キノの旅 -the Beautiful World- 何かをするために −life goes on.−
上映時間:30分


† アニメ 作品紹介 †
ジャンル登場キャラクタ :声優
アドベンチャー キノ:前田愛
エルメス:相ヶ瀬龍史
師匠:翠準子
原作
時雨沢恵一
脚本
村井さだゆきを
監督
渡辺高志




 これはまだ、キノが旅を始める前のお話。
 ある事情からモトラド(※二輪車。空を飛ばないものだけを指す)のエルメスと一緒に生まれ故郷を 飛び出したキノは、森の小屋に住む「師匠」と呼ばれる老婆の元に身を寄せていた。家事を手伝いながら 師匠からパースエイダーの訓練を受け、エルメスの運転を練習する平和な日々が続く。
 そんなある日、川に水を汲みに行ったキノは、自分の生まれ故郷で出会った「キノ」と名乗る 青年と同じコートを着た旅人を見かける。かつて自分をかばって命を落とした青年の名を襲名している キノは、当時の記憶を思い出す。そして、ある決心をする・・・。


† アニメ 作品レビュー †
 この映画を見た直後に改めて原作を読み直したが、細部がいろいろ変わってしまっているな〜。 大筋は原作通りだけど。特にクライマックスで、流石にキノがあんな残虐なことをする描写を アニメ化するわけにはいかなかったのかと・・・。
 この映画はキノの過去の話。以前放映されていたアニメ本編ではキノが故郷を飛び出す経緯は 触れていたが、その後でどうやってパースエイダーの有段者になったのかとか、旅に必要な知識を どうやって身につけたのか、師匠とは何者でどんな人物なのかなどは触れていなかった。 その辺りが、ある程度垣間見られる。また、青年キノに対するわだかまりを、キノはどうやって 払拭したのかも。キノの旅が好きな人なら、充分楽しめると断言する。
評価 執筆者 カンガルー【05/08/20掲載】


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