† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF アドベンチャー |
ドラえもん:大山のぶ代 のび太:小原乃梨子 しずか:野村道子 スネ夫:肝付兼太 ジャイアン:たてかべ和也 野比玉子(ママ):千々松幸子 野比のび助(パパ):加藤正之 ジャイアンの母:青木和代 スネ夫のママ:鳳芳野 バンホー:堀秀行 祭司長:大塚周夫 軍団長:田中信夫 部長:北村弘一 |
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原作/脚本 | ||
藤子不二雄 | ||
監督 | ||
芝山努 |
ス ト | リ | |
漫画「大長編ドラえもん」シリーズ8作目の劇場版。 まだこの地球には絶滅の危機から逃れた恐竜がいるに違いない・・・。そんな ロマンを抱いているのび太。しかし、理論派のスネオに完膚なまでに論破され、 ジャイアンの嘲笑を浴び、しずかにまで失笑される。今回も悔しさに身悶えするのび太。 頼みのドラえもんに一縷の望みを託して帰宅するが、ドラえもんの道具で「地上に 恐竜は存在しない。」ことがはっきりと証明され、ココにのび太の夢は砕け散った。 ところが、ラジコン飛行機を多奈川に落としてしまったスネオは、そこで恐竜らしき 存在を目撃する。見間違いだったと思い直すが、その後も家の庭で目撃。誰に話しても 信じてもらえないだろうと分かっている彼は、悶々と日々を過ごす。 ある日、沢山の0点のテストの答案用紙の隠し場所に頭を痛めたのび太は、ドラえもんの 勧めで地下世界に隠すことにする。地下世界はしずか、ジャイアン、スネオにも提供され、 皆誰にも邪魔されずにプライベートを満喫する。しかしスネオだけは楽しむことが出来ずに いた。目的もなく、ぶらぶらと地底世界を徘徊するスネオ。だが、そこでも恐竜の群れを 目撃するのだった・・・。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
秘境、海底、魔界、宇宙などと舞台が次々と変わる大長編ドラえもんであるが、今作は
タイトル通り地底。しかも、地底世界に絶滅したはずの恐竜が難を逃れて生き延びていたと
いう。正に、藤子不二雄版のジュラシックパーク。恐竜の恐ろしさはあんまり前面に出て
いないが、むしろ地底世界の謎のようなものに思いを馳せられる。SF的な面白さも健在で、
この地底世界が創られたきっかけがドラえもんだったという真相も面白い。隕石の巻き上げた
粉塵が地球を覆い、地球に永い氷河期が訪れて恐竜達大型動物が絶滅したという真相が
語られる。この説は、当時の最新の学説だったと思うが、この映画で自分は知った。 とりたてて極悪人が出てくるでもなく、ラストが少々あっさりだったのが残念。もっとも、 この頃の他のドラ映画が優れ過ぎていることもあるが。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【05/02/16掲載】 |