J.F.F.F リバーサポート計画


 私たち釣り人は、魚を釣る事が何と言っても喜びですね。でもよく考えてください。どこでどんな魚が釣れても釣れればそ
れでいいのでしょうか?私たちフライフィッシャーは、釣り人でありながら、ナチュラリストでもあり、プライドを持ちなが
ら楽しい時を過ごすことを求めているのではないのでしょうか。だから敢えてフライフィッシングを選んでいるのです。

 ヒレの満足で無い鱒を釣った時、どんな感じでしたでしょうか?扱いの問題で傷が付いたりカビの生えた鱒を見た時の気持
ち、自分のいい思い出が合った場所が、大きく様変わりしていた時の悲しみ。

 美しい自然の中で、生き生きと泳ぐ野性の鱒を相手に楽しむことが至上の喜びであるわけです。

 そのための意識、行動を私たちはリバーサポートと位置付けます。

 日本の各地で、地元の川を少しずつこのトラウトパラダイスにしようと頑張っている人たちがいます。そんな人たちを、行
動や資金面で少しでもお手伝いしよう、というのがJFFFリバーサポートなのです。

 

 非公認善人集団である私達JFFFとしても、これらの人々の活動を応援したいと思うわけで、どんなことができるのか考えて
みました。

 1 釣場へ出かける。特にC&Rの区間

 C&Rのシステムは、漁協にとって利益の有るものなのだ、という風に思わせ、そういった場所を多く作る切っ掛けにしま
しょう。たとえ、シビアで釣りづらくなっていても通いましょう。一度導入をしたのに成果をあげれないからやめた、という
経験をしてしまうと、2度ともどらないでしょう。せっかく多くの方が影で努力して制度を導入できたので、あとのサポート
をしっかりしてくことが大事だと思います。

 またその場では、モラルのある素敵なフライフィッシャーとして、釣りを楽しむみます。ただ釣りに出掛けるのではなく、
釣場としての雰囲気、質を高めるのに一役買うなんてどうでしょうか。場所取りをしたり、いつまでも同じポイントで粘った
りしてはいけません。ただ、違反者には毅然とした態度(喧嘩を吹っかけるのでは有りません)をとりましょう。正論はとて
も強いので、ふりかざすと反発が有ります。知っててやっているとしても、その場でのルールを教えてあげる形がいいのでは
ないでしょうか。

 2 JFFF基金

 自分の使わなくなったフライ用品をフェスタ・フリーマーケットや仲間うちオークションなどをして資金を作りました。こ
の資金を元にお金に代わるようなもの(下記:過去の実績例)や直接の補助金として活用しています。ここは本当にみなさま
の善意で成立っています。

ご協力に感謝します。

 

 3 過去の実績例 

1.リバーサポートバッジの配布 

miki design.

JFFF基金をもとでに素敵なピンバッジを100個つくりました。、この6月、大井沢の山の家に寄付という形でお渡ししまし
た。寒河江川で大物を釣って気持ちよくなった人が、この喜びを表す記念として、リバーサポートバッジを、その時の満足
度合いに応じた金額で購入できます。バッジ売り上げ金は、川を守る活動に使っていただきますので、ご協力くださいな。
とりあえず、シリアルナンバーつき限定物です。

 

2.トラウトバンド製作・関係団体へ寄贈

シリコンバンドを合計200個作りました。2005フライフィッシングフェスタの会場で協力を募りました。また北海道、
山形、及び九州方面の釣り人のためにがんばっている団体へ寄贈する計画です。 くわしくはトラウトバンドページ

 

3. 河川監視委員へのウェーダー寄付

 日本の中でもその自然が大切に残されている阿寒川の監視員のとくさんは、シーズン中毎日監視を行います。C&R区間の
大切な鱒を守るために日々かなりの距離を歩いています。シーズン中にダメになるウェーダーは3本ほどだそうです。私た
ちがこれからも気持ち良く釣りができるように頑張ってください、と2005年、ウェーダーを贈りました。

 世の中が何とも明るくないこの時代、私たちの周りだけでも明るい未来に投資したいと思った提案です。

このプロジェクトの実現に関して多くの方々にご協力をいただきました。ありがとうございました!

 

 


 SUPECIAL THANKS TO:

 JFFFメンバーのみなさん、お加代のお客さま、トラウトマンロッド様、Nori Tashiro様、ローカルプランニング様、miki design様

 

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