管理釣り場情報1  

 大井松田インターを降りて10分の寄(やどりぎ)YGLに行ってきました。

 ホームページで毎日その日のコンディションの情報提供があり、またリリースオンリーということでやる気を感じられそうなところと判断したからです。

 全行程約800mと聞き、少し短いかとも思いましたが、下流部は谷が深くなり、最下流までは行けず、狭くは感じませんでした。また、流れには人工的に区切りが入っており、なんか嫌なイメージ(えさ釣り場のあれ)がしましたが、効果的にポイントを形成しているように感じました。

 さて、ウェブ情報では#12〜#16なんて書いてあり、ライズは一日中、ドライ絶好調、魚は流れてくる虫を待っている、と楽天的な言葉が並んでいました。リリースオンリーの釣り場なのに、そんな脳天気なことはないだろう、と疑いながら川へ。

 メイフライ(#14〜20程度)、#18くらいのカディス、ユスリカが見られましたが、やはりライズは見渡した限り、ありませんでした。

 魚の個体差か、放流時期の差かわかりませんが、確かに16番程度で釣れるやつも中には何匹かいました。けれども、総じて学習済みで、フライを見に来て戻るというパターンが普通です。

 落ち込みの上、流れの中と魚はたくさん見えます。ホームページでは、ヤマメ、レインボー、イワナ、ブルック、レインボー、タイガーと魚種が紹介されていましたが、ヤマメとレインボーの顔しか確認できませんでした。きっと、どこかにはいたのでしょう。

 浅い瀬についている鱒は反応が良く、フライを追い食いするほどです。ドライにスレた後はサイトフィッシングも楽しめました。

 調子づいて岩盤際でライズしていたヤマメも狙いましたが、こいつは一筋縄では行かない手強いやつでした。8x、#24あたりなどは微動だりせず見切ります。ファイナルウェポンの0.15号、#32ミッジを使ってやっと食わせることに成功しましたが、こういうやつがいないと盛り上がれませんねえ。夕方はミッジングタイム。暗いのに見切るスレスレ鱒と遊んでもらいました。

 いろいろなことが楽しめ、キャスティングもしやすく、静岡からも近いということで、なかなかお気に入りとなりました。

 ここで竹竿教室が行われるらしいとの話ですが、とて楽しめると思います。細いティペットをバンブーの繊細さでカバーしてもらいましょう。きっとあなたの愛竿にホレなおすことでしょう。

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