その他の回路など

バンド切替の回路(2006年5月7日)

トランシーバーの運用バンドを替えるためには、いくつかの回路を切り替える必要があります。
それらの各基板の消費電流を計測してみると

「Rx BPF基板」 45mA、「Tx mixer基板」 24mA、「Tx LPF基板」 35mA
「pre−mix VFO基板」 17mAで、合計121mAになりました。

「Rx BPF」と「Tx LPF」の切替にはリレーを使っているので消費電流が多いですね。

さて、ここで問題が生じました。バンド切替用のロータリー・スイッチの定格電流が100mAなのです。
当初は単純に各基板への電源をスイッチで切替ようと思っていたのですが、定格電流を超えてしまうため
計画を変更して、トランジスタ・スイッチを加えることにしました。

トランジスタ・スイッチには2SA950を使います。ベース抵抗値の計算は簡単です。
2SA950のデータシートから、hfeが最低で100ですから
121mA ÷ 100 = 1.21mA
つまりベースに1.21mA流せば、コレクタから121mA取り出せることになります。

実際には、この3倍のベース電流を流して確実にトランジスタをONさせるようにします。
1.21mA X 3 = 3.63mA
それから、ベース・エミッタ間の抵抗1KΩに流れる電流が
0.6V ÷ 1K = 0.6mAですから
3.63mA + 0.6mA = 4.23mA

トランジスタ・スイッチを追加したので、ロータリー・スイッチに流れる電流は約4mAとなり
将来、接点不良を起こす心配もなくなりました。

以上から、ベース抵抗値は
11.4V ÷ 4.23mA ≒ 2.7KΩとなります。

それでは下にバンド切替の回路を掲載します。尚、ロータリー・スイッチには2回路9接点のものを使い
周波数表示部(DFD)のIF(8MHz)オフセット加減切替も行います。

バンド切替のプリント・パターン(2006年5月14日)

 バンド切替のプリント・パターンを書きました。
  
 基板の大きさは、60x100です。

バンド切替のプリント基板(2006年6月5日)

 3週間掛かって、ようやくバンド切替のプリント基板が
 完成しました。

 左写真の上がその基板です。

バンド切替のプリント基板、完成(2006年6月15日)

 ようやくバンド切替の基板が完成しました。hi

 製作の途中でパターンの間違いを見つけてビックリ
 ギョウテン。

 単純なパターンなので、かえって油断してしまいました。
 チョッピリ反省です。

送受信切替の回路(2006年7月23日)

送受信の切替回路を下記に掲載します。ANT端子から入った信号は、LPFを
通り切替リレーに入力されます。リレーにはTR1石の簡単なセミ・ブレークイン回路を付けてあります。
この回路は簡易型のため、欠点があります。それは電源を入れた時、一瞬、2SA950がONになるため
リレーが働き、送信状態になることです。実際には、キーダウンしていないので、電波は出ませんし
すぐに受信状態になりますので、マーーー、良いでしょう。hi hi

送受信切替回路のプリント・パターン(2006年9月1日)

 送受信切替回路のパターンを書きました。

 基板の大きさは、60x100です。

送受信切替回路のプリント基板(2006年9月5日)

 ようやくプリント基板が完成しました。

送受信切替回路の基板組立終了(2006年9月7日)

 基板の組立が終了しました。

 この基板はシャーシに対して垂直(立てて)
 組み込むため、セミ・ブレークインのディレイ調整用
 半固定VRには縦方向から調整出来るものを
 選びました。

 ANT端子とリレー間に入れてあるLPFの
 周波数特性は下記をご覧ください。
 

LPFの周波数特性(2006年9月7日)

 横軸一目盛:10MHz
 縦軸一目盛:10dB
 中央が50MHzで、0〜100MHz間を表示しています。
 (以下、同じ設定です)


 マーカーは20MHzで、このLPFの挿入損失が
 0.1dBであることを示しています。

 −3dBになるのは35.0MHzです。

 −20dBになるのは47.5MHzです。

 −40dBになるのは68.2MHzです。

 このLPFの回路定数はARRLのアマハンを
 参考にしましたが、実際には手持部品の都合で
 75pFの所は77pF
 160pFの所は165pF
 にしました。

 このため、−3dB〜ー40dBのポイントも
 アマハンに掲載されている周波数より
 低くなってしまいました。hi

電源部の回路(2006年9月18日)

電源部の回路を下に掲載します。外部の安定化電源から直流12Vを入れて、そのままVcc12Vとします。
三端子レギュレーターの7808を使いVcc8V、さらに7805を入れてVFO用にVcc5Vを供給します。
アナログVFOの安定度を少しでも高めようと、三端子レギュレーターを2段にしてあるのですが
その効果については定かではありません。たんなる気休めかも、hi hi。

電源部の基板組立終了(2006年9月24日)

 電源部の組立が終了しました。

 40mmX50mmの基板にカッターで切れ目を入れて
 ランドを3ヶ所作り、部品をそのまま立てて
 ハンダ付けして終了です。

 後ろに写っている雑誌は、QST誌の10月号で
 40m用の受信機が表紙を飾っています。
 なかなか面白そうな受信機です。
 

周波数表示部のキット(2006年12月4日)

 周波数表示用に、NorCal QRP Club から
 クラブキットとして出ている FCC-1を購入しました。

 このキットのFBな所は、バンド別にGate時間、
 IFオフセット周波数、表示周波数の計算、
 プリスケーラ設定が出来る事です。

 価格も日本への送料込でUS$40でした。

 左の写真が届いたキットで、黒いビニル袋の中に
 LCD表示部が入っています。

 左が完成したFCC-1です。
 表示部は2列で、上に周波数
 左下にバンド表示がでます。
 (写真は30m、10.1MHz帯を表示中)

 右側はバンド選択用に製作した基板です。
 バンド切替スイッチでアナログスイッチIC
 4066の入力を切替て、FCC-1へ4ビットの
 バンドデータを出力させています。