サムライチャンプルー(英題:Samurai Champloo)


† アニメ 作品紹介 †
ジャンル登場キャラクタ :声優
歴史
アクション
ムゲン:中井和哉
ジン:佐藤銀平
フウ:川澄綾子
お鈴:紗ゆり
葡萄牙:川村万梨阿
山鼠:永井一郎
山鼠(青年時代):関俊彦
紫乃:鶴ひろみ
ムクロ:梁田清之
コザ:前田愛
シレン:成田剣
百地銀佐:中田譲治
オクル:大塚明夫
雪丸:佐々木望
文大:若本規夫
ザビエル3世:小杉十郎太
沙羅:玉川紗己子
ピッチャー影丸:古川登志夫
刈谷景時:菅生隆之
馬之介:子安武人
伝鬼坊:難波圭一
真里谷円四郎:井上真樹夫
善吉:清川元夢
霞清蔵:中田浩二
原作
マングローブ(manglobe)
脚本
小原信治
佐藤大
高木聖子
持田堂子
渡辺信一郎
下船渡上段
信本敬子
杉良太
監督
渡辺信一郎




 時は江戸時代、舞台は横浜の宿場町。
 茶屋でアルバイトをしていた天涯孤独の少女フウは、代官息子の一党に絡まれる。そこに、凄腕の侍2人が訪れた。 1人は琉球出身の粗暴で傍若無人な男ムゲン。もう一人は伊達眼鏡をかけ冷静沈着で寡黙な男ジン。2人は代官息子を 巻き込んで大暴れし、代官の配下の者達に捕縛される。今にも処刑されようとする2人に目をつけたフウは、交換条件と して2人に手助けをもちかける。その条件とは、自分と一緒にひまわりの匂いのする侍を探すこと、そして、それまで 2人は刀を交えないというものだった。


† アニメ 作品レビュー †
 強烈な個性を持った主役3人が「ひまわりの侍」を探し求めて旅をする、横浜から長崎までの珍道中の物語。 全26話に及ぶたくさんのショートストーリーで構成されていて、コメディ路線あり、シリアス路線ありの 常識的なものから、SFモノあり、スポ魂ありの非常識なものまで、シナリオはバラエティに富んでいる。 一応、背景が江戸時代となっているものの、そこで交わされる言葉はカタカナ交じりの現代語で、BGMは ヒットポップという、変な時代劇。製作者の伊達と酔狂が表れていて実に面白い。数々の粋な台詞や、映像表現 のセンスは高いし、特に流麗で見応え抜群な殺陣の数々に痺れさせられる。
 シナリオのメインストリームである「ひまわりの侍」の正体に関しては、奇抜な真相を期待し 過ぎてかなり拍子抜けさせられてしまったが、全26話とも安定して面白かった。
評価 執筆者 カンガルー【07/10/21掲載】


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