† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF ロボット |
シーブック・アノー:辻谷耕史 セシリー・フェアチャイルド(ベラ・ロナ):冬馬由美 レズリー・アノー:寺島幹夫 モニカ・アノー:荘司美代子 リィズ・アノー:池本小百合 マイッツァー・ロナ:高杉哲平 カロッゾ・ロナ(鉄仮面):前田昌明 アーサー・ユング:松野太紀 アンナマリー・ブルージュ:神代知衣 コチュン・ハイン:吉田古奈美 ジェシカ・ングロ:天野由梨 シオ・フェアチャイルド:大木民夫 ドレル・ロナ:草尾毅 ドロシー・ムーア:折笠愛 ドワイト・カムリ:子安武人 ナディア・ロナ:坪井章子 マイッツァー・ロナ:高杉哲平 |
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原作 | ||
富野由悠季 | ||
監督 | ||
富野由悠季 |
ス ト | リ | |
逆襲のシャアより30年後の宇宙世紀0123年。 地球と月の間にあるラグランジュ・ポイントでは、新たなコロニー、フロンティア・サイドの建設が進んでいた。 シーブック・アノーは、その中の一つ、フロンティアIVに暮らすハイスクールの学生だった。ある日、学園祭の ミス・カントリーサイドのコンテストの最中、フロンティアIVは謎の軍隊の襲撃を受ける。小型で高性能の モビルスーツ群は、コスモ・バビロニアの建国を目指すクロスボーン・バンガードであった。平和に慣れきって しまった連邦軍では彼らの敵ではなく、クロスボーンのモビルスーツ部隊の手で連邦軍は次々に壊滅。 シーブックら学生も戦闘の渦中から必死に離脱しようとする。その最中、級友のセシリー・フェアチャイルドは ロナ家の後継者としてクロスボーン軍に迎えられ、鉄仮面に変わり果てた父カロッゾと再会する。カロッゾは 貴族達の主導による人類の新しい未来を提唱するのだった・・・。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
本来TV放映を考えていたものが、諸般の事情により映画でまずプレビューをということになった
とのこと。 全2巻の長い小説を2時間にまとめているため、展開が分かり難くなってしまっているのが残念。 小説の1巻はシーブックの学生生活の模様が描かれ、ラストでクロスボーン軍が襲撃してきて幕が 降りるのですが、映画ではそのクロスボーンの襲撃から始まるので、原作の前半を丸々すっとばして いるわけです。なぜ戦うのかという敵味方のイデオロギーが映画だけではそもそも分かりにくい。 戦いのテーマ、ストーリーなどを分かるように展開してほしいです(小説では緻密に細かく説明 されており、決して作者が考えていないわけではない)。 モビルスーツのデザインは、ファーストガンダムシリーズから一線を画すデザイン、アイディアを 採用しており、ラストのラフレシア対F91のバトルなどの戦闘シーンも秀逸。エンディングの 森口博子の歌に移行する幕引きもエレガントです。ガンダムシリーズ中、一番まともな主人公? ってのも個人的には好感が持てます。 結局続編のTV版は製作されなかったのですが、富野原作・長谷川裕一画の 「機動戦士クロスボーンガンダム」というコミック(全6巻)で、その後のシーブックとセシリーの 戦いの顛末が描かれています。新たな木星帝国という敵の存在、そしてザビーネとの決着など、 コミックの方の完成度はなかなかなので、続きの気になる人にはお勧めです。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【04/05/21掲載】 |