千曲川ミーティング 2003.April OH003
4月19日、今年度第1回目のミーティングが長野県の千曲川で行われました。
1週間前に大雪が降り、水温が下がったことで、魚の活性は落ちている様です。
初日はお昼から雨。多くのフライフィッシャーが川岸に見受けられましたが、どの竿も曲がってはいないようで、当然私達の前もノーライズ。ウスバガガンボらしき虫の流下が見られたのですが、ぜんぜん魚の気配は見られませんでした。
移動
今晩のお宿のIさん、Sさんたちの所有する自称「小屋」に先ずは立ち寄りました。
でも、一般的にはこれはロッジと呼ぶものだと思います。
3時頃南相木村を流れるMA川(村の名前そのままですが)に出掛けました。ぽつぽつとエッサマンの姿が見られます。地元の小学生釣師に声をかけられ、ミミズを譲ってくれるというありがたい言葉を丁重にお断りする、といったふれあいがありました。
ニンフを流してキャッチしたヤマメが本日唯一の戦績。IZさんは目の前でオートマティカル・リリースだった様です。
温泉入浴後泊。
4月20日、今日は朝から良い天気。千曲川で有名なIW井氏によれば、いい天気の時は駄目だということですが・・・。
お昼前、今日もMA川で、昨日よりも上流のポイントに入りました。本当はもう少し下った所に入ってさあ、というモードだったのですが、ダンプを洗車したような廃水(泥と洗剤の泡)が一挙にドドーッと流れてきて、きれいだった流れが目の前で濁流に変わり、移動せざるをえなかったのです。
結果的には移動したことでおもしろく釣りができました。小さな流れでしたが、フラットなところからきれいなヤマメが出てきました。やがて、フタバコカゲロウやマエグロヒメフタオ、なんとかマダラカゲロウたちがハッチしてきて、ライズも見られるようになりました。経験数の割に今一つキャッチ数が伸びない同行のSMさんも待望のヤマメをキャッチすることができ、お昼に戻ることができました。
今回、川の案内をいただいたIさん、どうもありがとうございました。Sさんご家族もお疲れ様でした。素敵なロッジで楽しい時間が過ごせました。