早くレポートをする予定でしたが、忙しさにかまけていたら、どんな内容だったか忘れてしまっていました。

 おぼろげながら思い出せるところだけ報告します。

NZ Mataura!

尾崎 博

 旅程 平成16年2月8日(日)〜15日(日)

 目的地 ニュージーランド南島のはしっこ。ゴア周辺マタウラ川

 

 ニュージーランド行きは夕方発なので、1日無駄にした気分。

ということで、成田 − オークランド − クライストチャーチ − インバーカーギルと3つの飛行機を乗り継いで
到着したのが9日夕方。

 今回はインターネットで検索して探したガイド、デイビット・マリーオーさんの家に滞在する形を選んだ。

 食事の後、さっそくイブニングへ。最近のコンディションは悪いらしい。水は少し戻ったが、虫がいない時期と、風が
強い日々が続いているとのこと。

 埼玉のショップ「チャー」の御一行さんと車で5分の川へ。

 ライズを待つが、見当たらず。同行した鼻の外側に毛が生えているガイドのポールさんが、一つライズを見つけ、やっ
てみろ、と私に促す。

 「技量を測られているのだろうなあ、」と思いながら、レディッシュブラウンボディのCDCダンを選びました。アップ
なので、ティペット先まげ系プレゼンテーションで対応。

 数投(実は数十投)めにストライク。皆が「慎重に」、とアドバイスをくれる中、6Xを使っている自信でがんがん寄
せ取り込み。中型だったけどほくそ笑むには十分だったっス。

 

 朝起きて朝食後、9時過ぎに出発するのがここのパターンらしくゆっくりと朝食。

昨日のところではなく、上流側に車で15分ほど移動し、牧場の中へ。羊を追い立てながら降り立ったバンクの上から川
を眺めるとライズあり。しめしめ。

 フライをセットし、バンクを降り、川へ。んん??!風?ピ〜っと風が川上の方から吹き付けてきて、その後止まず。
ライズがあった周辺にキャストするが1回のすっぽ抜けのみ。参りました。ライズを消す男になっているかも。

 移動

 下流へ移動し、国道がまたがるところへ。昼食後、バンクの潅木前でライズが見られる。何をどう流しても、フライに
出ることがない。負けか?一度だけ黄色いハーフシンクダンを見に来たのみ。

 盛んにライズをしている鱒に、上流側10メートルから攻める。まったくフライには見向きもしないで、左右に、時に
はかなり離れているところまでライズをしていた。

 見えないということで、ピューパを流すも、だめ。最後に7X22番のミッジを使う。

正面から流れていった時にパクり。20分以上も粘らせたやつだったが、私の手中へ。

ストマックを見るとwillow bugと呼ばれている潅木につくいも虫を捕食していた。

 このフライは表現できないらしい。デイビットに言わせると、水中でくねくねしているところを捕食しているらしい。
動きがないと反応しないそうで、22番ミッジはつまみ食いしたようなものだな。

 

 3日目今日も風。上流へ大きく移動するがだめ。初日イブニングポイント下流が風裏と読み移動。テニスエルボー悪化
のためこの日はなんとブッシュマスターを使う。なんてったって軽いから。

 バンクの上から這いつくばって川を覗くと、1匹お食事中。下から忍び寄り、バンク上からの指示を待つ。デイビット
が見つけ、相方が通訳して大声で。「石の上流側30B」、なんて。3人の力を合わせてキャッチ成功。

 下流大移動もだめ。ニンフポイントへ。18番のタングステンヘッドフェザントテールが効き、相方爆釣。ただしやた
らとバレる。

 

 4日目朝から強風と強い雨。何じゃこの天気は??と、いうことであっさり昼の釣りをあきらめ、クゥィーンズタウン
へ観光。

 夕方戻り、昨日のニンフポイントで遊ぶ。釣り方は完璧だ、と言われるが何故か肝心の鱒が出ない。もう駄目だ、と
思った時に・・・涙。(流さなかったけど叫んだね。)

 ボウズ免れました。風が強くライズ無いからしかたなくニンフ遊びで、釣れ過ぎるかな、なんて思っていたら甘ちゃん
だった。

 

 最終日。デイビットは違うクライアントを引き連れていくということで、ポールと2日目の牧場下へ。ラ〜〜〜イ〜〜
〜ズ!!今日は風が無い。あちらこちらに広がるライズリング。これですねえ、これ。

 巨大では無かったけれども、いくつかのライズをとって遊べた。相方もなんとドライで決めた様子。「ガイドがよそ見
している間に釣ったんだよねえ。」と満足だった様で。

 夕方のフライトでクライストチャーチへ。

 ニュージーランドは4月が最高らしい。

 4月に休みがとれる人はこのとき行くべきですな。

 デイビットのホームページは

http://www.mataura.co.nz/

なんと相方が載っているらしい。

戻る