† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
ファンタジー SF |
ナウシカ:島本須美 ユパ:納谷悟朗 ミト:永井一郎 ギックリ:八奈見乗児 クシャナ:榊原良子 クロトワ:家弓家正 アスベル:松田洋治 ラステル:冨永みーな 少女C・トエト:吉田理保子 少年A:坂本千夏 ペジテ市民:島田敏 トルメキア兵:大塚芳忠 少年B:TARAKO |
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原作 | ||
宮崎駿 | ||
監督 | ||
宮崎駿 |
ス ト | リ | |
遥か昔、「火の7日間」と呼ばれる大戦争を経て、栄華を極めた文明は壊滅する。 それから千年もの月日が流れた。生き残った僅かな人類は、腐海(ふかい)と呼ばれる 毒の森と、そこに棲む凶悪な蟲(むし)達が支配する世界で生活を営んでいた。その中に、 風の谷と呼ばれる辺境の小国があった。風の谷は海からの風によって瘴気から守られており、 村人は平穏に暮らしていた。 そんな風の谷に、多くの人々を乗せた輸送船が墜落する。墜落現場の残骸の中には、 かつて「火の7日間」で使われた魔神・巨神兵があった。更に、それを回収すべく、 クシャナ率いるトルメキア軍が風の谷に進軍してくる。 自然や動物をこよなく愛し、王蟲(オーム)とも心を通わせる風の谷の姫・ナウシカは、 風の谷を守るために闘いに赴むくが・・・。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 | アニメ映画の良作。改めて見る度にたくさんの発見がある。しかし世界観や 人物像などが希薄な部分もあるので原作で語られているエピソードをもう少し 増やして欲しかった。虫、植物の美しさに当時は感動した。オリジナリティ 溢れる作品。壮大に広がる久石嬢の音楽がマッチしている。 | |||
評価 | A | 執筆者 | 飼い主【04/05/19掲載】 |
2 |
「カリオストロの城」の5年後、「天空の城ラピュタ」の2年前に製作された宮崎作品の代表作の1つ。大衆的
アニメの先駆け的存在で、宮崎アニメを決定づけた作品。当時金曜ロードショーで放映した時は、美麗で先を期待させる
OPから衝撃的だった。あの頃の自分は小学生だったため、遅くまで起きているわけにもいかずに途中までしか
観られない。続きが気になりつつも、歯噛みして寝床に入ったものだ。 権力欲や支配欲に取り付かれ、身勝手な争いを続けたり容赦ない自然破壊を行う人類に警鐘を 鳴らすべく構築された、独特の世界観が素晴らしい。和気あいあいと生活を営む人々のすがすしさ、 争いをやめない人々の醜さ、自然の脅威に晒されるちっぽけな人間の脆弱さなどがストーリーに生かされており、 とにかく物語のスケールが壮大で緻密。挿入歌を始めとする音楽のレベルも高い。ナウシカの神がかった強さと 運の良さは宗教っぽいけど、人間の傲慢さを戒めるべく振るわれていて心が洗われる。 この映画は原作の漫画版「風の谷のナウシカ」の2巻の中頃までを映像化したもの。原作は 全7巻にも及び、更に奥深い。 | |||
評価 | S | 執筆者 | カンガルー【05/08/13掲載】 |