平成二十三年一月三日


【日常】

 厄年を祝ってられるかいっ!(最低の新年のご挨拶)


 厄年(前、本、後)でも、九払いでも、八方塞がりでも、暗剣殺でも、鬼門でも、裏鬼門でも、歳破でも、困難宮でも、五黄殺でも、本命殺でも本命的殺でもない、すこぶる絶好調な皆様におかれましては、新年、明けましておめでとうございます。


 人の運勢って、厄だらけですよねー!!


 絶好調な皆様も、厄を背負った皆様も! 

 今年も紐井と紐井亭をよろしくお願い申し上げます。





平成二十三年一月四日


【日常】

 いつまでも「厄年だから」、「本厄だから」と、おんもに出るのを怖がっているわけにはいきません。

 というか実家から、仕事場のある奥様のご実家へと帰らないわけにはいきません。お正月中だってのに2件もの催促の連絡がありましたしね。


 というわけで、僕の実家へ挨拶にきた奥様と一緒に、初詣ついでに日常へと帰ります。



 初詣は奥様と式を挙げた、千葉市にある検見川神社へ。
 あの発生から半日で日本に上陸、千葉に直撃した台風の中の式から、もう3年前も経ったんだねぇ……。

 こちらで厄払いの御守りを購入。実家の悪友たち(同級生)と集団厄払いに行くまでは、この御守り(五百円也)に頑張ってもらいましょう。




 検見川神社に向かう途中、真っ白なモフモフと遭遇。「神の使いの白いおキツネ様か!?」と思いきや、キツネ顔した真っ白な猫でした。

 いやまぁ、おキツネ様の生息がキビしい昨今、きっと神様はこの白猫をお使い替わりに出してくれたのでしょう。ならば「神の使いの白いお猫様」と呼ばなくてはなりませんね。

 ほら、そう思えばなんて神々しい!

 お猫様、油揚げいります?

 いらない? あっそう。




 そして奥様のご実家に帰宅。
 なぜか机の上には、禍々しい生き物が描かれたメモの切れ端が……。

 奥様、この禍々しい生き物は、なんの意味を持っているのでしょう?

 え? これウサギ?

 奥様が描いたの?

 っていうかウサ人(じん)?

 可愛いでしょって?

 いや、禍々しい(キッパリ)。

 絶対にサイトに載せるなって?

 いやまぁ、そういうフリをもらったら、載せないわけには……ねぇ。

 というわけで奥様作『禍々しいウサ人(じん)』、載せました。

 今夜、これを見た皆さんの枕元に、ウサ人が遊びに行くよ!



平成二十三年二月一日


【日常】

 ハンドル前に幼児用シートと風よけ、荷台にも幼児用シートを装着! という仕様なママチャリ&奥様が数台、歩道を並んで蛇行気味に走行されていまして。

 その姿形と集団走行っぷりに、伝統的デコレート単車でワンワン、ワワワン! と走行される方々を彷彿させて、「同じくらいの世代かな」と、妙な納得をしたり。


 ちょっとちょっと、気が付けばもう二月ですよ奥さん!


 一月はお仕事多忙&精神的に落ち込むことが多々あり、仕事だけをしていたら過ぎてしまいました。

 目標くらい立てておかないと、アッという間に今年が終わってしまいそうな感があったので、今さらながら目標を立ててみることに。

 まぁ目標くらい、高く掲げたいよな。うん。


・色々な借りを返済し、人並みにお金を貯めよう!

・で、オイル漏れ他、色々ガタのきている愛車をちゃんと治そう。もしくはぽるせを買おう!

・仕事場を外に借りるのもいいな!


 さて、その為の手段は……。

 ふむ、まったく思いつかぬ……。

 まぁ、高い目標と崇高な志があれば何とかなるでしょう!


 つーか、どこぞの政党のマニフェストか!


 今年も相変わらずの地に足のつかなさっぷりに、ほんのちょっと凹んでみたり……。


平成二十三年二月七日


【日常】

 旧友のSは、実家が加工業を営んでいまして。

 で、このSのパパは昔気質の職人さん気質を持たれており、丁寧な製品を作る反面、(加工前の)素材の品質が悪いと容赦なく不良品として突っ返してしまう。素材を作る部署や製品を統括する部署泣かせの方でした。

 製品を統括する部署から「不良品として判定する基準を下げ、そこそこのレベルで加工して欲しい」と再三、要求があったものの、「要求されたレベルじゃ、きっと納品先が困るだろう」と、高品質を維持し続けたため、ついには干されてしまうことに。

 Sのパパは自身が高齢ということもあり、「言われたとおりにしますから、仕事を下さい」と頭を下げて要求を飲むより、工場を閉めることを選びました。


 それからしばらく後……。


 製品を統括する部署はSの実家とは別の、要求通りのレベルで素材を加工する工場と取り引きをして同じ製品を作っていたのですが、納品先から「元のレベルに戻せ」とのクレームが入ったそうで。

 Sのパパ作の製品と新しい工場の製品の差はわずかだったそうですが、このわずかな差が納品先では致命的な差になったらしく、奇しくもパパの予想が大当たり。

 統括する部署は、新しい工場に品質の向上を依頼したそうですが、これがなかなかうまくいかない。

 ついには納品先から「元の工場に戻さないなら、取り引きを止める」と、宣告されて万事休す。

 さて以前と立場が逆転。

 統括する部署はSのパパの元に「お願いします」と頭を下げにきたそうな。


「そりゃぁ気持ちのいい話だな」
「あぁ。けど若い働き手じゃ同じレベルの製品が作れないってのも複雑な気持ちだよ(S)」
「複雑?」
「日本の製品がアジア随一ってのはもう昔の話で、今じゃどこでも日本以上の品質の製品を作れるんだ。
 製品を統括する部署だって、オヤジが断ったら、多分、海外に頼んだだろう。発注する数が少ないからコストが合わないってだけの話だったからな」

 現場を知り、かつ自身も技術者のSの表情は、親の技術が認められて誇らしいような、親の技術はもうこの国では過去のものとなっている現状が寂しいような、まさに複雑なものでした。


 最近のお酒は、誰と呑んでも少し心が寒くなる。

 そんな気がします……。


平成二十三年二月十二日


【猫? 不思議な話?】

 先日、飼い猫のまゆ毛様(仮)&ほくろ様(仮)と、お留守番をしていた時のこと。

 ダイニングにて珈琲を淹れている最中、家の玄関の方でなにかが落ちるような、ドスン! って音が聞こえたんですね。

 見に行けば白っぽい猫の後ろ姿が見え、悠々と歩いて別の部屋へと入っていきまして。

 まゆ毛&ほくろの柄じゃないよな、と思いつつ二匹を確認。



 ほくろはヒーター前でひっくり返って暖を取っており、まゆ毛は僕の足元で、白い猫の入っていった部屋を見ています。

 窓や扉はどこも開いちゃいないけど、余所様の猫が入ったかな?

 先に白っぽい猫を追っていったまゆ毛を追い、僕も部屋へと確認に行きます。

 その部屋は二畳程度の脱衣所で、隠れる場所なんてどこにも無し。

 まゆ毛と一緒に、頭上に「?」マークを浮かべながら、物陰とかをのぞき込みますが、白っぽい猫の姿はありませんで……。


 ふーむ……。


 僕は現在、諸所の事情により奥様のご実家にご厄介になってます。

 僕がご厄介になる前に、この家では白っぽい猫を飼ってらっしゃいました。

 が、既に亡くなっており、僕との面識はほとんどありません。

 僕がなんらかの拍子で脳裏に残像を描いたにしては、関連が薄すぎます。

 ましてや僕と一緒に白っぽい猫の姿を見た(と思われる)まゆ毛に関しては、面識はゼロ。


 ただの気のせいじゃ……ないと思うんだけどなぁ。


 本当に白っぽい猫がその姿を見せたのか?

 はたまた、猫は家につくとも言いますし、この家が「ここには以前、こんな猫がいたんだぞ」と、白っぽい猫のイメージを僕とまゆ毛様(仮)に見せたのか?

 どう思う、まゆ毛様(仮)?


(さてね)


 なににせよ不思議な話とは、往々にしてよくあるものです。


平成二十三年二月二十二日


【帰ってきたウサ人】

 少し前に、奥様の描かれた『ウサ人』の話をしたと思います。

 はい、この禍々しい落書きです。



 でですね、先日、奥様の実家近くにある、とあるお寺へとお参りに行った時なのですが……。

 お参りも済み、名物のお蕎麦を食べ、お土産屋さんを冷やかしていた時のこと。

 とあるお店のワゴン(?)から、なにやらすごい視線を感じまして……。

 なんだろう、この視線……。

 あ……。




 ウサ人……。


 ウサ人がこっちを見ている……っ!

 奥様、ウサ人だ! ウサ人がいるっ!!

「きっとこれも縁だね、買わないと」

 か、買うの!?

「だって買わないと、きっと家に来るよ。頭だけで!」

 頭だけで!?

 なにそれ怖っ!!

 ってかここ、お寺のお土産屋さんでしょ。そんな呪いのアイテムじみたことは……。

「買ってくる」

 うわっ! 本当に買った!!


 そんな訳で、我が家の居間にこのウサ人ヘッドが飾られることになりまして。

 お寺のお土産屋さんで売っていたのですから、きっと縁起物に違いありません。

 縁起物に違いないのですが……。


 なんか四六時中、ものすごい視線を感じるんですが……。


平成二十三年三月十六日


【猫】

 先の三月十五日、愛猫まゆ毛様(仮)は満二歳の誕生日を迎えました。

 人間の年齢に換算すると25歳くらいでしょうか。

 うわ、そう思うと僕は毎日、ヒザの上に25歳のお兄さんをのせていることになるのか。



 ひいき目もあるとは思いますが、よく懐いてくれています。

 思えばこれまで一緒に暮らしてくれた猫の中で、とくによく懐いてくれたのは、みんな黒い色の、そして尻尾の長い猫でした。

 僕の足元にはいつも黒い猫がいて、長い尻尾を足に絡ませてくれる。

 きっとこれからも、ずっとそうなんじゃないかな……って、なんの根拠もありませんが、そんな気がしています。



 なにはともあれ、誕生日おめでとうまゆ毛様(仮)。

 僕らと出会い、僕らの元に来てくれてありがとう。

 これからもずっと、僕らの足元で元気に……いや、そこそこの元気で走り回って下さいませ。

 

「……」

 いや、ほくろ様(仮)はもうちょっと懐いて下さい。

 ホント、お願いします……。


●追記:

 思うことは多くあります。

 けれど、僕には僕のできることを。

 いつも通りの更新をしたいと思います。


平成二十三年五月十三日


【日常】

 3月11日以降、お仕事がガクンと減った今日この頃。


 ハッキリいって大ピンチなんじゃよ!


 世間様は色々と予断を許さない情報で溢れていますから、そりゃぁ食料や生活必需品以外は買い控えるのが普通でしょう。

 CMにて「それって本当に必要ですか」なんて言われちゃぁ、本や雑誌を始めとした娯楽関係は、真っ先に「これって必要かなぁ」と、省かれてしまうわけで。

 タ●ンワーク、タウ●ワーク、仕事仕事しーごと……。


 そんな危機感溢れる僕に見かねたのか、奥様より「清正井に行くと仕事運が上がるらしいよ」との言葉をいただけましてね。

 清正井? なにそれ?

「某芸人がこの井戸に足を運んだら、即、仕事の電話が来たって、TVで言ってた」

 あはは、まさかそんな便利な場所が……。

「じゃぁ行かない?」


 行きます!

 僕、井戸大好きなんです。紐井の井は井戸の井ですから。

 是非行かせて下さい!



 そんなこんなで、まずは明治神宮へ。





 おー、はじめて足を運んだけど、なんか空気が違う!

 滅茶苦茶広くて、緑がいっぱい。

 東京にこんな場所があったんスねー。

 まずは神宮にお参りを済ませ、いざ、清正井へ。

 え? 井戸を見るには別料金?

 ひ、必要経費、必要経費!

 これでお仕事がいただけるなら、安いものッスよ!

 なんでも井戸にお願いしたら、その直後からお仕事の話が来たって話ッスもんねぇ!



 霊験のある場所を写真に撮るのは気が引けるので、看板で勘弁して下さい。

 んで清正井。

 なんかタライサイズの小さな井戸で、僕と同じように切実な悩みを抱えた方が行列を作っていらっしゃいました。

 みんな、頑張って未曾有の不況を乗り切ろうね……。


 さて、お参りは僕のターンです。

 井戸の神様、井戸の神様。

 贅沢はいいませんので、食うに困らない程度のお仕事を下さい。

 あと世界が平和でありますように。

 それとできれば脳波で動く猫耳を僕に下さい……。


 そんなこんなでお参りを済ませ、清らかな気持ちで清正井を後にしたわけですが。

 ねぇ、奥様。

「なに?」

 お仕事の連絡、来ないよ?

「まだ神宮の敷地からも出ていないうちに、なに言ってんの!?」

 だって奥様の話じゃ、その芸人さんは即、連絡が来たって……。

「それにしても気が早すぎる! もう少し待ちなさいっ!」

 そうですか……。


 ねぇ、奥様。お仕事の連絡、まだ来ないよ?

「敷地から出た直後でも一緒だよ!」

 そうですか……。


 ねぇ、奥様……。

「夜になったって同じでしょ! せめて数日は待ちなさいって!」

 そうですか……。


 ねぇ、奥様。

 あれから結構な日数が経ったんですが、一向にお仕事の話が来ないよ?

「そんな邪な気持ちでお祈りしたって、神様が聞いてくれるわけないでしょ!!」


 うぅ、なんか理不尽だ……。


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