NO 44 シンビジューム

東洋的なイメージをもつため日本人に好まれ、わが国で最も多く作られている洋ランです。花ににおいはありませんが、長く咲き続け寒さにも強いので、冬の贈物として人気があります。

開花時は、肥料は必要ありません。

4〜7月は、毎月、固形肥料を置き肥します。8月になったら肥料は与えないようにします。


生育期間に新芽がたくさんでますが、この新芽をすべて育てていては栄養が十分に行き渡らず花が咲かなくなってしまいますので、一つのバルブに一つの芽だけを残してあとはすべてかき取ってしまいます。

9月頃にも花芽と一緒に新芽がでてきますので、これもすべて取り除いてしまいます。花芽と新芽は見た目とても似ているので、間違って花芽をおらないようにしましょう。

5月頃に霜の心配がなくなったら室外に出して良く日光に当てます。7月〜8月は日射しが強すぎて葉焼けをおこしてしまいますので、日陰の風通しの良い場所で管理します。9月以降はまた日向で管理し、10月中旬頃には室内に取り込みましょう。


土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。真夏は乾燥しやすい上に、植物自体の根の生育も良くなるためすぐに乾きます。朝と夕方の2回水やりをおこなう必要がでてくると思います。9月から2月は生育も衰えるので少し乾燥気味に管理します。

軽石単用もしくは、日向土6:パーライト4の割合で混ぜた土を使用します

2〜3年に1回の割合で植え替えます。適期は新芽が伸び始める3から4月です。鉢から引っこ抜いてあまり根が傷んでいないようでしたらそのまま一回り大きな鉢に植え替えます。根が黒ずんで腐っているような場所がありましたら、その部分を取り除いて、根をほぐしてから植え替えをおこないます

               戻 る