† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF |
デュナン・ナッツ:小林愛 ブリアレオス:小杉十郎太 ヒトミ:松岡由貴 アテナ:小山茉美 ウラノス:藤本譲 ハデス:子安武人 義経:森川智之 七賢老エレ:クトリュオン仲木隆司 七賢老ヘスティア:西川幾雄 ギリアム:篠原恵美 デュナン幼少:川上とも子 |
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原作 | ||
士郎正宗 「アップルシード」より |
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監督 | ||
荒牧伸志 |
ス ト | リ | |
西暦2131年の未来。世界は非核大戦により壊滅的状態に陥っていた。伝説の女兵士デュナン・ナッツは、
大戦の余韻が残る荒廃した街を生き抜いていたが、突然現れたサイボーグ部隊に捕獲される。そのまま
人類最後の理想郷・オリュンポスへ連行されるた彼女は、そこで体の大半が機械化された昔の恋人
ブリアレオスと再開する。彼女をオリュンポスへ招聘したのは、世界各地から優秀な人材を集める
任務を持ったヒトミという女性であった。オリュンポスは戦後の世界を治めており、住人の半数が
優良種クローン人間バイオロイドだとヒトミより説明を受ける。 立法院を訪れたデュナンは、オリュンポスを運営する老人達・七賢老と出会う。老人達と巨大 コンピューター・ガイアの対話によってこの国は運営されていると言う。しかし、実際に政治を 司るのはバイオロイド達であり、一部の過激な人間達は密かにこの事態に苛立ちを募らせていく。 その内、デュナンは何者かの襲撃を受け始める。いったい何者が・・・? |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
この映画より少し前に同原作者「イノセンス」もあったが、本作の方が分かり易くて良い。世界観が
複雑そうだが、それを簡潔明瞭に訴えようとするスタッフの意図に好感が持てる。何よりこれでもかと
駆使しているCG技術が効果的に使われており、サイバネティックで派手なアクションシーンを強力に
盛り上げる。やはり映画におけるCG技術は、技術力よりもそれを如何に駆使するセンスが重要だと
改めて思う。ただ、フェイスモーション(実際の人の顔面のモーションをコンピュータにキャプチャー
してアニメの顔に流用する表現手法)の技術はマイナスに感じる。妙に顔アップが多い気がするし、
頻繁な多用に見合っただけの効果が得られているとも思えない。 音楽も良いものが多く、二転三転するストーリーもなかなか。名作。続編「アップルシード2」も 製作中ということなので、こちらも期待。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【04/12/26掲載】 |