† アニメ 作品紹介 † |
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ジャンル | 登場キャラクタ :声優 | |
SF ロボット |
桂木桂:速水奨 アテナ・ヘンダーソン:勝生真沙子 オルソン:鈴置洋孝 ゴーヴ:北村弘一 シャイア:滝沢久美子 ジャビー:銀河万丈 スレイ:橋本晃一 ティナ・ヘンダーソン:吉田理保子 パプティ:高田由美 ヘンリー:林一夫 マーイ:花咲きよみ マニーシャ:一城みゆ希 ミムジィ・ラース:佐々木るん モーム:深雪さなえ リーア:坂本千夏 リーグ:大山高男 ロベルト:石森達幸 |
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原作 | ||
スタジオぬえ | ||
監督 | ||
石黒昇 |
ス ト | リ | |
「超時空要塞マクロス」のスタッフが、マクロスに続いて制作したSFアニメ。 舞台は西暦2062年の地球。激しい戦闘のさなか、軌道エレベータのエネルギープラント破壊作戦に 出撃した桂木桂とオルソンは、未調整の時空振動弾を作動させてしまった。様々な時空が入り乱れ、 無数の種族が共存する不思議な平行世界を生み出してしまった桂は、エマーン人の商隊に拾われる。 そこで、自分が新しい世界を生み出してしまった「特異点」と呼ばれる存在であることを知る。 桂は空に浮かぶ大特異点と自分との関係を見つけるため、愛機オーガスと共にエマーン人の旅に 同行する。 多くの種族が、元の世界に戻す鍵である桂木桂を狙い始める...。 |
† アニメ 作品レビュー † |
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1 |
「軌道エレベーター」、「特異点」、「平行世界」などのSF全開な世界観が魅力。
舞台は時空断層によって様々な異世界が融合して生まれた新世界。主人公・桂木桂は
特異点という存在になってしまったが故に、本人の与り知らぬうちに世界の最重
要人物になっていた。エマーンのキャラバンに拾われ、そこを拠点に、自分が居るのが
どんな世界なのか、自分の知人がどうなってしまったかを把握していく。明るみに
なる衝撃の事実は数多い。気軽にエマーン人の恋人を作ったことでややこしい人間
関係を作ってしまうような軽薄なプレイボーイである反面、情に熱く、生真面目な
一面を持つ主人公の行動には好感が持てる。種を越えての愛と情のやりとりが良い。 中盤の中だるみが余りにも酷かったものの、クライマックスでは再び話が急転して いき、ラストは想像の余地を残す面白い幕引きだった。 | |||
評価 | B | 執筆者 | カンガルー【04/06/05掲載】 |