† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF |
アイアン・ジャイアント:ヴィン・ディーゼル アニー・ヒューズ:ジェニファー・アニストン ディーン・マコピン:ハリー・コニック・ジュニア ケント・マンズリー:クリストファー・マクドナルド アール・スタッツ:M・エメット・ウォルシュ マーブ・ローチ/フロイド・タービュー:ジェームス・ギャモン |
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原作 | ||
ブラッド・バード(原案) | ||
監督 | ||
ブラッド・バード |
ス ト | リ | |
冷戦の只中の1957年。メイン州の小さな港町に、宇宙の果てから記憶を失った巨大ロボット
「アイアン・ジャイアント」が落ちてくる。ホーガース少年は森の中でこの鋼鉄の巨人に出会う。
力持ちで無邪気、それでいて人なつっこい巨人とホーガース少年は瞬く間に友達になる。
ホーガス少年はロボットに言葉や常識を教え込み、楽しい日々が続いていくかと思われた。
だが、少年が秘密にしていた「アイアン・ジャイアント」の存在はたちまち町中に広まり、
ついには軍隊までも出動してしまう。ホーガス少年は友達を守るために奮闘するのだが... |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
アメリカのアニメ映画。アメリカのアニメはディズニー系のような原作付きでないオリジナルの場合、
大抵はしょうもない駄作になるか、日本アニメの丸々パクリになるかどちらかに振り分けられてしまうと
思っていたが、この作品はアメリカン・テイストがいい感じで発揮されていて、目を見張るものが
あった。 勧善懲悪もので、人物の背景は単純、メカデザインはレトロちっくだし、展開も地味なのだが、 ロボットと少年の心温まる交流の描写が巧み。少年のロボットに対する憧憬で引き込み、 人間のエゴを垣間見せ、ロボットの力強さで沸かせ、ラストでささやかな感動がある。 それらが短時間の中で、分かり易く表現されていた。 アメリカ産アニメの中では他人に薦められる数少ない例外の一つだと思う。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【04/05/19掲載】 |