４月２５日、９９年最初のツーリングが予定通り行われた。
○ルート
参加 ２６台
行き 沼津（８時）→富士→富士宮→精進湖→甲府→韮崎→白州（見学＆昼食）
帰り 同じ道を戻ってもちや（１６時半）で解散
走行距離 約２５０ｋｍ（自宅から自宅）
○出発
集合時間の７時半になっても数台だったので今日は少ないのかなと思ったらそれからぞくぞくと集まってきた。昨日までの雨も上がり良い天気である。１号線を富士まで走り、富士から西富士道路にはいる。制限速度が８０ｋｍなので安心して飛ばせる。短い区間だが２００円。車と同じとは不公平だ。白糸の入口を過ぎるとまもなくもちやである。休憩場所としてよく利用する場所ではあるが休憩には早いので通過する。朝霧高原では富士山が見えるはずだったが雲がかかってよく見えない。本栖湖入口を過ぎ、精進湖入口のドライブインで１回目の休憩を取った。駐車場が砂利で坂になっていたので慎重にバイクを止めた。
○甲府精進湖道路〜２０号線
ここからは今回のルートのメインというべき甲府精進湖道路である。ところが運の悪いことに我々の前に観光バスが立ちはだかった。結局このバスのペースに従うことになりつまらない走行となった。２０号線とは立体交差となっているのでその少し手前で右折する必要がある。この入口は分かりにくい。先を走っていたグループが止まって手招きしてくれた。２０号線に入り西へひた走る。
甲府市内は多少混雑していたものの順調であった。甲府を抜け双葉町のホーリングセンタ（の駐車場）で２回目の休憩を取る。先客がいた。アメリカンが４、５台のグループだった。排気音を轟かせて出発していった。我々とは世界が違う。
２０号線もこの付近まで来ると空いている。韮崎に入ると左に釜無川が見えてくる。鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳は見えなかったが八ヶ岳はよく見えた。釜無川を横断してしばらく走ると案内板が見えてきた。左折して１ｋｍほど走って白州蒸留所に到着した。
○工場見学
工場見学までの小１時間は自由時間である。とりあえず昼食である。多分全員が中にあるレストランで食事を摂ったと思う。工場見学では鼻がおかしくなった。最後、ゲストルームでサントリー製品の宣伝をいくつも聞かされたのには参った。只でジュース等を飲んでいるので我慢するしかない。お土産に白州というウイスキーのミニチュアボトルを２本買った。
○給油
２時に同所を出発して帰路についた。順調に走っていたらぽつぽつと雨が降ってきた。嘘だろう、午前中はあんな良い天気だったのに。韮崎に入ってガソリンスタントに立ち寄った。私のバイクは満タンで３００ｋｍは軽いので給油しなかったが半数ほどのバイクが給油した。給油を待っている間に各自雨具を着はじめた。車が続いてくるのでなかなか国道に入れない。結局２つのグループに分かれてしまった。しかも私は後ろのグループの先頭になってしまった。それが悲劇の始まりだった。
○迷子
雨は降っていたが強くなることはなかった。精進湖道路の入口を見落とさないように注意しながら走っていたら何と河口湖という文字が見えてきたではないか。この時、行きすぎたことに始めて気付いた。止まらなくてはと思うが１０何台ものバイクを止められるような所がない。すると小さな側道が見えたのでやや強引にもぐり込んだ。そこでＵターンして２０号線を戻る。途中、精進湖という文字の入った案内板がありそこを左折してやっと精進湖道路へ行ける見通しがたった時はほっとした。それにしても不親切である。韮崎方向から来ると精進湖という表示はどこにもなかった。
○大雨のち晴れ
精進湖道路ではやや雨が強くなり道路は完全に濡れていた。雨の中の走行はとても緊張する。２つ目の長いトンネルを抜けて精進湖に着いたら大雨であった。朝霧高原まで来ても状況は変わらない。もちやに到着したが雨は降り続いている。ツーリングはここで解散である。沼津の方は晴れているという情報がはいった。とは言うものの暗くなる前には帰りたかったので早々に出発した。雨は降り続いていたが富士宮に近づくにつれて空が明るくなってくる。西富士道路まで来たらすっかり晴れていた。料金所を出ると先に出発していた面々が止まって雨具を脱いでいた。私もそこで休憩した。富士から旧道に入り自宅へ向かった。家に着いたのは６時を少し過ぎた頃だった。沼津は１日中よい天気だったようだ。
○感想
帰りは雨だったが満足のいくツーリングであった。いつも１人で乗っているので大人数のツーリングはまた格別である。次回（５月）も参加しよう。しかしそれまでに後輪のタイヤを交換したい。だいぶすり減ったきたので危なくなった。
（作者追記：４月３０日に交換しました。しばらくは滑りやすいので気をつけます）
