† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
ドラマ SF |
沢木惣右衛門直保:阪口大助 結城蛍:斎賀みつき 長谷川遥:大原さやか 及川葉月:神田朱未 武藤葵:能登麻美子 美里薫:小西克幸 川浜拓馬:杉山紀彰 樹慶蔵:西村知道 |
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原作 | ||
石川雅之 | ||
脚本 | ||
高橋ナツコ | ||
監督 | ||
矢野雄一郎 |
ス ト | リ | |
某農業大学1年の沢木惣右衛門直保は、なぜか肉眼で菌が見え、菌とコミュニケーションまでできてしまう
特異体質であった。 入学早々、女生徒・長谷川遥が行方不明であるという情報が学校を賑わしていた。そんな折り、彼は森の中で 土中から大量の菌が吹き上るのを発見する。そしてその傍には『長谷川遥』というネームプレートが立てられていた。 女子高生が埋められているということで警察も駆けつけ、学校は大騒ぎに。警察が早速土を掘り起こそうとすると、 そこへスコップをもった樹慶蔵教授が現れた...。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
農学に対しては堅くて魅力が薄い分野だというイメージを持っていたのだが、その偏見をあっさりと
覆してくれた。 人は身近に菌が存在するにも関わらず、菌の存在を知覚することが出来ない。そんな我々に、 菌がいつどこでどんな目的でどんな活動をしているかを、菌やウィルスを肉眼で捉えることができる 主人公を通して分かり易く描写してくれている。菌の姿は子供の絵本に出てきそうなコミカルな デザインで、それが愛らしくしゃべりまくるため、楽しい上に理解し易い。登場する菌は納豆や ヨーグルトに入っているような食べ物に含まれているものや酒を発酵する菌などの人間にとって 有用なものからインフルエンザ、O-157などの有害なものなど様々な菌が登場し、ストーリーに 絡んでくる。 微生物の魅力だけでなく、登場人物達も個性派揃いで魅力にあふれている。潔癖症の同級生や サディストの院生、お笑いキャラのようでいて人情に厚い先輩や変人教授など、話が進む毎に 各キャラの魅力が深まっていく。この先どんどん面白さが増していきそうに感じさせてくれたにも 関わらず、11話で終了というのは何とも中途半端な。続きをアニメ化してくれるのであれば、 是非視聴してみようと思うアニメの1つ。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【08/06/29掲載】 |