† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF |
【Episode.1 Magnetic Rose「彼女の想いで」】 ハインツ・ベックナー:磯部勉 ミゲル・コストレーラ:山寺宏一 エヴァ:高島雅羅 イワノフ:飯塚昭三 青島:千葉繁 エミリィ長谷川亜美 アンナ:沢海陽子 ロボット:柊美冬 A氏:平野正人 声:坂口哲夫 声:大場真人 【Episode.2 Stink Bomb「最臭兵器」】 田中信男:堀秀行 韮崎:羽佐間道夫 本部長:大塚周夫 鎌田:阪脩 大前田所長:緒方賢一 米軍将校:大塚明夫 ばっちゃん:京田尚子 医者:石森達幸 咲子:藤井佳代子 美樹:神代知衣 同僚:曽我部和恭 隊長:島田敏 アナウンサー小野英昭 幹部:田中亮一 幹部:岸野幸正 通信兵:佐藤浩之 通信兵:大滝進矢 パイロット:巻島直樹 信男の弟:岩永哲哉 看護婦:中村尚子 レポーター:新田三士郎 【Episode.3 Cannon Fodder「大砲の街」】 少年:林勇 父親キートン山田 母親:山本圭子 先生:仲木隆司 指揮官:中村秀利 給弾長:福田信昭 旋回手:江川央生 俯仰手:佐藤正治 天気予報:さとうあい 駅アナウンス:長嶝高士 駅アナウンス:石川ひろあき 駅アナウンス:喜多川拓郎 兵士:園部啓一 兵士:鈴木勝美 男:塩屋浩三 男:河合義雄 女:峰あつ子 女:巴菁子 |
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原作 | ||
大友克洋 | ||
脚本 | ||
大友克洋 今敏 |
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監督 | ||
【Episode.1 Magnetic Rose「彼女の想いで」】 森本晃司 【Episode.2 Stink Bomb「最臭兵器」】 岡村天斎 【Episode.3 Cannon Fodder「大砲の街」】 大友克洋 |
ス ト | リ | |
3つのエピソードからなる、オムニバス・アニメ。 【Episode.1 Magnetic Rose「彼女の想いで」】 ゴミ収集を生業としている宇宙飛行士達が、帰還途上で救難信号をキャッチ。SOSの発信源を 追う彼らを待っていたのは、不可思議な物体であった。内部に潜入した2人は、孤独の内に死んだ 天才オペラ歌手の幻に翻弄されていく・・・。 【Episode.2 Stink Bomb「最臭兵器」】 製薬会社の平凡な社員・田中信夫は、風邪薬のつもりで新薬を服用してしまう。その薬を飲んでしまった ことで、彼は毒ガスを体から発する殺人兵器になってしまった・・・。 【Episode.3 Cannon Fodder「大砲の街」】 複数の砲台を持つ移動砲台都市が舞台。今日も敵国に向けて大砲を撃つだけの平凡な一日が始まった。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
シリアス・コミカル・シュールという3つの要素から描かれた3話のオムニバス。 【Episode.1 Magnetic Rose「彼女の想いで」】 未来の幽霊話。誰か居るっと思わせておいて、ただのホログラム映像だったり、オルゴールが 勝手に鳴り出したり、救難信号が動き出したり・・・。冷静沈着なハインツと、お調子者の ミゲル、2人の性格や境遇の違いにより、それぞれ異なる幻影が出現し、異なる結末に たどり着く。小さな違和感が序盤から中盤に散りばめられていて、少しずつ全貌を見せていく 演出が上手い。 オチは至って平凡なのだが、幻想的な描写や合唱で引きこまれてしまった。余韻の残し方も 綺麗で、3話中ではこれが一番お気に入り。 【Episode.2 Stink Bomb「最臭兵器」】 「志村!後ろ後ろ!」というドリフのコントみたいなコメディ。周囲の人間がバタバタ倒れて いることに驚愕する主人公。普通なら自分が事件の元凶と気づきそうだが、気づかないのは物語の 都合からか。機密文書を携えて東京本社に向かう彼に、自衛隊が襲い掛かる。しかし、主人公は どこまでもパワーアップしていき、逆に自衛隊が追い詰められていく。本人はビビっている だけなのに。この馬鹿馬鹿しさが、心地よい。 【Episode.3 Cannon Fodder「大砲の街」】 これだけ、わけの分からない話。アメリカンコミックっぽい、シュールな映像で、強大な大砲を 撃つために国民が働くさまが、淡々と流れていく。ただそれだけ。これをいったいどう楽しめと・・・? | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【05/10/17掲載】 |