行動記録


 この2月に竜爪山へ登ったメンバーの中の一人から
「今度はやんぶしに登りましょう」との声がかかって
きた。ヤンブシとは山伏と書く山で標高2,014m
の静岡市奥地の山である。「えっ、やんぶしに?」と
言ったが引っ込むわけにはいかない。竜爪山では一番
へこたれた仲間からの提案だったからだ。といっても
実際にはかなりの所までクルマで登れる。「よしわか
った行こう行こう」ということで5月29日に登頂、
幸い快晴に恵まれた日となった。山頂は静岡県の標識
が出ていたがもう山梨県との県域だそうだ。
 「ナニナニこの姿、気味の悪い」ーーこんな声が聞
こえてきそうだが、これはレッキとしたサウジアラビ
ア人の正装着。勿論、近頃話題の白装束でもない。
「じゃ、なぜその格好を?」と問われても困るが実は
このたび我々異業種の会(SP研)でサウジ出張経験
者がこの衣装を持参、皆に披露されたので、ついつい
借用、その場で「これは珍しい」と着用させてもらっ
たもの。ちょうどこの日は某商社マンを招いて「中近
東のビジネス」という講演を聴く日だったためだ。
 人生、どこに異次元体験があるかわからない。
 2003年の4月1日ーーいよいよ静岡市と清水市
は合併し、新しい静岡市が誕生することになった。こ
のため3月31日の夜から翌朝にかけてはJR静岡東駅
近くのグランシップと、日本平山頂の2会場で各種の
記念イベントが華やかに繰り広げられた。私は自分で
「日本平夢の開発プラン」という本を執筆したことで
もあり、この数ヶ月間はそちら方へは再三出向いてい
たことから今回はグランシップの方へ出かけてみた。
 会場では、周辺市町村の音楽・舞踊の賛助出演もあ
り大変盛り上がっていた。静岡市と清水市はもはや一
体感作りに成功しているかのようでもあった。
          (この項エッセイ欄でも詳述)
  3月29日(土)、清水市の商店街では「マグロの
鉄火巻き、日本一挑戦イベント」が開催された。
宮城県気仙沼市の樹立している272mの日本記録を
上回ろうというものである。
「こんな長さ競争ならばいつでも追いつき追い越され
るもの…」とは思いつつも、「せめてわが地元が日本
一に挑戦するならばぜひ」と見に出かけてみた。
 会場は商店街の中央辺りで、既に特設テーブルがズ
ラリと並び、その周囲には奥様族や子供達が肩と肩を
ぶつけ合って大密集。もはやカメラのつき入るスキも
ない。でも、そこを敢えて潜り込んで行く…。
          (この項エッセイ欄でも詳述)
 本日、県外の知人から「あなたの書いた日本平夢の
開発プランという本が届いたよ」との電話が入った。
「届いた?」と、その意味を聞いてみると、インター
ネット上で申し込んだところ、それが今自宅に届けら
れたとのことであった。
 予てよりそういう仕組みがあることは知っていたが
静岡県内だけでしか発売されていない本までが「日本
平」の文字だけで検索され、そのまま申し込めるとは
思いもよらなかった。
「ホホウ、それでどのように?」と尋ねてみると、答
えは簡単、Yahooのトップページで「本」の項をクリ
ックし、そこからたどって申し込み手続きを行えば後
は商品を待つだけ、着払いでもOKだそうだった。
        (この項エッセイ欄にても紹介)
  「私は夢という字が大好きですから…」と全く存知
ない方から、左の写真のような色紙を頂戴した。
よく見れば色紙といっても折鶴で夢の文字が構成され
ており、鶴は大小合わせて56羽も並んでいる。
「ホホウ、これは凄い」と感激するやら敬服するやら
で、上下左右に何度も見つめ直すことになる。
 お送り頂いた方は静岡県内の80余才の男性の方で
「ボケ防止に作っているだけで」とのことであった。
早速お礼の電話を差し上げたところ、「あなたの著書
が夢のプランになっているから」とのことであった。
夢を描いていると思わぬ幸運に恵まれるものである。
            (2003年2月末記)


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