本流のストリーマー

from: けーじ@とやま

  富山県 T川水系某ダムインレット 2002.3.10

 風がなく暖かい日になった日曜日、午後から雨ということで有名な蒲田川ではいいライズがありそうだった、残念。

 午前中は仕事でつぶれたため大場所でリトリーブの釣りを選んだ。流石に平野部より3度低い9℃だったが、この時期の富山としては十分暖かい。

 場所はパタゴニアの大河の趣きと言ったら誉めすぎかもしれないが濃いグリーンの水面が広がるインレットだ。

 ポツリポツリと雨が始まったが、ユスリカが少しづつ舞いだし気配は濃厚!!!

 慎重にキャスティング開始...、のはずだったが、いきなりライントラブル。家にあるランニングラインの残りは苦手なフラットビーム。しぶしぶ繋いだ先には上○屋で投売り1,980円のタイプ4のWFを6メートルくらいで切ったスパルタンなシステム。我ながら投げにくいシステムを作ってしまったと大反省。

 ほんとは、こういう釣りは苦手(ドライフライのような視覚的効果がないと飽きる、飽きっぽい性格)なんだが、コンディションの良い魚が釣れる?、らしいので離れられない魅力を感じている。

 とにかく短いヘッドで深く沈めなければならないシチュエーションで投げて引っ張るの繰り返し。

 悪戦苦闘していたランニングラインの処理になれた頃にヒット!

 自分が一番信じられなかったが魚は頭を振り、続けざまロッドをのしにかかる。

40cmオーバーか?

しかし、ランニングラインに手間取りあっけなくラインブレイク、万事休す。

 ラインとリーダーのつなぎ目よりブッツリだった。3Xのティペット直結と言う安易なシステムのせい?

年々魚が薄くなり、ボウズに慣れっこになっていた自分を反省した。

 「○○の一つ覚え」で、先ほどのヒットしたポイントへ同じようにキャスト。かけあ

がりをトレースするようにリトリーブ、ほぼ同じ位置再びヒット。少しサイズは、小さいようだがこれはキャッチできた。36cmくらいNZの湖沼型のレインボーのような綺麗な魚だった。

 毎年、春先はライズを釣りたくて遠出をしていたが、電気ショックのようなストライ

クはやはり刺激的だった!!

 いつもは管理釣り場でのリトリーブの釣りばかリで食傷気味、と決め付けていたが大きい魚を狙ってしばらく通ってみようと思う。

 

追伸:このような釣りにお詳しい方、アドバイスをお願いします。

るがっ