† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF アクション ホラー |
小夜:工藤夕貴 保険医:中村佐恵美 デイビッド:ジョー・ロメルサ ルイス:ステュアート・ロビンソン |
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原作 | ||
プロダクションI.G | ||
脚本 | ||
神山健治 | ||
監督 | ||
北久保弘之 |
ス ト | リ | |
1966年の秋、米軍はベトナム戦争に突入し激戦を繰り広げていた頃。 日本の横田米軍基地で、不自然な自殺者が続出していた。そこに日本刀を 携えた少女・小夜が現れる。彼女は人間社会に溶け込み、人間を貪り食う 吸血鬼を倒すため、アメリカの組織が送り込んだ人物であった。小夜は セーラー服に身を包み、日本刀を武器に基地内のアメリカンスクールに 潜入する・・・。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
短い・・・。上映時間は48分。全編をデジタル処理し、2Dキャラ3D動画を巧みに融合している。
言わば実験作的意味合いが強い。吸血鬼とは何か?それを狩る組織はどういったものか?セーラー服姿で
日本刀で闘う少女の姿は渋いし、彼女の謎めいた正体などに興味引かれるものがあるが、結局謎の
数々は分からず仕舞い。話をもっと膨らめて面白く出来たと思えるのだが、主人公がちょっと闘い、
目撃者の保険医が「今も彼女は闘い続けているのだろうか・・・?」と感想をもらして終わり。
淡白過ぎ。 余談だが、この作品をアメリカの映画監督クエンティン・タランティーノがエラく気に入った らしい。日本を訪れた際も、本作の製作会社Production I.G.をに立ち寄って本作を褒めちぎって 帰ったとの事。その後、タランティーノ製作「キル・ビル」では主人公が日本刀で活躍し、 敵役に日本の女子高生が出てきたり・・・。タランティーノ自身、本作が元ネタの一部で あることを公言している。また、キル・ビルのアニメーションパートの製作は、前述の Production I.G.によるものである。 | |||
評価 | C | 執筆者 | カンガルー【04/08/09掲載】 |