† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF ロボット |
シャア・アズナブル:池田秀一 カミーユ・ビダン:飛田展男 アムロ・レイ:古谷徹 ブライト・ノア:鈴置洋孝 カイ・シデン:古川登志夫 フラウ・コバヤシ:鵜飼るみ子 ジェリド・メサ:井上和彦 エマ・シーン:岡本麻弥 ハヤト・コバヤシ:檜山修之 バスク・オム:郷里大輔 ジャマイカン・ダニンガン:キートン山田 パプテマス・シロッコ:島田敏 ハマ−ン・カーン:榊原良子 フランクリン・ビダン:沢木郁也 ヒルダ・ビダン:高島雅羅 ヘンケン・ベッケナー:小杉十郎太 レコア・ロンド:勝生真沙子 カツ・コバヤシ:浪川大輔 ファ・ユイリィ:新井里美 カクリコン・カクーラー:戸谷公次 ライラ・ミラ・ライラ:浅野まゆみ ロザミア・バダム:浅川悠 ブラン・ブルターク:中村秀利 ブレックス・フォーラ:石井康嗣 アストナージ・メドッソ:広森信吾 ロベルト:塩屋浩三 アポリー:大川透 キッカ・コバヤシ:小松由佳 フォウ・ムラサメ:ゆかな サラ・ザビアロフ:池脇千鶴 ベルトーチカ・イルマ:川村万梨阿 |
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原作 | ||
富野由悠季 矢立肇 |
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脚本 | ||
富野由悠季 | ||
監督 | ||
富野由悠季 |
ス ト | リ | |
宇宙世紀0079、地球連邦とジオン公国による戦争は1年にも及び、地球連邦の勝利によって
幕を下ろす。後に、この戦争は「一年戦争」と呼ばれることとなる。 宇宙世紀0087。一年戦争終結から7年後の世界。ジオン公国に勝利した地球連邦は増長し、スペースノイドに 対する支配と圧制を強めていた。特に地球連邦のエリート将校からなる部隊「ティターンズ」は、 「ジオンの残党狩り」を名目に、連邦政府の中で急速に勢力を拡大していく。このティターンズの専横に 対抗すべく、一部の連邦軍人やスペースノイド達は反地球連邦政府組織「エゥーゴ」を結成、エゥーゴは ティターンズの拠点「グリプス(グリーンノア)」を強襲する。 その頃、グリプスの住人であったカミーユ・ビダンは、ティターンズの将校と喧嘩になり、拘束されて いた。弁護士の手配により釈放が決まろうとしていた矢先、彼の頭上でエゥーゴとティターンズのモビルスーツが 激戦を繰り広げる。その混乱の最中、カミーユは新型モビルスーツ「ガンダムMk-2」を強奪、エゥーゴへ身を 投じる。ティターンズは、カミーユの両親を人質にとる非人道的作戦を強行し、ガンダムを取り戻そうと するのだが...。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
全50話にも及ぶ長編TVシリーズを3部作(1作あたり、約100分)の映画に詰め込むのは相当苦しかった模様。
せめてもう少しでも長ければ...。以前見たTV版の各エピソードは映画の中に結構網羅されていて、懐かしさに
浸りながら手軽に内容を復習できたのはいいのだが、あまりに端折り過ぎているのが災いして、各エピソードが
中途半端なものに。地球連邦が分裂してできた「ティターンズ」と「エゥーゴ」、それらを支援する「カラバ」や
「ジュピトリス」、第3勢力の「アクシズ(ネオジオン)」の存在など、ただでさえTVシリーズは背景の説明が大して
無くて理解しにくかったのに、映画では更に分かりにくい。ロベルト、ジャマイカン、ロザミア等の戦死シーンがカット
されていたのはまだいいとして、ライラ、フォウ、マウワー、サラといった主要キャラ達との愛憎劇があまりにも
あっさり...。突然親しくなって、思いが通じ合って、闘いになって、戦死して....と、時間をかけて語らなければ
ならない人間ドラマが、超特急で終わってしまう...。TV版未見の人は、ついて行けないのじゃなかろうか。 全体的に物足りなさが拭えないものの、TVシリーズ版のカットをある程度使い回しつつ、秀逸な新作カットも 増えていて、モビルスーツ戦の見応えは増していた。また、TV版で短気、粗暴、情緒不安定な悲劇の主人公だった カミーユは、この劇場版では感性豊かで人間的成長を遂げていく主人公となり、ラストの後味も良いものに。新旧 どちらがいいか単純に優劣を付け難いが、あれだけ死にまくった後のハッピーエンドだからこそ惹かれるものを、 確かに感じることが出来た。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【08/02/11掲載】 |