† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF バイオレンス |
エレイン・リード/ダイアナ・リード:平松晶子 ケネス:加藤清三 ラット:嶋村薫 天知:篠原恵美 若山:若本規夫 勝:桜井敏治 マイラ:勝生真沙子 サコミズ:関俊彦 艦長:江原正士 副長:小室正幸 神父:八木光生 リュウ:辻谷耕史 メル:西原久美子 グリムソン:曽我部和恭 ラドネック:千葉繁 九竜会長:大木民夫 |
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原作 | ||
會川昇 有井絵武 大畑晃一? |
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監督 | ||
大畑晃一 |
ス ト | リ | |
モルガン研究所で世界の防衛バランスを狂わせるほどの戦略超兵器を研究していたグエン・
モルガン博士は、ある日原因不明の爆発により死亡。爆発の影響を受けたモルガン婦人
タニアは、その後双子の女児ダイアナとエレインを出産する。それから五年、博士の助手
ケネス・リードは九竜科学院の院長に就任する。 そして、21世紀初頭香港... 研究所爆発の際にヴァジュラエネルギーの影響を受けていたエレインとダイアナの姉妹は、 特殊な能力を有していた。エレインは知的障害を持ち、獣のような知覚神経を持っていた。 ダイアナは肉体の運動機能を失ってはいたが、エレインの心をコントロールできた。 彼女らの超能力実験は日本の九竜グループが引き継いでいた。やがてエレインとダイアナの パワーは相互に触発することで助長され、超絶的な破壊のエネルギーをもつ破壊神 「ジェノサイバー」へと変身する。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
この作品は2度と見たくはないと思う。 決して駄目アニメと単純に切って捨ててしまえるような駄作ではない。 戦闘シーンの迫力は秀逸で、もの悲しい世界観もいい味を出している。戦闘シーンの 戦慄のBGMと、悲劇の際の悲哀に満ちたBGMも良い。スタッフロールに 突入する際の歌も良く、CDも昔買ってしまった。しかし、マイナス要素が 大きいのが残念。それが故に、自分は2度と見ることはないと思う。この作品の マイナス要素は2つ。 1つは、話がワケが分からん。カルトアニメと呼ばれて日の目に当たらない所以で、 知的障害の少女エレインと周囲の研究員、サイボーグ達、組織の関係が説明不足。 2つ目は特に問題で、登場人物全員が終始全然救われない。主人公達姉妹は、 命を狙われ、軍事目的のために力を利用されようとし、ようやく永遠の眠りについて 苦しい人生から解放されたと思ったらまた目覚めさせられて...。それでも最後は 救われるのではと勝手に思っていたら最後まで...。 救われないのは主人公達姉妹だけではなく、その周囲の人達も同様。主人公達に 同情的な人、主人公達の力を利用する者、主人公達とは無関係に精一杯誠実に生きようと する人達に対して、製作者は平等に容赦しません。全てを破壊しつくした後、 知的障害のエレインが「ウアオォォォ!」と泣き叫んび、哀愁に満ちたスタッフ ロール。人類が究極の破壊兵器を追求した悲劇の代償と製作者は言いたいんでしょうか。 コンセプトはいいし、見終わった後のじ〜んと来る余韻がたまらなく良いのですが、 もう1度見たいという意欲が湧きません。 | |||
評価 | D | 執筆者 | カンガルー【04/05/30掲載】 |