あずまんが大王(英題:Azumanga Daiou)


† アニメ 作品紹介 †
ジャンル登場キャラクタ :声優
コメディ ドラマ 美浜ちよ:金田朋子
榊:淺川悠
春日歩(愛称:大阪):松岡由貴
水原暦(愛称:よみ):田中理恵
滝野智:樋口智恵子
神楽:桑島法子
かおりん:野川さくら
谷崎ゆかり先生:平松晶子
黒沢みなも先生:久川綾
木村先生:石井康嗣
千尋:大前茜
大山:吉野裕行
原作
あずまきよひこ
脚本
大河内一楼
大久保智康
吉永亜矢
玉井☆豪
五月はじめ
監督
錦織博




 原作は、あずまきよひこのの4コマ漫画。
 舞台はとある高校。明るくて我侭な谷崎ゆかり先生は、親友でしっかり者の黒沢みなも先生と 1年生の担任を受け持った。ゆかり先生のクラスは個性的な生徒ばかり。元気だけがとりえの トラブルメーカーともちゃん、つっこみ上手の優等生よみ、スポーツ万能でネコ好きの榊さん、 10歳でありながら高校に編入してきた天才少女ちよちゃん。そして、関西から転校してきた天然 ボケ少女の大阪が加わる。
 個性豊かな彼女達の、ほのぼのとした3年間の高校生活が始まった。


† アニメ 作品レビュー †
 原作の4コマ漫画からして独特の雰囲気があるが、抽出されたエッセンスはアニメの どのエピソードにも上手く活かされている。
 学園ものにありがちな「恋愛」が一切廃され、平凡な高校生だったら誰もが 体験する教室の授業、体育のプール、昼休み、夏休みの旅行、運動会、学園祭 などのスクールライフが淡々と語られているだけなのだが、個性的な登場自分達が 繰り広げる明るく楽しい雰囲気が清々しい。そして、シュールなギャグが多く、 最初から最後までが安定した面白さを維持していた。
 現役の学生だったら親近感が湧くだろうし、高校を卒業した人には遠い過去の 高校時代へのノスタルジーを感じさせてくれる。卒業式のシーンは懐かしさを、 そして、不覚にもこれで終わってしまったのかという切なさを感じてしまった。 海外でもかなり人気があるようだし、国籍も老若男女も問わない普遍性の高い 名作だと思う。それでありながら、深夜放送だったのは何とも勿体ないことでは なかろうか。
評価 執筆者 カンガルー【04/06/20掲載】


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