なイメージ。

＜アーサー×ナンナ＞
　近年気になりだしたカップリング。フリージで育っていないフリージの血を持つアーサーと、レンスターで育ったレンスターの血を持たないナンナ。レンスターはフリージに支配されていたので、確執がありそう、リーティニー同様ロミオとジュリエット……って感じはあんまりしないんだな。お互い、そういったことには淡白そう。そもそも性格が淡白そう。似たもの同士。

　ナンナって、独身でアグストリアに帰る時に『レンスターでやり残したことはない』って言ったと思います。レンスター解放を見届け、育ててもらった恩も返したから未練はないという意味でしょうか。彼女を育てたのはレンスターの騎士なのでどうしたってナンナよりリーフ優先だったと思うし、ナンナに対しては他国の姫として接してきたと思います。ずっと疎外感を味わってきたと思います。単に自分の存在価値を認めてくれる場所を求めているのかもしれません。いずれにせよレンスターに対する帰属意識は薄い。

　一方のアーサーも、ティニーやティルテュをとりあげられたことでフリージを憎んでいたので、自分をフリージに属するものだと思っていない。まわりがフリージに属するものとして扱うのに反発心を孕んだ違和感がある。境遇が、反対のようで同じなんです。
　他人との間に保ちたい距離も同じくらいって気がします。周りが放っておかなくてなんとなく中心にいることが多いと思いますが(ナンナはカリスマ持ちですしねー)、本当は一歩引いたところを気楽に感じる子たちな気がします。うちに孤独を抱えた淡白さん同士、理解しあえそう。
　終戦後は、２人でフリージに行って欲しいですね。レンスターの解放のために尽力したナンナがフリージ公妃になるのは、過去に色々あった2つの国の今後の交流をスムーズにするのではないでしょうか。となると、ナンナの父はフィンが有力か。そうなると自然に絡みが生まれそうだけど、フィン父アーサーとナンナがいい! 　という執着は特になかったりして。親関係なく、アーサーとナンナがお似合いだと思うの。フリージ以外では、エッダにいくのもいいかなと思ってます。ナンナ杖使えるし。でもおれ杖つかえないんだよなーってぼやくアーサーをいい感じにサポートしてくれそ。
　金銀のクールビューティーさんで、立ち姿的にもよさげです。

＜フレッド×ミランダ＞
　……。おーい。
『歳の離れた主筋の娘』とくっついたフレッド。
『騎士と駆け落ちした』ミランダ姫。
　ほら、EDから言ってもぴったり!　 ミランダの母はエスニャってことで、フリージの血を引く姫である可能性高いもの。
　以上。
　うっかり考え出したのはその辺りが原因なんだけど、ちょっといいと思いませんか?
　我侭で気の強いめちゃ年下のお姫さまと、穏やかな年上の騎士。姫騎士です。
　ミランダが失恋したての時、偶然傍にいたフレッドから何か気の利いた一言をもらって、それで一気に惹かれていくって感じを希望。某少女漫画のラストの某軍人さんと某ご令嬢みたいなイメージって、これでわかる人何人いるかね。
　駆け落ちした理由については、北トラキアに併合された国のプリンセスである自分と、仇敵フリージの騎士では問題になる……とミランダが思い込んだから!……って思い込みかい。フレッドはただただ勢いに圧されたって感じを希望します。
　 まあ実際には、ミランダが駆け落ち、駆け落ち、言っていただけで、フリージ本国あたりで普通に暮らしたんだと思っていますけどね。フリージだって、アルスターからすればだいぶ遠いしね。周囲も、ほぼ公認していた気がします。リーフは内心ほっとしたことでしょう。舌の根も乾かぬうちに大好きなナンナを……とはいえ、多少は気がねしていたと……し、信じたい。
　 フレッドならばミランダの弱いところも強いところもまとめて引き受けて包み込んであげられる気がするし、いいと思う。