沢地サッカースポーツ少年団

少年団の紹介

沢地サッカースポーツ少年団は、静岡県三島市立沢地小学校をベースに活動する団体である。沢地小学校は、JR三島駅の北東約2Kmの位置にある。学校のまわりには緑が多く、校庭の横を清らかな沢地川が流れて、夏になると蛍が乱舞する姿が見られる。

沢地には、臨済宗の禅寺として名高い龍澤寺がある。この寺は、1761年(江戸時代中期)に白隠禅師が開山し、1915年(大正4年)に荒れ寺になっている所に山本玄峰老師が入山して、復興に努めた。この徳を慕って、終戦時の総理大臣であった鈴木貫太郎や吉田茂、池田勇人など多くの人が訪ね導きを受けたそうである。大相撲の大鵬もスランプに陥った時に訪ね導きを受けたと聞いたことがある。また、終戦時の天皇の『耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び』の言葉は、山本玄峰老師が教示したことは知られざる秘話となっている。

沢地は、長く穏やかな農村であったが、1965年(昭和40年)ごろから沢地川両岸の丘陵部に光ケ丘団地、富士ビレッチ、富士見台の住宅地が開発された。これらの住宅地の開発で人口が増加し、1974年(昭和49年)に新設された小学校である。一時は24クラスで935人規模であったが、現在は、12クラスで400人になっている。

1980年ごろから三島地区の各小学校に地元企業に勤める有志により、次々にサッカースポーツ少年団が設立された。沢地サッカースポーツ少年団は、1984年(昭和59年)に田村寛治氏によって創設され、田村正明氏を経て、1993年(平成5年)に長浜昭彦氏に引き継がれて現在に至っている。


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