荒雄川レポート by Oz

 

 突然思い立って宮城県の荒雄川に行ってきました。

新幹線&レンタカーによる楽々フィッシングのスタイルです。

 

 木曜日に思い立ち、金曜日に切符購入、土曜日の朝静岡を出ました。なんとグリーン車。理由は指定席が満席だったため。
東京駅からはベストの乗り継ぎだった「はやて」ではなく「やまびこ」に乗り、仙台駅乗り換えで古川駅まで。

理由は指定席もグリーン車も満席だったため。仙台までもグリーン車を利用。

理由は指定席が満席だったため。

 突然思い立ったために荷物が送れず、大きな荷物を持つため、座席を確保したらこの有り様です。ただでさえ贅沢な旅が、
豪華、に変わりました。

 日産レンタカーでマーチを借りて鬼首へ。まずはペンション「森りんこ」で情報収集をしました。荒雄川のキャッチアンド
リリース区間訪問が今回の目的なので、区間下流部の荒雄川橋の上流から入りました。

 どうやら放流ポイントのようで、対岸のルアーの人に入れぐい状態でした。流れの緩い所&ルアーでつれるという事は入っ
て間もない魚でしょう。大きくてもあまり暴れずに揚がっている様でした。

 雨が降ったわけでもないのに水が濁っており、氷河の流れ込んでいる川の様でした。これは後に粘土質の部分が地上に現れ
ていて、それを削っている事がわかりました。

 先ずは釣らなければ行けないと思い、上に何の反応も見られなかったので、ウーリーバガーを使いました。対岸のルアーが
釣れていたので・・・。

 やはり釣れたのは今一つファイト力にかけるレインボーでした。

 川に入ったのがなんと3時を回っていたので、すぐにイブニングの時間がやってきて、通称3本流れというポイントの2つ
上のプールでイブニングを迎えました。

 時々ライズが見られるので、それに向かってカディスフライを流すと、ポワ〜ンと浮いてきてパクッと食います。なんと
イージーな。いつもこんななら、困った時に使える川なのですけど。

 川であった地元の人から、荒雄川の情報をいただきました。親切にたくさんのことを教えてくれました。でも悲しい1泊
2日の旅なので、その情報は活かしきれないのですけど。でも、感謝でしたね。ありがとうございました。

 宿はペンション「森りんこ」。リゾートパークオニコウベ内にあります。

オーナーはフライフィッシャーなので、食事時間のわがままを聞いてもらえます。ここは温泉地なので、お風呂は温泉です。
食事は洋風のお洒落系です。

 翌日は少し上流部へ百目木橋から川へ入りましたが、たいへん多くの釣り人でにぎわっていました。忍野じゃないから
こりゃあかんなあ、と思っていたら、なんとその忍野の鉄人森村氏もいらっしゃいました。当然向こうはこちらを知りま
せんのでお話はしませんでしたけど。

 イワナ、ヤマメの小さいサイズは、フライめがけてアタックしてきますが、寸前でうまく通り過ぎる様です。やはりスレ
ているんですね。ということは昨日のイブニングの鱒は新人か!?

 がんがん流れている所から出てきたレインボーはやはり長い間暮らしているようで、よく泳ぎました。ねらいはこれですね。

 すぐに区間の終わる堰堤まで来てしまったので、区間の真ん中辺りを調べて、竿をしまいました。

 川に来る途中にあった大久商店という気になるお店があったのでそこに立ち寄るための早終いです。

 大久商店にあったのが以前山の家で食べた「ミズ」。茎の途中に丸い玉がついているもので、しゃくしゃくとした歯ごた
えが心地よい山菜です。なんと自然薯と同じ栄養分があるらしいです。鬼首なんばんたれ、という何にでもいいたれも購入
して古川駅へ戻りました。

 ここ、宮城というか仙台というかこのあたりは美味しそうなものがいっぱいあるのですね。おみやげなど頂いた事ないも
のでわかりませんでしたが、駅弁一つとっても選ぶのが至難の技です。地ビールはあまり口にあいませんでしたけど、うま
いモン情報ってのはほしいですよねえ。

 5月の連休明け頃のたんぼの濁りがとれた時がよいぞ、と地元の人が進めていました。1度きてみるのもいいもんだと
おもいましたね。

owari