Naruto(英題:Naruto)


† アニメ 作品紹介 †
ジャンル登場キャラクタ :声優
アクション うずまきナルト:竹内順子
うちはサスケ:杉山紀彰
春野サクラ:中村千絵
はたけカカシ:井上和彦
イルカ:関俊彦
三代目火影・猿飛:柴田秀勝
木ノ葉丸:大谷育江
自来也:大塚芳忠
綱手:勝生真沙子
奈良シカマル:森久保祥太郎
山中いの:柚木涼香
秋道チョウジ:伊藤健太郎
猿飛アスマ:小杉十郎太
犬塚キバ:鳥海浩輔
油女シノ:川田紳司
日向ヒナタ:水樹奈々
ロック・リー:増川洋一
日向ネジ:遠近孝一
テンテン:田村ゆかり
マイト・ガイ:江原正士
はがねコテツ:河野智之
神月イズモ:坪井智浩
たたみイワシ:船木真人
森乃イビキ:楠大典
みたらしアンコ:本田貴子
月光ハヤテ:佐々木望
大蛇丸:くじら
薬師カブト:神奈延年
赤銅ヨロイ:桐本琢也
剣ミスミ:河本邦弘
ドス・キヌタ:江川大輔
ザク・アブミ:奥田啓人
ザク・アブミ(幼少時代):保志総一朗
キン・ツチ:小池亜希子
君麻呂:森川智之
多由也:渡辺明乃
左近・右近:咲野俊介
次郎坊:三宅健太
鬼童丸:千葉進歩
我愛羅:石田彰
テマリ:朴路美
カンクロウ:加瀬康之
バキ:中田譲治
四代目風影:田中正彦
夜叉丸:保志総一朗
桃地再不斬:石塚運昇
白:浅野まゆみ
原作
岸本斉史
脚本
隅沢克之
大和屋暁
西園悟
横手美智子
広平虫
武上純希
水越保
宮田由佳
鈴木やすゆき
監督
伊達勇登




 その昔、忍五大国の一つ木ノ葉隠れの里に、突如、強大な力を持った尾獣・九尾の妖狐が襲来した。 里の長である四代目火影・波風ミナトは、自らの命を犠牲にし、九尾を産まれたばかりの赤ん坊に 封印することで事態を収拾した。その後、三代目火影が里の長に復帰したことで、里は安定を 取り戻していた。
 腕白少年・うずまきナルトは、忍者アカデミー随一の問題児。アカデミーの卒業試験に3回も落第する 落ちこぼれであり、妖狐を封印された赤ん坊の成長した姿でもあった。周囲から「落ちこぼれ」、 「化け狐」と蔑まれていたが、そんな彼を担当教師・うみのイルカは親身に接す。自分の良き 理解者である先生の期待を知ったナルトは、それに応えるべく決意を新たにする。
 その後、ナルトは遂にアカデミーの試験に合格し、忍者の中でも最下層の『下忍』となる。 ナルトは、同じ下忍のうちはサスケ、春野サクラとスリーマンセルを組むこととなり、上忍・ はたけカカシの班に配属される。そのサバイバル演習で、忍者にとって重要なものを問われる ことに・・・。


† アニメ 作品レビュー †
 独特の世界観や忍者の神秘性を現代風に味付している部分なんかはいいセンスだと思うし、 孤独の辛さ、仲間意識の素晴らしさや大切さといったテーマも物語に上手く織り込まれている。 現在のジャンプ代表作の1つとされるだけあって、努力・友情・勝利のジャンプ3大原則も ソツなく抑えられている。膨大な登場人物達に個性を持たせ、深い背景を与え、バラエティに 富んだ能力で忍術(というか超能力)バトルは意外性も含めて楽しい。質の高いエピソードが 多いし、大筋のストーリーに関しても唐突な急展開やミステリアスな組織の登場など、 ワンパターンにはならないよう配慮されていると思う。
 忍者に免疫のない海外での人気が凄まじく、第2のドラゴンボール扱いになっている。そういった 大人気の影響かは分からないが、なかなか終わらせられないのが欠点。アニメ化が始まった初期は そうでもなかったはずだが、いつの頃からか沈黙シーンや対峙シーンが長く、そして多くなっていく。 原作に沿って内容をアレンジしている場合はともかく、完全なオリジナルストーリーはどれも酷い。 特にナルト(主人公)のライバルであるサスケが木の葉の里を抜けた後に挿入された最悪のオリジナル ストーリーを85話も挿入されて、そこまで続けさせるのかと・・・。アニメが原作に追いつき、 それでも無理矢理続けても作品のクオリティが急落することは、製作者も重々承知のはず。それでも 製作させようとする人達(経営者?か何かは分からないけど)や、オリジナルストーリーでも何でも 続けて欲しいと熱狂するファンはどうにかならないものか・・・。商業主義から抜けないと、この アニメの評価は益々下降していく・・・。
 原作の感動する部分、感銘を受ける部分は上手く生かしているだけに、本当はもっと評価を上げたくて 仕方ないのだが、時間稼ぎで嫌嫌造ったオリジナルストーリーさえ無ければ・・・。
評価 執筆者 カンガルー【07/11/18掲載】


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