行動記録


 今年になって急に飛行機づいてきた。
セスナ機で元旦に初日の出を見に行き、連休には大島
から新島に飛び、さらには今度は飛行機には乗らなか
ったものの静浜基地の航空祭に出かけることになった
からである。
静浜基地とは静岡県の大井川下流に位置する自衛隊の
飛行場のことだ。
 5月26(日)朝8時頃JRで藤枝駅へと向かった。
ここから30分ほどでバスが飛行場へと着く筈だ。
実際に到着してみると、各種の飛行機がズラリと並ん
でいて、自衛隊員が親切な案内役にもなっている。
土産物や食事関連のテント店も多く大賑わいだ。
天気は快晴、風はそよ風、まさに飛行機日和だ。
そう思った時突然、「グワッワーン」という音が耳を
つんざいた。大きな機体が低空で目前をよぎったのだ。
     (この項、エッセイ欄にても紹介)
 またまたセスナ機に乗るチャンスがやってきた。
大島空港まで飛んで、さらにその後、新島まで飛ぼう
というプランである。
その話を耳にした途端、即座に「ぜひ、ぜひ」と参加
欲を示した。雨が降ろうが槍が降ろうが、とその気に
なったのである。
ところが当日、ーー天気はピーカンの晴天に恵まれた。
清水の三保空港からの9時半離陸だ。
そして、駿河湾上空に達したと思ったらすぐに伊豆半
島にさしかかった。機体がちょっと揺れる。陸地の上
昇気流のせいだ。遠くに大室山が見え、その先に大島
がうすらと見える。プロペラ音が心地いい。
「よーし、あそこまで飛んで、その後は新島か」ー。
心だけはセスナ機よりも早く新島まで飛んでいた。
     (この項、エッセイ欄にても紹介)
 飛行機に乗って初日の出を見たらどんなに気持ちが
いいのだろうーーかねがねそんな気持ちを抱いていた
ら、ある日突然、「今度の正月にセスナ機で駿河湾上
空を飛んでみませんか」とうれしい話が舞い込んだ。
 すかさず「喜んで…」と返事し、いよいよ当日の朝
を迎えた。2002年の元旦のことである。出発地は
清水市の三保半島の先端近くにある三保空港だ。
朝6時15分頃、我々パイロットを含めて4名のメン
バーはセスナ機に乗り込んだ。
プロペラが回り始め、各計器の点検チェックが行われ
ると「いよいよ出発だ」という緊張感が漲ってくる。
 やがて滑走開始、勢いが高まったかと思ったらすぐ
さま浮上だ。下界を見下ろせば空港周辺の浜辺の人々
や船上の人々が我々の飛行機を仰ぎ見ていた。
     (この項、エッセイ欄にても紹介)
天気のよい日に東名高速や新幹線で東京方面に向
かっていると、突如、とても大きな美しい富士山に
出会うことがある。静岡から清水を通り過ぎ、興津
辺りに差し掛かった頃だ。
この時は幾つかのトンネルを抜け、右側に太平洋、
左側に山裾、といった場面で、真正面に富士山がズ
シンと浮かび上がってくる。まさに圧巻だ。
 さて、本日はその絶好地点の景色をもっと堪能し
ようと「さった峠」への登頂を目指すことにした。
 ところがどっこい、この日は勢いあまってかこの
一帯で一番高い浜石岳にまで登ってしまったのだ。
勿論、さった峠を遥か上回る高さの山である。
 もうこうなると、わが脳はあまりの美しさにとろ
けるばかり。但し、歩いて登ったからこそである。
 2001年11月23日(日)=(この項別記)


前の記録へ    次の記録へ


Copyright @ 異業種交流会(静岡&浜松), 1999