真田十勇士下敷き

これはNHKの人形劇「真田十勇士」の下敷きです
20数年前にNHKセンターのおみやげコーナーで購入。
御覧の通り、ひとかけらの媚びもない出来、シブイ仕上がり。
(ふんどし姿がサービスといえばサービス?)

ジュサブロー人形は劇の衣装としての誇張はあっても
全体的に見るとひじょうに自然で、着せられているというよりも
着ているという印象を受けます。どんなに華やかでも主役は人形。
そこにずっと着物を愛してきたジュサブローの心意気を感じます。
(一竹辻が花よりジュサブローの着物が着てみたい。)

王女メディア」の月のように美しい衣装。
平幹二郎のまつげも人形と同じくキラキラとゆれて。
デフォルメされたものが あんなに優美に見えるなんて初めてで。

鏡花作品の理想を三次元に映す人形たちも同じく。
凛としたたたずまいは 形を超えた精神を感じさせました。
心をこめたモノに心が宿らないはずもなく。

キッと見すえる寄り目がちな人形の正義はまっすぐ。
6時台がニュースでうめられていない頃のお話でした。

(2001.8.12)

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