沢地サッカースポーツ少年団

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●東レゆうゆう祭 4年生(2002年5月25日)   沢地 0 - 7 三島北A

FW 押田2 大川2 梅原2
MF 小沢2 宇井3 馬目2
DF 西島4 高井5 小沢4
     片野4  
GK   金子4  

sub : (内野2)

東レゆうゆう祭の少年サッカーの部に沢地の4年生チームがエントリーしたものの、4年生と3年生だけではメンバーが足りず、2年生まで動員となった。
4年生は全員参加であるが、期待の3年生の長野君は御殿場で行われているウルグアイと横浜Fマリノスの観戦で不在であり、2年生を5人も入れなければならない状況である。しかし、沢地単独で出場できることに感謝すべきかも知れない。
ゴールキーパーは、みんなの意見で金子君にお願いをしたが、ゴールキーパーを行うのが今回が初めてである。DFは、4年生の片野君、西島君、小沢君に5年生の高井さんで固め、MFは、3年生の宇井さんと2年生の小沢君、馬目さん。FWは全員2年生の押田君、大川君、梅原君であり、守りを固めチャンスが有れば得点を狙うポジションにした。
8:30にホイッスルが鳴って試合が始まった。始めから攻め込まれるがDFが頑張り、ボールを奪い反撃を開始するが、ハーフラインを超える前にボールを奪われ、再び攻め込まれパターンが続き、どうしてもハーフラインを超えることができない。
試合経験が一番多い高井さんのオーバラップに期待するが攻め込まれることが多く、上がって行けない。
そんなとき思いがけない行動をする選手が現れた。FWに入っていた2年生の大川君がゴールキーパーの前まで下がり、相手FWのドリブルに向かってボールをクリアしたのである。普段の練習でも積極的にボールを追いかけているので、自然に出た行動なのかも知れない。
さらに大川君はボールをクリアした後にゴール前まで戻り、DFのポジションに入り、小さな体で相手に突進して何度もクリアしていた。
これを見てベンチから大川君を一番後ろに下げ、センターを1ポジション上げて得点を取れる体制に変更した。しかし、何とかシュートを打つところまでになったが得点はできなかった。
そのころベンチでは、サブの内野君はやる気満々で、「ぼくは誰と交代するの?」、「いつ交代するの?」と何回も聞いてきた。思わず「うるさい、黙って待っていろ」と大声を上げてから、いかんと気づき「後半に交代するから待ってて」とやさしく声をかけた。
後半に小沢君と交代すると練習やミニゲームでは、砂遊びを得意とする内野君も一生懸命にボールを追ったがボールに触ることはできなかった。
後半、片野君がボールをカットして盛んに長いパスを前線に出すがそれを受ける味方がいないため、また攻め込まれるパターンが続く。
後半もDFは体を張ってゴール守り、金子君はパンチングや右に左に飛んでゴールを守ったが5失点してしまった。
7対0で負けた4年生チームの初戦で有ったが大きな収穫があった試合であった。(石堂)

●東レゆうゆう祭 4年生(2002年5月25日)   沢地 1 - 0 三島北B

第1試合につづき、北小が相手。Bチームといえども勝ちはとても望めません。
「いい試合ができれば」と望んだ1戦です。
この試合、大川君が積極的に前からプレスをかけて走りまくります。4年生+高井さんのバック陣は、絶妙のコンビネーションで、入れ替わり1人がオーバーラップして攻撃に参加し、3人がしっかり残ってピンチを未然に防ぎます。押されながらも懸命な守り、前半終了間際の猛攻もキーパー金子君のスーパーキャッチで無失点できりぬけます。
まさか、ここまで頑張るとは。応援団も大満足です。
後半は沢地も少し攻め込むようになり、2年生を中心とした中盤の寄せも早く、五分五分の展開です。もしかしてこのまま引き分けれるの?と、思い始めた直後、片野君が右サイドを突破して遠目からゴール前にセンタリング。西島君がゴールキーパーより一瞬早くボールに触れて、そのまま転々とゴールへ。歓喜のイレブン、そいて応援団。ハーフラインに戻りかけた途中でノーサイドのホイッスルが。
まさかこのチームで1勝できるとは。子供達の頑張りに、神様が素敵なプレゼントをくれた1戦でした。(高井)


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