平成二十二年十一月二日


【復讐】

 昔、当サイトの前身である『紐井屋』が開設して間もない頃。

 まだ血気盛んだった僕は『紐井屋』を“硬派な車サイト”にすべく、【HIMOIYA RALLY】というイベントを企画しました。

 千葉の端で催した企画ですが、結構な数の方々が参加して下さいましてね。その中にはわざわざ四国から足を運んで下さった奇特な方がいらっしゃいました。

 仮にSさんとしておきます。

 当時からの閲覧者さんは憶えていらっしゃるでしょうか?

 えぇ、あの巫女装束でいらっしゃった、素敵な殿方です。


 それから時が流れ、『紐井屋』晩年期。

 Sさんは再び、四国より愛車で自走して千葉にいらっしゃいました。

 僕に結婚報告をするために。

 独り身だった僕に、可愛らしい奥様を見せつけるために……。

 当時のSさんの勝ち誇った笑顔に、僕は幾晩も悔し涙を流し、枕を濡らしたものです。


「いずれ結婚できたら、紐井さんも四国に来て下さいね」


 ………………。
 …………。
 ……。


 あれから幾年……。

 僕も奥様を迎え入れることができました。

 色々あって、すぐにはご報告には行けなかったのですが……やっと、時は満ちました。

 行ったろうじゃん! 愛車で四国に!!


 今、預かりものを返しに行きます。


 

 900キロ先の「カツオ」の国に、ステアリングを向けろー!


平成二十二年十一月九日


【四国】



 預かりものを返してきました。

 およそ6年ぶりでしょうか。久しぶりにお会いした高知の旦那様&奥様は、とても可愛らしい娘さんを連れていらっしゃいましてね。

 我が奥様曰く「よつばちゃんみたい」な天真爛漫な女の子で、なんであの旦那様から、かような素直な子が育つのかと不思議でしょうがありません。きっと奥さんの子育ての賜物ですね。思わず東京へとお持ち帰りしたくなったとかならなかったとか(父性から出た言葉であっても通報されるご時世なので、曖昧な言い回し)。

 高知のご一家様、その節は大変、お世話になりました。何年後になるか分かりませんが、またお会いしましょう。

(四国編はもう数回続くんじゃよ)


平成二十二年十一月十日


【四国】



 “こんぴらさん”こと『金刀比羅宮』参り。その階段数1368段。


 男にはですね、例え息が上がろうが、腿やふくらはぎが震えようが、膝が激しく痛くなろうが、苦痛を悟られぬよう涼しい顔をして「大丈夫?」なんて相方に気を配りつつ登らなければならない時もあるんですよ。


 そんな悲しい生き物たちが目と目で通じ合い、無言で慰め合う、涙と根性と男心と同情のお宮参り……。


平成二十二年十一月十八日


【四国】



 高知観光でお馴染みの桂浜。ぜよぜよ。

 数日前にさだまさしが来てたらしい。ぜよぜよ。


 それはそれとして、四国の交通事情。

 事前に高知の旦那さんから「都会モンには厳しいッスよ」とさんざん脅されていたので、当初は必要以上に警戒して安全運転。

 なるほど速度●過はあたりまえ。信号も変わってから数秒はロスタイム。

 血気盛んな方々が多いっすねー。《意見には偏見、誤解、個人差があります》

 関係ありませんが、僕が暮らしてきた千葉は袖ヶ浦ナンバーの地域は、お祭りといえば裸祭が連想される、血気盛んな方々が住まう場所。《重ね重ね書きますが、意見には偏見、誤解、個人差があります》

 なんか都会暮らしで忘れていた感覚を思い出すというか、昔を思い出すというか…………。


 にっしゃ、よそんナンバーだかってよ、あおりゃぁおったまげっと思うなさー!?

 おっがってよ、こんくれーの道で運転してきたっだかんな!?


「張り合うな! いいから安全運転しろっ!!」(奥様談)


 はい……。


 信号と路駐車の数は都内と比べて圧倒的に少なく、運転そのものはしやすかったです。ぜよぜよ(←ご当地の人は誰も言ってない)。


平成二十二年十一月二十二日


【日常】

 先日、車検のために実家に戻った折、愚妹より高校受験を控えた甥っ子(兄)の話を聞きましてね。

 なんでも「高校生になれたら彼女ができるかな?」とぼやいていたそうな。

 ひゅーっ、思春期だねぇ! 甘酸っぱいねー!!

 恋愛ゲーム貸そうか?


 この甥っ子(兄)、風貌と性格が僕と似ているってよく言われてましてね。

 その風貌と性格がよく似ている(愚妹の)兄ちゃんはな、かなーりの年齢になるまで彼女はできなかったんだ。

 でもかなーりの年齢になるけど、結婚はできたからさ。

 最低限、安心していいんじゃないかな?

 こっちの恋愛ゲームは18歳になったら貸すよ。


平成二十二年十二月九日


【たわごと】

 あるところにAグループ、Bグループ、Cグループ、Dグループの、四つのグループがありました。

 ある日、AグループがDグループから攻撃を受けました。

 Bグループ、Cグループは、自分のグループには関係ないので、これを見て見ぬフリしました。

 今度はBグループがDグループから攻撃を受けました。

 Aグループは以前、自分を助けてくれなかったから。Cグループは自分のグループには関係ないので、見て見ぬフリをしました。

 次はCグループがDグループから攻撃を受けました。

 AグループもBグループも、以前、自分を助けてくれなかったからと、見て見ぬフリをしました。


 えっ? 普通、Aグループが攻撃を受けたら、BグループとCグループが協力して、Aグループを助けるんじゃないかって?

 じゃぁ仮に……仮にだよ。Aグループを「お酒を呑む人たち」、Bグループを「タバコを吸う人たち」、Cグループを「オタク趣味を持つ人たち」としよう。

 そしてDグループの攻撃を「増税」や「規制」って形に置き換えてみれば、人はどれだけ自分に無関係なグループに無関心なのか。そしてDグループのやり口ってのが……分かるんじゃないかな?


平成二十二年十二月十日


【日常】

 すっかり冬の陽気になりました。

 お風呂で髪を洗っている途中、シャワーのお湯が何らかの理由で冬の冷水に変わった時の衝撃と、この冷水で頭の石けんを流さなければ湯船に入れないどころか目すら開けられないって状態の絶望感ったらもう!


平成二十二年十二月十四日


【猫】

 今日も元気な我が家の愛猫『まゆ毛さま(仮)』と『ほくろ様(仮)』。






 先ほど食事をしようとしたら、二匹による実戦さながらの演習が始まってしまいましてね。

 信じられますか? こいつら1メートルくらいの高さに跳んではすれ違いざまに攻撃したりと、空中戦までこなすんですよ。

 三次元的な立体攻撃をするには、テーブルの上は格好の跳躍台。人様の食事など意に介さず、飛び乗っては駆け抜け、跳躍しまくりです。

 もちろん人間様も黙ってはいません。食事を防衛しながら演習の制止を呼びかけ、場合によっては捕まえて放り投げ!

 ちぎっては投げ、(再び飛び乗られては)ちぎっては投げ、(何度も飛び乗られては)契って鼻毛!

 あぁもう! 落ち着いて食事ができぬ!!


 本能に火が着いていないときは、もうちょっと聞き分けがいいんだけどねぇ……。


 そんなわけで二匹の主人たる人間様こと僕は、今日もカウンターで猫活劇を眺めながら立食です(直訳:流し台の上に食事を置いて、そそくさと立ち食い)。


平成二十二年十二月二十八日


【日常】

 

 ちょっと前のお仕事ですが、とある方を取材する際、一緒にゴルフコースを回っていました。

 とある方の腕前はシングル。これはボーリングで例えるなら250以上を出せるクラス。カラオケで例えるなら採点機能で98点以上を出せるクラス。ファミコンの連打数で例えるなら14連射以上を出せるクラス。えーと、あとはなにで例えられるかな?

 プロや職業アマチュアではなく、あくまで趣味として嗜むには、ハイレベルな腕前なわけですね。

 取材なのですから、僕はいつでも話ができるよう、常にその方の近くにいなければならない。
 もし僕もゴルフをしながら取材をするならば、シングルの腕前の人と同じ所にボールを置ける、シングル以上の腕前が必要なわけですね。

 現実問題、その取材までゴルフのゴの字も知らなかったヤツに、それは絶対に無理! 意地を張ったら取材相手さんに迷惑をかけるだけ。

 というかゴルフ場の都合で一度だけ、一緒にゴルフをしながら取材し案の定、関係者の皆さんに途方もなく迷惑をかけたわけですが!

 そんな理由と経緯から、僕はゴルフをされるとある方の近くを、てくてくと歩きながら取材していました。

 で、数年に渡ったこの取材仕事が終わる際、取材先さんは「いつか一緒に回りましょう」と仰ってくれましてね。

 あー、無理! だって少なく見積もっても5年以上、2〜3日おきにゴルフ練習場に通っていながら、最終的にも120前後のスコアしか出せなかったんだよ。(参考までに取材先さんのスコアは80前後)

 その時はそう思い、その方の言葉を社交辞令として受け止めたんですよ。

 この取材仕事が終わってから練習場通いも止め……。まぁ経済上の理由もあって、ゴルフをすっぱりと止めました。


 でも最近になって「それでいいのかなぁ」と思うようになってしまいましてね。

 正直、このままだと悔いが残るよなぁ……。

 一度でいいから、認めて貰いたかったなぁ……。

 あ!?

 ふと「そうか、僕は認めて貰いたかったのか」と、心の奥底にあった願望に、あらためて気が付かされましてね。

 せめて常に100を切れる腕前になれば……認めて貰えたかな?


 もう一度、その方とお会いし、一緒にゴルフをできる機会が訪れるか分かりません。

 けれどもしその日がきた際には躊躇無く「はい」と返事ができる程度の腕前がなければ、絶対に叶うことはないでしょう。

 とはいえ仕事も家庭もありますし、昔のような無茶な打ち込みはできませんが……。わだかまりを持ったまま暮らすよりは、実際に再開した方が精神的にもいいでしょうしね。


 よし、もう一度、ゴルフを始めよう。


 というかゴルフに限らず、来年はもう少し仕事に趣味に積極的に動いてみよう。


 そんな(戸籍上)40年目の目標を立てた年の瀬でした。


平成二十二年十二月三十一日


【日常】

 これより実家に戻ります。

 スケジュール的にゃぅ゛ぁぃお仕事を残したままですので、気持ち的に不安なままの年越しとなりそうです。

 来年はもう少し余裕を持って過ごしたくはありますが、(戸籍上)大厄で、きっと一筋縄じゃいかない一年が待っているんだよなー。

 もう結婚しているのに突如モテ期に入り、あっちこっちでちやほやされて「困ったなー」って感じになるんだろうなー(希望)。あぁ、困った困ったどうしよう(棒読み)。

 饅頭の次はお茶が怖いです。


 今年は気持ちや行動にムラが多く、人様に多大な迷惑をかけた一年でした。

 来年は(自称)27歳という年相応に、心の安定したアクティブを目指したいと思います。

 まぁ、いきなり不安な気持ちを抱えたまま年明けを迎えるんだけどなー。

 うん、戻ってきたら頑張ろう。


 それでは皆さん、今年一年、ありがとうございました。


 来年もまた、よろしくお願いします。






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