節分 inフルーツバスケット

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それまでは何かして時間をつぶしてください(爆)

「今日は節分なのですっ!」 「なんなんだよ いきなり…」
「おや、今日は2月3日だったっけ?」 「そういえばそうだね」
「で、何だよ?その『節分』ってのは」 「あらやだ、夾君知らないの?おっくってる〜」
「これだからバカは困る…」 「んだとコラ!!」
「節分と言うのはですね…」

 

 

「ふ〜ん で、誰がその『鬼』をやるんだよ?」「お前に決まってるだろ バカ猫」
「なんで俺なんだよっ」 「お前なら遠慮無く全力で豆をぶつけられるからだ」
「上等だ!!クソ由希!!やれるもんならやってみやがれ!!」
「言われなくてもそうするよ」「2人とも、頼むから家壊さないでね〜」
「待ってください せっかくですから皆さんもお誘いしましょう!」

 

 

「面白そうね、豆まきなんて…」     魚ちゃん 「オレンジ頭に日頃の恨みをぶつけてやる」
「わーいわーい 豆まきだ〜」 「オレ、せっかくだから食べたい…」
「なんでこいつらを呼ぶんだよ…」 「大勢でやったほうが楽しいと思いまして」
「それはそれとして、誰が鬼をやるの?」
「そんなもの…ないわ」  「あ?」
「あるとすればそれは、力の限り相手にぶつけ、再起不能にすることね…」
「それはいいかも…」    「よくねぇ!!」
「なんか思いっきりルールを無視してるような」
「と、とにかくはじめましょうっ!」

 

  

 

「覚悟しやがれっクソ鼠っ!!今日こそお前に勝つ!!」
「キョー すきあり〜」 「何しやがる!!紅葉!!」
「うわーん、キョーがいじめる〜」
「ねぇ、夾…」 「なんだよ、春」
「せっかくだから、オレとやろうよ いい機会だしさ」 「由希との決着が先だ」
「やろうって」 「ダメだ!!さぁ、覚悟しやがれ!!鼠野郎!!」
「逃げんのかよ、バカ猫…」 「あ?」
「てめぇが弱えからって尻尾巻いて逃げんのかよって言ってんだよ、このチキン野郎!!」
「んだと、コラ!上等だ!クソガキ!!泣かすぞ!!」 「やってみろよ、このバカ猫が!!」
「ぶ、ブラック降臨です……」 「まったく、学習って言葉はないのかあいつは…」
「そんなところで高みの見物か?こいつをやったら次はお前を頂くぜ?」
「はいはい、勝手にやってろ」 「どこ見てやがる!!春!お前の相手は俺だろうが!!」
「と、止めなくてよろしいのでしょうか…?」
「いいよ、いつものことだし それに付き合ってたらこっちにまでバカが伝染る」
「トール、こっちで一緒にやろうよ」

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・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・

「なんか…もう疲れた…今日は引き分けでいいや…」
「ちょっと待て!!どう見ても俺の勝ちだろうが!!勝手に終わらせて勝手な判定付けてんじゃねぇ!」
「また派手に壊してくれたねぇ〜ボクの家を」 「おかげでとっても素敵な電波を味わえたわ…」
「ご、ごめんなさい!!紫呉さん」 「あー透君が謝ることじゃないよ 壊したのは夾君だから」
「何で俺だけなんだよっ、春だってそうだろうが!!」「だってはーくんはこの家の住人じゃないでしょう?」
「お前が悪いんだよバカ猫」 「バカって言うな!!」
「とにかく、夾君は弁償してもらうからね〜」 「おいコラ!!待ちやがれ!紫呉っ!!」
「今日も、皆さんと大変楽しい1日を送ることが出来ました」

END

〜後書き〜

いや、突発的にフルバネタでなんか書きたくなったりしてこの次第です(笑)
そうですね〜執筆時間にして約10分程度でしょうか?簡単な作品でスイマセン(汗)
しかも管理人が夾ファンってこともあってか夾ばっか喋ってましたね
雰囲気が出ていましたか?少しでも感情移入していただければ幸いです
この作品は結構スラスラと且つ楽しく書けました〜
それではまた!!

執筆日:2002/02/03