ペットではなく、家族として迎えてほしいのです。犬には意思もあります。
    良きパートナーとして共に生活して下さることを望みます。
犬のしつけ、育て方は子供を育てるのと全く同じです。褒めてしつけるのは基本です。
体罰で育てられた子供の心がゆがむ様に、叩かれて育ったわんちゃんは同じように心がゆがみ傷つきます。
人間への不信感だけを抱いて成長すると、共に暮らす生活が成り立ちません。全く子供と同じです。
心身ともに健康な明るい子に育てていただくことを切に願います。
思い出してください。あなたの子供の頃を。いたづらして叱られた日の自分を。
思い出してください。あなたの子供の頃を。寂しくて泣いた日の自分を。
思い出してください。あなたの子供の頃を。怖くて不安だった日の自分を・・・・・思い出してください。
子犬はあなたの子供の頃と同じです。親兄弟から離れ、不安で寂しくておびえる事もあるのです。
「うるさい」なんて言わないで。不安で怖くて仕方ないのです。「大丈夫だよ」って抱いてあげてください。
今日から家族の一員です。わが子同様、心から愛してください。家族が増えるのはそれだけで幸せなこと。
愛するものが増えるのは、人の心を豊かにし、優しい気持ちにしてくれます。
わんちゃんと一緒暮らすことで、笑いの耐えない幸せな家庭になることを心から望んでおります。

           犬の十戒

    1 私の一生は たった10年〜15年くらいしかありません。
      ほんのわずかな時間でも、あなたと離れていることは寂しいのです。
      私のことを迎える前に、どうかそのことを考えてください。

    2 私が「あなたが私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間が必要です。
      どうかそんなにあせらないで、ゆっくり教えてください。私も一生懸命あたなの望みに答えますから。

    3 私を信頼してください・・・・ それだけで私は幸せなのです。
      噛み付くのではないんです。私の口は手の代わりなんです。

    4 私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。
      あなたには仕事や楽しみが沢山あります。友達だっているでしょう。
      でも・・・・・・ 私にはあなただけしかいないのです。

    5 時には私に話しかけてください。
      たとえあなたの言葉が分からなくても、話しかけているあなたの声で理解します。
      理解できない言葉でも、私はそれだけでとても嬉しいのです。

    6 あなたが私のことをどんな風に扱っているか気づいてください。
      私はそのことを決して忘れません。あなた自身が同じ事をされたらと考えてほしいのです。

    7 私を叩く前に思い出してください。
      私はあなたの手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯があるけれど、
      あなたを決して噛まないようにしていることを。

    8 私のことを言うことをきかない、頑固だ、怠け者だと叱る前に、私がそうなる原因が
      何かなかったかをあなた自身考えてみてください。
      適切な食事をきちんとした時間にあげていただろうか?
      日中太陽が照りつける外に、長時間放置していなかっただろうか?
      心臓や内臓が年をとるにつれ弱っているのではないだろうか?・・・・・・など。
      私はものすごい速さで年をとります。どうかそのことをいつも考えてください。
      どうか、せめて一日一回は、私を見てください。忙しいなんて言わないで、私に触って下さい。

    9 私が年をとってもどうか世話をしてください。誰でも同じように、年老いて人のお世話になるのです。
      厄介者だなんて言わないでほしいのです。あなたも同じように年をとるのです。

   10 最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送ってください。
      「見ているのがつらいから」とか「私のいない所で逝かせてあげて」なんて言わないで。
      あなたが側にいてくれるだけで、私はどんなに心安らぎ、安心して、死を受け入れられることでしょう。
      そして・・・・・・・どうか忘れないで。私があなたをとても愛していることを。
      今までも、これからも・・・。私はあなたが幸せになるようにずっと見守っているのです。
      あなたに感謝をして、あなたと暮らした幸せな日々を思い出しながら・・・・・。

                                        作者不詳(一部自分なりに付け加えております) 

              愛犬を亡くし、ペットロスになる方も多いです。
 悲しくて辛くて、仕事も手につかない。食事ものどを通らない。重症な方は、病院通いにまでなってしまいます。
    あなたに愛されたわんちゃんは、あなたにそんな事を決して望んではいないでしょう。
         愛された分、きっと恩返しをしたいと考えていることでしょう。
      一日も早く、元気になってくれることを心より願っていることでしょう。
          愛するものを亡くすのは、本当に辛いものです。
  でも、嘆き悲しんでいるあなたの姿を天国で見ているわんちゃんも、本当に辛いと思います。
  あなたがいつまでも泣いてばかりでは、わんちゃんも悲しくて安らかな気持ちにはなれません。
 わんちゃんの為にも、あなたが早く笑顔を取り戻し、幸せな暮らしに戻る事が大事だと私は思います。
    いつでもいつまでも、あなたと暮らした幸せを思い、あなたを見守っていくことでしょう。
誰でもが愛する人の幸せを願うように、わんちゃんもあなたの幸せを心から願い望んでいるはずです。
        あなたが笑顔で暮らすことが、何よりの供養だと私は思います。
            虐待と聞いて、何を思い浮かべますか。

                 動物を傷つけて、面白がっている。
               自分のストレス解消に、動物に暴力を振るう。
         もちろん、それはとてもひどい虐待です。誰もが虐待と感じます。
            でも、虐待と感じていない、虐待の現状もあるのです。

鎖でつなぎっぱなしで、散歩にも連れて行かない。
   
どうしてわんちゃんを飼うのか理解できません。あなたがその子だったら、どうなのでしょうか。
排泄物の処理もせず、そのまま放置してある。
   
病気になれと、言っているようなものです。体調を崩しても、病院には連れて行かないのでしょうね。
満足な食事を与えない。又、残飯処理のような食事。
   
栄養を全く考えず、早く死ねと言っているようなものです。わんちゃんは、ごみ処理機ではありません。
雷や大雨、台風でも、外につながれいる。
   
ワンちゃんにとって、雷などはこの上もなく恐ろしいものです。怖くて怖くてパニックになます。
   つながれている鎖に雷が落ちて、近所で死んでしまった犬もいます。真っ黒こげでした。

運動場もなく、狭いゲージの中で、出産だけの為に、飼育されている。
   
愛情のないこんな人たちでも、ブリーダーと名乗っています。本当に悲しい事です。
旅行などで、家を開ける時、餌だけどっさり置いていく。
   
餌だけ与えておけば、生きていると思っているのでしょうか。水をこぼして脱水になり死んでしまった子がいました。
真夏なのに、屋根もないところに出しっぱなし。
   
人間でも死んでしまうような最近の暑さです。人間より体温の高いわんちゃんは、どれほどの苦痛でしょうか。
   熱中症で亡くなるわんちゃんがどれほど要るのか知っていますか。

真夏の日中のお散歩(自分は日傘をさしている人も見かけます)
   
フライパンの上に乗せている様なものです。裸足でどのくらいの時間立っていられますか。
   アサファルトに裸で横になってみてください。心臓が元気に動きますか。
しつけの為に叩く。しつけの為に無理やり言うことを聞かせる。
   本人がしつけだと理解していなければ、人間でも犬でもそれは体罰であって、虐待なのです。

        気がつかないようで、結構このような光景はあります。
    飼い主様は虐待の意識は全くないのでしょうが、これらは立派な虐待です。
              そして、虐待はりっぱな犯罪です。
         常に自分がそのような状況だったらとお考え下さい。
  口もきけない、逆らうこともできないワンちゃんたちにとっては、虐待そのものです。
     それでも飼い主様には、うるんだ瞳で、けな気にも尻尾を振るのです。
      わんちゃんたちには、本当に飼い主様のあなたしかいないのです。
              どうか、そのことを考えてください。
   口のきけない愛するわんちゃんたちに、人はどんなに癒されてきたのでしょうか。
       気がついていないだけで、心はどんなに救われてきたのでしょうか。
         どんなことをされても、わんちゃんはあなたを愛しています。
わんちゃんたちは、見返りのない無償の愛を、私たち人間にどれ程与えてくれているのでしょうか。
        よきパートナーとして、人間を助けてきました。数万年も前からです。
     死ぬも生きるも飼い主様次第なのです。たった10年から15年くらいの年月です。
             幸せも不幸もあなたの手の中にあります。
   心より愛してあげて下さい。ワンちゃんたちに無償の愛で答えてやって下さい。
            どうか、そのことを忘れないで下さい。
       自分のしてきたことは、必ず自分に返ってくることを