| † アニメ 作品紹介 † |
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| ジャンル | 登場キャラクタ ：声優 | |
| 歴史 ＳＦ |
片瀬志麻：野中藍 音山光太：水島大宙 アリサ・グレンノース：松岡由貴 藤沢やよい：折笠富美子 栢山晶：田中理恵 小田原大：斎賀みつき ピエール・タキダ：上田祐司 ジョイ・ジョーンズ：陶山章央 風祭りんな：広橋涼 町田初佳：豊口めぐみ ケント・オースチン：岸尾大輔 ナジマ・ゲーブル・片瀬真人：朴路美 笙人律夫：檜山修之 レイラ・バルト：進藤尚美 白銀迅雷：藤原啓治 リチャード・ジェイムズ：堀勝之祐 カール・ヒュッター:田中正彦 蓮花蓮:根谷美智子 織原道夫：屋良有作 |
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| 原作 | ||
| XEBEC | ||
| 脚本 | ||
| 堺三保 | ||
| 監督 | ||
| 佐藤竜雄 | ||
| ス ト ｜ リ ｜ |
西暦2167年、みずへび座ベータ星・超新星爆発による衝撃波が地球に到達した。
巨大な電磁パルスと放射能に晒され、人類は壊滅的な被害に見舞われた。しかし、
その災厄から人類は見事復興を遂げる。そして、超新星爆発のもたらす第2の災厄に
備えようとしていた。 西暦2356年、再び災厄が太陽系に到達しようとしていた。しかも、今度の衝撃波は 砕けた星そのもの。全人類は、このセカンドウェーブから太陽系を守るべく、大計画 グレート・ミッションを立案。太陽系の各所に要塞ファウンデーションを建造し、 オーバビスマシン・パイロットなどの人材を育成する教育機関を設けた。 セカンドウェーブ到達を間近に控え、地球圏を守るファウンデーション・ ステルヴィアに、今年も新入生がやって来た。その中に、宇宙飛行にに憧れる少女・ 片瀬志麻が居た。 |
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| † アニメ 作品レビュー † |
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| １ |
アシモフ、ハインラインといった巨匠の小説やスタートレックを髣髴とさせる未来世界の
物語。宇宙が舞台のＳＦ作品は大抵が戦争や冒険を扱っているものが多いが、それら一般的な
セオリーとは一線を画し、太陽系規模の自然災害に人類が一丸となって立ち向かわなければ
ならないという設定がユニーク。 前半は、ファウンデーション・ステルヴィアに入学した予科生達が、勉学に励んだり クラスメイトと和気藹々と交流ていくスクールライフが中心となっている。努力・友情・ 成長の三拍子がきっちりと描かれていて、様々な葛藤を乗り越えることで才能を開花 させていく主人公と、彼女を認め支えるクラスメイトや教師達とのふれ合いが 微笑ましい。 後半は全人類の存続を賭けた一大ミッションが始まり、先行き不透明、対策は手探り状態といった 絶望的状況下に一転する。クライマックスにふさわしい絶体絶命を予感させるシナリオ運びが緊迫感を 巧みに演出し、先の展開を期待させてくれた。しかし、せっかくの悲観的な状況の割に主人公を含む 何人かがゴーイングマイウェイ路線。特に主人公に関しては、ぐずぐずした青春ドラマを始めたことで 感情移入がしにくくなっていく。他人に対する劣等感や異性との悩みなどのプライベートな ことで頭がいっぱいになり、最終的にそれらの苦悩が何の心の整理もつかぬまま未消化で幕引きに なってしまったことがどうもしっくりしない。 | |||
| 評価 | Ｂ | 執筆者 | カンガルー【07/08/17掲載】 | |