<ファーストな親子関係>

 父ホリン・息子スカサハ、父レックス・息子レスター、父ベオウルフ・息子デルムット、父クロード・息子アーサー、父ミデェール・息子ファバル、父レヴィン・息子セティ、父アゼル・息子コープル。 
 子世代の男キャラは、こんな感じで親子でした。因みに上記は登場順です。ミデェールんと以外、なかなか似ている親子だと思いませんか? とくに、レックスんところ……。私、レスターを見て、ああ、レックスの息子が来た! って思ったもん。名前といい、髪といい……。何故弓兵なのか、不思議でした。いや、母の血なんだろうけど。

 ホリンとスカサハも髪の色が違うけど、顔、似ている。
 ベオウルフとデルムットも、髪の色と職業のためか、印象が近い。
 アーサーは、長髪なところで誤魔化されたのかもしれないけど、あえていえばクロードと似ていなくもない。
 だからまさか、父親がだれでも母親で顔が固定だなんて考えませんでした。最初は。

 で、ですね。誰かっていえばデューに似ているパティが登場して、ちょっと疑問に思った。占い屋に行くまで、ブリギッドの娘だとは思わなかった。前半の人とは無縁なキャラだとばっかり。だって、娘なのに母親にもあまり似てない。といって、父親にも……うーん。まあ、ミデェールとなら、全く似てないってことはないか……。そう納得させて、進んだ。
 ファバル登場。こちらはブリギッドの子供だって、すぐに分かった。そりゃそーだ。イチイバル持っているし。でも、やっぱりミデェールには似ていない気がする……。
 この辺でちょっとだけ、もしや子供の顔は、父親には関係ないんじゃ? と思った。だけどさ、レックス×エーディンなんて、普通はやらないはずの組み合わせなのに、どっからどうみても親子に見えるよ、レックスとレスター。他人の空似(?)とは思えない。

 そんなワケで、気を強く持って、セティ。彼は、もう正真正銘レヴィンの息子って感じ。ストーリーといい、名前といい、顔といい……固定のキャラとしか思えない。じゃあ、やっぱり父親によって、名前と顔って決められているんだ。そう思って、次章へ。

 コープル。アーサー以上に、クロードそっくり。どっからどーみても、クロードの息子。でも、クロードの子はアーサーとティニー。まだ登場していない子供キャラは……シルヴィアとアゼルの子供……?
 へにゃっとした顔だけなら、まあアゼル似といなくもないけど、何故に金髪なのですか? しかも、何故プリーストなのですか? 私は初回プレイ時、シルヴィアとクロードの会話を見ていない上に、血の系譜を見たこともなかったのです。シルヴィアがエッダの血を引いているなんて想像だにしなかった。
 まさかアゼルとシルヴィアの子供じゃあないよね、と思いつつ、占い屋へGO! アゼルの子でした(笑)。

 ここで、ようやく顔やキャラは、母親によって固定されているのだということを認めました。もっと早く気付けよ、自分。スーパーファミコンの容量なんだからさぁ。



<読み間違えたラケ×ベオの会話のこと>

ベオウルフ 「ラケシス、おまえにはすまなかったと思ってる」
  (手を出したりして)
   
ラケシス 「え、どうして…」
  (私達、恋人同士じゃないの)
   
ベオウルフ 「お前の気持ちは知っていた」
  (この俺のこと、好きだったんだろう? それを利用して楽しませてもらったのさ)
   
ラケシス 「……!」
  (私のこと弄んだの? まさか、そんな……)
   
ベオウルフ 「ラケシス、元気でな。短い間だったが、楽しかったぜ」
  (これ以上一緒にいたら、本気になっちまう。俺みたいな悪い男と姫さんじゃ、釣り合わないだろう)
   
ラケシス 「待って! ベオウルフ!!」
  (今の、どういう意味なの!?)
   
()の中は、私が勝手に行間を読んだごく勝手な解釈です。1回目のロードの時、ベオラケだったのですが……、本当に、こう解釈してました。ベオファンの方、本当にごめんなさい〜〜〜っ。無知なファーストプレイのことですからっ。
 まさか、ラケシスが本気の本気でエルトシャン好きだとは思ってなかったんです。単なる度を越えたブラコンだとばっかり。ほんとは、ベオウルフ(フィン、ノイッシュも同様に)の方が切なかったんだよね。
 生きている相手なら奪いとることも諦めて身を引くことも出来るけれど、愛した人の想い人は死んだ人間……。しかも、ラケシスは、寂しさからであっても、それが錯覚であったとしてでも、愛を囁き、自分を必要としてくれている……。うーん、もの哀しいドラマですねぇ。

 と、アレス×ナンナの会話を見た後なら、こういう解釈もできるんだけど、この時はね……。ベオウルフ、なんて悪い男じゃ! ゆるさーーーーん! と私は1人怒りまくったのでした。ふう。どうせなら、ノイッシュのように分かりやすく言ってくれ! いや、あれで十分に分かりやすいのかもしれないけど。私が馬鹿なだけ……。


<フィンの恋人を求めて>

 第一候補はフュリー
 フィンがお気に入り。説明書を見た時から、この子には絶対可愛い恋人を作ってあげよーと心に決めていました。
 で、そのお相手の第一候補は、同じく説明書のイラストで目をつけていた元気の良さそうなペガサスナイトの女の子でした。そう、よりにもよってフュリー。
 私はイラストを見て、彼女のことを、元気がよくて、明るくて、ちょっと気の強い、どこぞのお転婆姫なのだ! と思い込んでいました。しかも、グングニルの継承者だと思っていました。付録? の聖戦の系譜図のトラバントのシルエット、あれをフュリーだとばっかり。
 何故かフィンが気に入ったお姫様は、健気かつ積極的にらぶアタック! で、フィンは戸惑いつつも、流されるまま、お姫様を可愛いと思うようになり、ついには愛してしまう……。
 なーんて、シチュエーションを夢見てたのです。アホですねぇ。
 まあ、そんな訳で、フュリーをフィンの恋人にしようと、登場を心待ちにしていたのですが……。いざ登場すると、想像していたのと正反対で。しかも、別の男に惚れているっぽい。
 うう。こりゃ、とーてい、フィンに熱烈ならぶアタックをかましそうにはないぞぉ。仲間になってから数回隣接させましたが(させるなよ……)、やはり彼女はフィンには合わない。そう思って止めました。でも、フィン×フュリーもなかなかいいよね、騎士×騎士で! フィーの怒りもごもっともで!……なーんて思っている数年後の自分。まあ、ラブアタックは無理があるけど。
 イラストのフュリーって、ゲーム中とイメージ違いすぎるよねえ。
 
 ティルテュとブリギッド
 自軍の他の女性はフィンの相手としてイマイチ、ピンとこない。迷っている内にラケシスやアイラなど、彼女もいいかもねぇなんて思っていた相手にも、それぞれそれらしい相手が現れて……。でもでもっ、フィンには絶対、恋人を作ってあげたい! ああ、そろそろ決めねば一人身になってしまうのでは!? そう思っていた矢先に登場した二人の女性。ティルテュとブリギッド。

 ティルテュ。見た目は超おっけー! 銀髪美少女らぶらぶなおいらのハートをがっちりゲット。うん、フィンとあいそう。ビジュアル的に。念願の元気で明るいお姫様だ。彼女ならば熱烈らぶアタックでフィンをめろめろにしてくれそーだ。神父様のことは、このさい目を瞑ろう。フュリーほどの一途な愛は感じないし。
 とれるぞ、フィン! ああ、だが哀しいかな。彼女はなんともおバカっぽい。そこがなぁ……。

 で、一方のブリギッド。
 見た目は、バッチ好みというわけではないけれど、まあ、美人でなかなかよろしいのではないでしょうか。年上っぽいけれど、フィンにもそこそこ似合いそう。
 少し影がある、気の強い(でも本当は弱そう)な、一応、お姫様。らぶアタックはかまさないだろうけど、戦いの中で自然に親しくなっていく関係って感じで、これはこれでいいカップルになれるだろう。性格もおつむも、うん、まあ、いいよな。

 んで、散々迷った末、ティルテュに決定。
 むちゃツボなみてくれが決定打だった気がします。ブリギッドはミデェールとくっつけるのも面白そうかなぁ、という気がしたし。
 で、数回隣接させた後、どうせまだクロードが気になっているんだろうけど、と思いつつ、ティルテュを占い屋に行かせて見たならばさ! フィンが好きっ☆ とか、なってるじゃあありませんか! 当然、フィンもティルテュが好き。狂喜乱舞。この二人は王道カップルなのか……? やはりティルテュを選んで正解だった。とかやりつつ、次の章へ……(注・当然結ばれていない)。
 そして、フィン、キュアン夫妻とともに、レンスターへ帰還。結局、フィンの恋人は作れなかったのです。ハイ。


 後半へ持ち越し?
 のうのうとフュリーを待っていた地点で、ほぼ独身に決定してしまっていたんですよね。フィン×ティルテュも、フィン×ブリギッドも、ファーストプレイじゃ厳しいです、はい。
 で、後半戦。続いちゃうんです、フィンの嫁探し。だって、後半のフィンは恋愛不可能だなんて、とーぜん知らなかったんだモーーーン。

 7章。まあ、フィンったら、まだ若いじゃない。
 オイフェみて、髭生えてたらどーしよーーーっ、とかちょっと心配してたんだけど、いらぬ心配でした。子供っぽさがいい具合に抜けて、立派な青年におなりあそばされた。よく考えると、青年どころか、中年といったほうがしっくりくる年齢なんでしょうが、そこは忘れて! さあ、若い娘とれっつ恋愛!!

  そんな訳で、相手は身近なところから
 よし、じゃあラケシスの娘ナンナにしよう。のったらくったら選んでいると、また恋人を作り損ねてしまうもの(とっくに、作り損ねてるってば)!  身近な娘だから、きっと会話もあるだろう。
 うちの後半最初のフィンは、LV22デュークナイト、銀の槍、手槍、鉄の槍と装備もそこそこ立派(でも勇者の槍はフュリー→フィーと渡っていた)。挙兵失敗したのが不思議なほどに強い強い。
 LV1の、カワイカッコイイけど、一人で雑魚敵の一匹も倒せない貧弱な王子様より、断然、立派な騎士様の方が素敵でしょう? ナンナが、これまで自分を護り育ててくれた身近な人フィンに淡い想いを抱いてたところで、何ら不思議はない。何より、私は歳の差カップルが好き。

 よっしゃ、この娘に決定だ! 
 と、はりきって隣接を始めたのですが、待てども待てども、お互い気にも止めてくれない……。ナンナは何時の間にかリーフを好きになっているしさぁ。でもまあ、前半で、イレギュラーな組み合わせでは会話イベントがないことを学習して、後半はなるべく正統カップルでいこうと思っていたので、そのままリーフ×ナンナでくっつけちゃいました。アルテナの存在と、可愛いパールのティアラの話にくらっと来たというのが本音だったりもしますが。キュアンとエスリン、可愛すぎる☆

 そして、誰もが考えそうな……
 アルテナ登場!
 おおおおおっ、キュアン似の娘さんじゃん。エスリンには、ちっとも似てないけどね……。でも、あの二人の娘、フィンとは因縁浅からぬ間柄。あううん。気にも止めないナンナは諦め、こっちでいくか?  9章で、んなこと考えてた。すると、二者択一の会話イベントまで、ある!
 二者択一といえば、アゼルとミデェール、ヨハンとヨハルヴァのように、恋のバトルだ! 択一の相手がハンニバル、という辺りに色気が感じられないけどさ。

「私、貴方が大好きでした」だよ? 
 フィン、やっと長い冬が明けたね。これまで、独身を貫いてきて良かったね……。
 とまで思ったのに! 
 会話直後占い屋に行っても、お互いに気にも止めない。懲りずに終章まで、なるべく隣接させて進めましたが……ご存知の通り、全然無駄でした。


  その後は
 そんな訳で。
 フィンはエンディング、リーフとナンナとともに、レンスターへと帰っていきました。まあ、一応長いこと隣接していたナンナとも一緒ですけど……一緒ならいいってもんでもないっすね……。
 そして私は、フィンは前後編ともに登場するから、恋人を作れないんだ! という結論に、何故か達してしまいましたとさ。
 よって、セカンドプレイでも、恋人なし。攻略本購入後のサードプレイにして、やあっと、ラケシスと恋人になりました。その時、初めてナンナ×アレスにも成功し……間違いと言われてしまいました(泣)。

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