† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF ロボット ポリス |
篠原遊馬:古川登志夫 泉野明:冨永みーな 後藤喜一:大林隆介 南雲しのぶ:榊原良子 香貫花クランシー:井上瑤 太田功:池水通洋 進士幹泰:二又一成 山崎ひろみ:郷里大輔 シバシゲオ:千葉繁 榊清太郎:阪脩 実山:辻村真人 松井刑事:西村知道 海法部長:小島敏彦 福島:小川真司 片岡:辻谷耕史 オッちゃん:立木文彦 警官:西村智博 お天気おねえさん:林原めぐみ 技師:佐藤政道 技師:子安武人 警視庁幹部:菅原正志 パイロット:梁田清之 アナウンサー:中嶋聡彦 |
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原作 | ||
ヘッドギア ゆうきまさみ(原案) |
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脚本 | ||
伊藤和典 | ||
監督 | ||
押井守 |
ス ト | リ | |
近未来、汎用人型機械・レイバーが一般使用されるようになったが、レイバー絡みの犯罪も急増。これに対処すべく、
警視庁は特殊車輌2課を創設、警察用のレイバー・通称パトレイバーを配備した。 ある時期を境に、レイバーがドライバーの意思と無関係に暴走する事故が多発。レイバーに組み込まれた新規OS・ HOS(Hyper Operating System)が原因だと疑われるが、その開発者である帆場は既に自殺していた。第2小隊の 篠原遊馬は、自分の父親の会社である篠原重工業製のHOSを搭載したレイバーが暴走する中、真実を探るために 帆場の過去の足取りを追う。その過程で、傲慢な東京再開発に対する帆場の憎悪を突き止めるのだが・・・。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
ゆうきまさみ原作のほのぼの漫画とは、かなり毛色の異なる劇場版パトレイバー。孤独な天才犯罪者が聖書になぞらえた
ハイテク犯罪計画を決行、OSに仕込んだコンピュータウィルスが何かのトリガーで発動、何かとは・・・?いかにも
押井守監督らしい高度で高尚な内容となっている。それでも近年の押井守監督作品の中では、難解度は緩い方かな?
そういった意味で、押井守監督初心者に最適な作品じゃないだろうか。 この当時、まだコンピュータウィルスは話題になり始めたばかりのネタであり、近未来犯罪のリアリティを醸出するために あえて時代を先取りしてストーリーに取り入れたのはさすが。しかも、今見ても充分に通用する。人間ドラマも 謎解きの過程も面白く、テンポも良好なのでダレることがない。さり気に挿入されているユーモアもなかなか。 肝心のレイバーは最後でしか本格的に活躍しないが、ロボットが前面に出ないロボットアニメという手法で、 充分に完成度が高い。 | |||
評価 | A | 執筆者 | カンガルー【04/09/27掲載】 |