Fly Fishing Ilustlated はどこか。

静岡県K川上流 2002.3.18      report: OH 003

1.はじめに

 河川改悪工事で、ホームにしていた川に行けなくなったので、新しい場所に挑戦ということになりました。目指すは静岡県K川上流部。「フライフィッシング イラストレイティッド」の舞台となっているところです。横浜の大師匠に場所を伺っていたのですが、私のおぼろげな記憶ではたどり着くことはできませんでした。そこで、「らしい」あたりへ入渓しました。

2.さすが

 まず最上流部。キャンプ場があり、そこから見た川はほんのひとまたぎで問題外。しばらく戻ってワサビ田入り口から入りました。

 川幅はせまく、ブッシュ向きです。ブッシュマスターの私としては634の働き所でしたが、今日は222V3に魚癖をつけようと、そちらを用いいました。(…今年は確か、アウトリガーやイマージャーを主にやるはずでは…)

 取り敢えずのひと流し目に、型は小さいけれど、たいへんきれいなアマゴがフライをくわえました。まだうっすらとさびの残る体は、越冬を物語っています。なんとも、幸先の良いことで。

 その後もドリフトに成功すると、ポイントでアマゴが出てきます。…ただ、型が小さいのです。10cmに満たないやつまで出てきます。下流に移動しようかと思った際、に出てきたのが黄金に輝くアマゴ。立派な顔で、尺近くはあって…もいい。…痩せ細っていました。口はでかいのに。ということで、この魚が、移動の決心をさせてくれました。

2.ままある

 下流に移動して、町役場裏の、大きな流れ。釣り人も多く見られました。(2人)強風の中、魚は出てきそうもなかったので、もう少し上手にさっさと移動。ここはアウトリガーにはバッチリな流れだったのに、3番の竿に重たいニンフを結ぶことはしませんでした。(どうもドライに逃げる傾向。これを、テレビ的には「ドライフライの釣りにこだわる」と表現するらしい。)

3.やっぱし

 遊歩道終点にある公園から、再び始めました。低気圧の接近に伴う強い風の中、3番ラインをキャストし続けると、神経がすり減っていきます。枯れた葦にフライが引っ掛かったり、ウィングの大きなフライは風にながされたりと、イライラが貯まります。ぽつぽつと16~18cmくらいのアマゴを釣りながら、いささか、ここはこんなモンだろうか、と思うとなかなかかな、と思える魚があわせられなかったり、外したり(バレニッキではありません!)ということがあって、もうちっと、ということになります。

 ラストポイントと決めたところで、まあまあのアマゴが。これで終わり、としようとした時に、まだ出そうな流れが目に入りました。とりあえずあとひと流し、ということでSキャスト+メンディング。ドラマは〆を待っていたようで、本日最大級(といっても24cm)のヤマメでした。混生しているのですね。

 渋滞がなければ、ここはいいとこです。

もどろ