頭1/4の私的、パンチョ氏補足レポート。
by 頭1/4
いっぱいのこと。(成田にて)
まだ、みんなは、何も知りません。天候のこと、夜釣りができないこと、バッタがメ
インディッシュでないこと。期待で胸(一部、腹)いっぱいです。
こんなにちっちゃいです。僕ら以外の乗客は二人だけ、エマージェンシーシートは、
English Speeker pleaseで、かんちゃん、えびちゃんはアメリカンに交代でした。
夕日、きれいでしょ。
勢い、勇んで最初に川に立ったのは良いが、じぇんじぇん当たりがありません。ふと、
あたりを見回すと、ポツリポツリ、パンチョさん、石井さん、釣れてるではありませ
んか。
どうやら、歩いた後の、流下が良いみたいです。(後日、大先生とのお遊びにて判明)
慌てる乞食はもらいが少ない。これ本当です。
その後。そ〜なんです。OZさん。この日はまだ暖かかったのです。大先生のご指示に
より、バッタで岸際を叩いておりました。すると、桃太郎の桃の様な流れ方(喰い方)
なんですね〜。ついつい早合わせ、乗りません。また、乗りません。明日からが不安
です。
寒いんです。日本での下調べでは、最低11℃、最高24℃だったはずでしょ?(あくま
で、平均ですが)最高14℃はないでしょう。えびちゃん、荷物が着かずに寒そうです。
偽善者の私は、フリース貸しました。思わず、SIMMSのフリース買っちゃいました。
(かっちょい〜〜。)
翌日、私がよっぽどかっちょよかったのでしょう、パンチョさん、石井さんも購入で
す。これにて、SIMMS Bros.の結成とあいなりました。(誰か写真を撮ってくれてい
た様な?)
さてさて、この天候では、勿論、バッタなど流れているはずもなく、Midgeの釣りで
す。
私のアメリカ釣行予定では、お〜〜きなフライで、昼、夜、ドッカンドッカンのはず
だったので、Midgeを発掘しなければなりませんでした。まさか、ここまで来て、日
本早春の様な釣りをするとは思いませんでした。この日はグラファイト、8Xはばっちぃ
んばっちぃん切れるんですね〜。翌日からはお竹さんの登場となりましたが、やはり
私感になりますが、お竹さんは切れにくかった。
パンチョさんのレポートにもあった様に、EPポイント近くのウィードエリアにて一日
過ごしました。そこそこ釣れたのですが、サイズが伴いません。翌日にまたも不安を
残します。この夜より、連夜、みなさん、タイイングに励みます。悪天候の為、期間
中、結局、夜釣りは決行されることは、無かったのです。(楽しみにしていたのに。
今もいっぱい、白くて、大きいのが、ボックスに鎮座してます。)
やっぱり、さぶいです。昨日はウィードエリアにパンチョさんとはまってしまったの
で、今日は、大きいのを探して上に行こうという話になりました。トイレポイントで、
またもや、パンチョさん、絶好調。私はまたもや、急ぐ乞食状態。意地になって、デ
ィープウェーディング決めてたら、大先生に呼ばれました。川から上がると、”なん
で?”震えが止りません。どうやらガス欠です。どうも、調子が悪く、朝食を抜いて
いたのですが、エネルギーが切れた様です。みなさん、遠征先では、無理にでも、朝
食たべましょう!こんなデブでも、ガス欠あるんです。そう簡単にお腹の脂肪は燃え
てくれないのです。
どうやら大先生が巨マスを見つけた様です。指示の元、私の出陣となったわけですが、
未だ、震えが止りません。結局、クルーズを辞めてしまった為、あえなく退散。
昼食後、復讐戦。上から覧ると、定位していた場所には、増水のためか、見当たりま
せん。しょうがないので、ブラインドで下流からじりじりせまる作戦。しか〜し、も
ろ逆光。#24、見えません。やけくそで、”バッタ”の登場。神様はいるのです。46、
48のブラウン、たてつづけてGET。まるで、潜水艦の浮上の様。ウ〜んガのタイミン
グ決まりました。気分の良い内に納竿です。
大先生は、やっぱり大先生のこと。
今日は、ドリフトボート初体験です。相棒は恐れ多くも大先生。天候には恵まれまし
た。一番遅い出船です。みんなは、水面にチューリップを咲かせ、どんどん行っちゃ
います。
そう、永遠のテーマ、永遠のナチュラルドリフトなのです。さて、大先生はというと、
最初から、何も言わず、HSD結んでます。私も便乗。ガイドのロバート?さん、ちょっ
とやな顔。それでも、”俺はヤダよ!”(日本語)を連発。それでも、ロバート?さ
ん、負けてません。とりあえず、2,3匹ずつ釣った後、私には、ビートルとニンフで
ドロッパーを付けさせました。(大先生にもあげていましたが、無視?)しかし、少
しすると、また、自分のドライ。だってちょっとサイズが大きいのがハッチ始めたん
だもの。その後は、何匹釣ったか憶えていません。爆釣とはまいりませんが、大先生
も私も、そつなく、まんべんに釣らせていただきました。釣らせていただいたと言う
のは、私たちのガイド、ロバート?さんは、よくできたガイドさんらしく、船首であ
ろうが、船尾であろうが、まんべんなくボートを廻してくれるのです。勿論、大先生
はず〜〜と船尾ですが、私の倍は釣ります。ロバートさんは、ひたすら、不思議そう
に、大先生と私のフライを魚があがる度に眺めていました。勉強熱心なのですね。来
年からは、緑川のガイドさん達もHSDを持っているかもしれません。
昼食後、大先生は、ほぼ、お腹も釣りもいっぱいといった感じです。私一人、はりきっ
てます。未だ、トロフィーサイズ釣れてません。Go Bank,Go Bank。いっぱい出て来
てくれます。でも、乗りません。後ろから、大先生、”でましたね?”連発です。ロ
バート?さん、Englishでのコミニケーションをあきらめたらしく、日本語のお勉強
です。来年からは、緑川のガイドさん達も、”デマシタね。””ミマシタね。”は完
ぺきでしょう。
もう終りに近いかなという時にそれは突然やってきました。午前に一匹、午後に一匹、
でかそうなのをバラしているのですが、それに、負けず劣らず、なかまかの引きです。
5分後なんとか、ランディング。慎重にメジャーで測ります。ジャスト”50cm”。大
先生も喜んでくれ”頭1/4君、やったね、20ichだよ”。うれしかったな〜〜。でも、
ロバート?さん、ポツリ、”19inc"と小声で。
今日は、弁当を持っての出陣です。帰ってくる時間がおしいとのこと。大先生曰く、”
パンチョ君、頭1/4君、もう小さいのはいいだろ?上行こう!”この一言で、大いな
る旅が始まったのです。ほとんど、トイレポイント(約1マイル)までは、無視です。
2マイル以内の所に、ウィードエリアのライズ発見。みんなで釣ります。学習能力の
無い私は、またもや、乞食。パンチョさんまた釣ります。今度は、ビデオ撮影もOK。
ババぬきの最後でやっと私もあがり。だれも、もういないと思っていたら、えびちゃ
んが撮影していてくれました。小さかったけど、ギャラリーがいるのは、良いですな。
淋しくなくて。その後、だんだんと、抜け駆け?、脱落者?が増え、きずいてみれば、
大先生と二人きり。”頭1/4君、でかいのだよ〜〜〜〜〜〜”どんどん上行きます。
山越え、谷越え。結構、怖いです。道。TDLのなんとかマウンテンが、いっぱい頭の
上にあります。ハッチは少なく、上に行けば行くほど、Bankの魚は逃げて行きます。
そのうち、大先生”ストーキングを教えてあげよう”とのたまいだしました。ご指示
の通り、何度も、自衛官の様にがんばります。後ろで、大先生、こらえながらも、”
プッ”とお笑いです。なかなかのサイズのカッツがこちらを覧ています。真正面まで
きて、じっと、覧ています。”何してるの、おじちゃん?”といった感じ。こちとら
はいつくばっているのに、ねころんでいるのに。(そうしているから変なの?)何投
かしますが、出ません。あきらめて、脅かすつもりで、大げさに立ち上がってみまし
た。でも、お魚さん達、逃げてもくれませんでした。後できずいたのですが、フロー
タントボトル、リーダーワレット紛失です。とほほ。そろそろ、夕刻。やっとのこと
で、探していたポイントに到着。でも、ライズもなく、時間もありません。とりあえ
ず、ポイントにウェーディングして、見にだけ行ってみました。ライズはありません
が、底石を流れ出しでほじくると、でかいのがうようよ寄ってきます。約1mまで。川
底の餌は豊富な様です。帰路、どれぐらい歩いたか、大先生と話したのですが、どう
やら、3.5から4マイルくらい来た様です。A区間が、トータル7マイルですから、半分
以上来た訳です。往復、7〜8マイル。いいトレッキングになりました。
さすが、アメリカ。スケールが違います。また、監理状況が、すこぶる良いと感じま
した。綺麗です。残念であったのは、監理がいきとどいているがゆえか?お魚さんの
サイズがやや、均一化している様に思いました。20inch以上はなかなか釣れず、また、
小さいのもあまりいません。機会があれば、今度は、夜釣りでバカでかいのをGetし
てみたいものです。ステーキは”Please verrrry verrrry RARE,please!”で最高で
した。意外と毎日食べれるものですね。最近、旅行前より、7kg増えましたけど。
次回は、シルバークリーク希望です。みなさん、楽しい時間をありがとう。
頭1/4。