† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF アドベンチャー |
ドラえもん:大山のぶ代 のび太:小原乃梨子 しずか:野村道子 スネ夫:肝付兼太 ジャイアン:たてかべ和也 野比玉子(ママ):千々松幸子 野比のび助(パパ):加藤正之 ククル:松岡洋子 ギガゾンビ:永井一郎 |
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原作/脚本 | ||
藤子不二雄 | ||
監督 | ||
芝山努 |
ス ト | リ | |
漫画「大長編ドラえもん」シリーズ10作目の劇場版。 学校でも家でも叱られてばかりで、悔しさに身悶えするのび太は家出を決心する。 どうせ長続きするわけが無いと周囲に嘲笑されながらものび太なりに覚悟を固めるが、 どこに新しい住居を建てても土地の所有者が現れて怒られるので、うまくいかない。 その内、ジャイアン、スネオ、しずかもそれぞれ悩みを抱えて家出を決意。遂には ドラえもんまで。しかし、家出を実現する際に、衣食住をドラえもんの道具で解決 できても、土地が確保できないことにはどうしようもない。そこで、みんなは 誰も土地を所有していない7万年前の日本に飛ぶことにする。 原始生活も慣れてきた頃、一行はヒカリ族の少年クルルと出会う。そこでクルルは ヒカリ族がクラヤミ族に襲われて壊滅したこと、クラヤミ族が次々といろいろな村を 襲っていることを話す。ドラえもん達は奴隷として北に連行されようとしていた ヒカリ族の一行を見つけると無事救出。精霊大王ドラゾンビを名乗って、ヒカリ族 再建に助力する。これを機に、ヒカリ族とドラえもん達はクラヤミ族に目をつけられる ようになる。クラヤミ族には恐ろしい味方がいた。嵐や雷を操る不死身の精霊王 ギガゾンビ。果たして、両者の対決の行方は・・・? |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
前半で大昔の生活を疑似体験する様が面白い。もっとも、ドラえもんの道具に
頼っちゃいるが。畑、住居、ペットなどを創り、何も無い所で新しい生活を始められる
環境を創るレギュラーメンバー達の様が如何にも楽しげ。 中盤は石器時代の人間との共同生活、後半は謎の精霊王ギガゾンビとドラえもん達との 闘争。未来からやって来たドラえもんの方が強いに決まってるじゃんと思いきや、 意外なまでにドラえもんが大苦戦。真相が分かれば、その過程もうなずける。最後に お約束のSF的な真相が明かされて面白いが、タイムパトロールが解決に関わっちゃったのが、 ちと興醒め。どことなく、ドラクエ2ネタが入ってたような気がするが、気のせいだろうか ・・・。 ※↓少しねたばれ(※読んでもかまわないという人は、マウスでドラッグして下さい) この作品で印象的なのが、やはりドラえもんがギガゾンビを糾弾している台詞だろう。 「そうか、分かったぞ。君は未来人だな。」時の流れをさかのぼり、過去の歴史を 造り替えようとする時間犯罪者に怒りを露わにするドラえもん。しかし、ちょっと 待てよ。それってドラえもん、お前もだろー!!ギガゾンビの仮面の下は、ただの どこにでも居るようなおっさんだった。機械人間とか、顔が無いとか、何か凄い化け物を 想像していたのだが・・・。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【05/02/16掲載】 |