† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF ドラマ |
メーテル(15歳):雪乃五月 エメラルダス(15歳):榎本温子 ハードギア:松山鷹志 ブラント:岸 祐二 キャスト:進藤尚美 ダガー:秋元羊介 ジャム:小和田貢平 ラー・アンドロメダ・プロメシューム:潘 恵子 メーテル/ナレーション:池田昌子 |
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原作 | ||
松本零士 | ||
監督 | ||
横田和善 |
ス ト | リ | |
「銀河鉄道999」のメーテル、「宇宙海賊キャプテンハーロック」のエメラルダス、
「1000年女王」の雪野弥生、彼女達の過去を明らかにしたOVA全2巻。 惑星ラーメタル。氷と静寂に包まれたこの星に春が訪れるのは1000年に一度だけ。極寒の 気候と深刻な食糧不足を乗り切るため、女王ラー・アンドロメダ・プロメシュームは「人と 大地を機械化する。」という苦渋の決断に踏み切る。女王自ら率先して機械化し、 人も大地もそのほとんどが機械化を完了する。しかし、生き残ったわずかな生身の 国民達に対し、機械化によって豹変し始めた女王は強制的に機械化するよう部下に 命令を下す。 わずかに良心が残された女王は、完全に心が機械化される前に、二人の愛娘メーテルと エメラルダスを惑星ラーメタルから離脱させようとする。最後まで人間であり続け、そして 母であり続けようと誓って。彼女の召還により「銀河鉄道」が惑星ラーメタルにやって 来ようとしていた。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
メーテルとエメラルダス、千年女王(雪野弥生)の3者の関係が、この作品で明確になる。
もっとも松本零士が既に雑誌インタビューとかで明かしちゃっていた設定らしいが、
作品の中で明確に3者が深い絆に結ばれていた肉親だと明言しているのはこの作品が初めて
らしい。それだけでも、松本零士ワールドが好きな人、人物相関図に興味を抱いている
人は一見の価値があるかもしれない。3人がなんで惑星ラーメタルを訪れたのかとか、
メーテルの父の話など、不明な点も残ってわいるのだが。 肝心の作品としてみた場合の評価だが、作画、ストーリー、演出などがどれも子供だましかと。 それぞれの主要登場人物3人の精神的な葛藤は実によく表現されているとは思う。そして、 作画は松本零士テイストということで目を瞑れる。オープニングのBGMなんて、「これから 壮大な話が始まるんだ〜。」と思い込ませてしまう荘厳さに満ち溢れている。しかし 見過ごせないのが、本編がご都合主義的展開ばかりな点。15歳の姉妹2人に機械化人達の 弱いこと弱いこと。「何も考えず突っ込んだって、捕まるだけだ〜!」なんてハラハラして 見ていたら・・・。敵は馬鹿ばかりか? | |||
評価 | C | 執筆者 | カンガルー【04/05/30掲載】 |