平成二十三年六月十日


【不思議】

 みんな、ちょっと話を聞いてくれるかな。

 数日前のことなんだけどさ、仕事部屋から出ようとして扉の前に立ったら、扉にちょっとした異変があることに気付いたんだ。

 向かって左側にドアノブがあるんだけど、その時は逆の右側にもドアノブがあった。つまり扉の左右にドアノブが付いていたんだね。

 ギョッ! として立ちすくんだんだけど……。興味本位で右側のドアノブに手を伸ばしたら、これがつかめたんだな。

 で、ゆっくとノブを回した後に引っ張ったら、少しだけ扉が開いちゃったんだよ。

 いやいやいや!

 本当なら扉の右側にはヒンジが付いているから、構造上、絶対に開かないし!

 なんかすごくイヤな予感がしてさ。扉をそれ以上、開けずに、再び閉めちゃったんだ。

 で、せめて証拠にと扉の前から離れてデジカメを手にし、再び扉へと視線を向けると……。

 ドアノブは左側だけの、いつもの扉に戻っていたんだ。

 あのまま扉を開けていたら、どうなっていたんだろうね……。

 みんなは僕のことを、臆病者って思うかい?

 僕もそう思うよ。

 そして今になって、開けてみても良かったんじゃないかななんて……思ってるんだ。


平成二十三年六月二十四日


【日常】

 ある日、洗面台にナイロン製の首無してるてる坊主みたいなのが置かれていましてね。

 まぁ十中八九、奥様の所有物だと思うので、下手に手を触れず、奥様が洗面台に訪れる機会を待って聞いてみまして。

 奥様、これ何ですか?

「どれ?」

 この単色シュシュみたいなヤツ。

「泡立てネット。それにボディーソープを染み込ませたり、石けんを擦りつけたりした後、揉むと簡単に泡立つの」

 へぇ。

「あれ? でも旦那、身体を洗う時、石けんを泡立ててるって言ってなかった?」

 やってるよ。肌弱いからね。

「泡立てネット、使ってなかったの?」

 そんなの必要ないよ。

 石けんをちんちん上のアンダーヘアに擦りつけて、両手でシャカシャカやれば、アッという間に良質な泡が……。

「そんな泡で顔を洗ったりしてたの!? というか、石けんをそんな場所に擦りつけるな!!」




 でもネットなんてなくてもいいし、楽ですよ……。


平成二十三年八月三十一日


【日常】

 そうだ、お得なことを思いついた!

 レジで「レジ袋は必要ありません」って言えば、2円ほど値引きをしてくれるスーパーマーケットがあるじゃない。

 まず最初に商品をひとつだけ購入して、レジ袋をもらう(この時、なるべく大きな商品を購入)。

 その後、残りの商品はひとつひとつ、何度もレジに並び直して購入し、最初のレジ袋を使って「レジ袋は必要ありません」宣言をすれば、残りの商品は2円引きで買えるんじゃね!?

 というかエコバック持参すれば、すべての商品が2円引きじゃね!?





 いやまぁ、実際にやるとなると、やたら時間がかかる上に「人としてどうなの?」って問題が出てくるけど、それでも2〜3回に分ける程度なら許されね?

 森永卓郎先生あたりは、すでにやってそうだけど。


平成二十三年九月二十八日


【仕事&宣伝】

 もう二十年近く前からお世話になっている出版社、マイクロマガジン社さんより発行される雑誌『シューティング ゲームサイド Vol3』に、微力ながらお手伝いさせていただきました。

 なんでも「もうやめて! 編集部の残機はとっくに0よ!」というコンセプトの雑誌だそうです。

 え? 「シューティングゲームに興味あったのか?」って?

 えぇ、好きですよ。特に『アフターバーナー』に代表される大型筐体による疑似3Dモノが。

 得意か苦手かでいえば、大の苦手……というか、大の下手くそですが。

 その昔、とあるファミコンゲーム雑誌編集部員時代に、『スターソルジャー』を30秒でゲームオーバーとさせ、他の編集部員を絶句させたことがある程度に。

 そんな腕前ですから、お手伝いといっても正当な解説や攻略なんてできるわけがなく、いわゆるハズシ技な記事で勝負させていただきました。

 こんな感じに……。



 久々の体当たり系ッスね。

 しかも撮影を我が奥様にお願いしたという、家庭内羞恥プレイも極まれりな力の入れッぷりです。

 どこがシューティングゲームかって?

 それはまぁ、購入されてからのお楽しみってことで。

 もう書店には並んでいるとのことですので、購入されてアンケートを出していただければ、いい年齢した自称27歳が、全国誌に顔を出したかいがあるってものです。

 どうぞよろしくお願いします。(↓Amazon直行リンク)

シューティングゲームサイドVol.3 (GAMESIDE BOOKS)
 


平成二十三年十月二十三日


【日常】

 世間様では、死体のフリして旦那様を出迎えるのが流行している様で……。

 んじゃま、僕も死体のフリして帰宅される奥様を出迎えてみましょうか。


「ただい……ま?」

(へんじがない、ただのしかばねのようだ)

「横になっていると、そのまま寝ちゃうよ」

(へんじがない、ただのしかばねのようだ)

「……おりゃ」

「ぱびゅ!」

「あはは! 「ぱびゅ!」だって!」


 この女、いきなり人の股間を踏みやがった……。


 股間を踏まれりゃ、そりゃぁ死体だって命の危険を感じるわけで……。

 


平成二十三年十一月十日


【猫】

 あれ、扉が少しだけ開いてる。

 閉め忘れてたっけ?



 ひっ!

 最近のまゆ毛様(仮)。ドアノブを回して扉を少しだけ開けた後、気配を殺してジッと人を観察しています。


 おまえはどこぞの家政猫か、探偵猫か!?


平成二十三年十二月三十日


【日常?】

 大変ご無沙汰しております。

 今年は例年になく更新頻度の下がった年でした。

「明日から頑張る!」が三百五十回かいくらい繰り返された結果がこのザマよ!

 まだ将来のある若い方は、こんな大人になんかなっちゃダメ! 今ならまだ引き返せるわ!

 具体的には左上の『戻る』ボタンを押すの!


 いやまぁ、言い訳はしません。

 言い訳はしませんが一言だけ。

 数年前ほどの僕をご存じの方に会いすると、よく「何事もなくなって、更新しなくなりましたね〜」と仰ってくださいます。

「何事もなく」と推測してくださるのは大変、嬉しいことなのですが……。



 世の中ね、とてつもない大きな出来事にぶつかると、何も言うことができなくなるのよ?



 言い訳はしないが、負け惜しみは言うんだぜ?


 今年も大変、お世話になりました。

 来年はみんなで少しでも、心が安らぐ年にしましょう。


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