青の6号(英題:Blue submarine No.6)


† アニメ 作品紹介 †
ジャンル登場キャラクタ :声優
SF 速水鉄:郷田ほづみ
紀之真弓:野上ゆかな
シドラ・デッドソン:石塚運昇
伊賀徳洋:有本欽隆
ミューティオ:長沢美樹
野中勝馬:関俊彦
ベルグ:森久保祥太郎
黄美鈴(ホアン・メイリン):斎藤彩夏
ユーリ・マヤコフスキー:鈴置洋孝
ユング・ゾーンダイク:若松武史
原作
小澤さとる
監督
前田真宏




 近未来の地球が舞台。
 食物生成プラントを始め、様々な環境開発と治安維持を手掛ける超国家組織「青」。その中の一人、 天才科学者ゾーン・ダイクが、突如反旗を翻す。彼は南極にある核兵器保管解体施設を占領すると、 海洋テロ結社・マックスを結成。核エネルギーと彼の生み出した獣人達を使い、地球の地軸をずらす ポールシフト現象で人類殲滅を目論む。ゾーン・ダイクが篭る核施設を破壊すべく、各国から 集められた「青」の潜水艦部隊は総攻撃を開始する。
 そんな折、かつて獣人に親友を殺され、厭世的になってしまった元パイロット・速水鉄の元に、 日本の自衛隊に相当する「青の6号」の速潜航艇パイロット・紀之真弓が訪れる。紀之は速水に、 速潜航艇パイロットへのスカウトの通達を伝えるのだが・・・。


† アニメ 作品レビュー †
 日本初のフルCGアニメで、CGによって表現した潜水艦同士の卓越した海洋アクションは 派手で見応えがあった。
 過去の事件により厭世気分に陥っている主人公は、人類も獣人も敵種族殲滅に狂奔する中で、 それに距離を置いて共存の道を探っていく。話の短さと描画不足もあってか、勧善懲悪を 否定しているテーマにも関わらず、安っぽい気がしないでもない。実際は緻密に構築されているので あろう世界観の魅力が伝えきれていない気がする。
 あと、贅沢にも全4話をDVD4巻に分けたことが、チープな印象に拍車をかけているような...。
評価 執筆者 カンガルー【08/01/03掲載】


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