テニスの王子様(原題:The Prince Of Tennis)


† アニメ画 作品紹介 †
ジャンル登場キャラクタ :声優
スポーツ 越前リョーマ:皆川純子
手塚国光:置鮎龍太郎
大石秀一郎(副部長):近藤孝行
不二周助:甲斐田ゆき
菊丸英二:高橋広樹
乾貞治:津田健次郎
河村隆:川本成
桃城武:小野坂昌也
海堂薫:喜安浩平
竜崎桜乃:高橋美佳子
小坂田朋香:大浦冬華
堀尾聡史:山崎樹範
加藤勝郎:中川玲
水野カツオ:渡辺慶
竜崎スミレ:尾小平志津香
大和祐大:池田政典
荒井将史:森訓久
池田雅也:下崎紘史
林大介:植木誠
橘桔平:川原慶久
伊武深司:森山栄治
神尾アキラ:鈴木千尋
石田鉄:前田剛
桜井雅也:植木誠
内村京介:喜安浩平
森辰徳:近藤孝行
橘杏:木村亜希子
観月はじめ:石田彰
不二裕太:冨田真
赤澤吉朗:岩崎征実
柳沢慎也:森訓久
木更津淳:鶴岡聡
金田一郎:川原慶久
野村拓也:近藤孝行
千石清純:鳥海浩輔
亜久津仁:佐々木望
南健太郎:石川正明
東方雅美:永野善一、
竹本英史(代役)
室町十次:平野貴裕
壇太一:小林由美子
新渡米稲吉:渡辺慶
喜多一馬:置鮎龍太郎
伴田幹也(監督):西松和彦
跡部景吾:諏訪部順一
忍足侑士:木内秀信
向日岳人:保志総一朗
宍戸亮:楠田敏之
芥川慈郎:うえだゆうじ
樺地崇弘:鶴岡聡
鳳長太郎:浪川大輔
日吉若:岩崎征実
滝萩之介:喜安浩平
榊太郎(監督):小杉十郎太
佐伯虎次郎:織田優成
天根ヒカル:竹内幸輔
黒羽春風:大黒和広
樹希彦:蓮岳大
葵剣太郎:豊永利行
木更津亮:高橋広樹
オジイ:外波山文明
幸村精市:永井幸子
真田弦一郎:楠大典
柳蓮二:竹本英史
仁王雅治:増田裕生
柳生比呂士:津田英佑
丸井ブン太:高橋直純
ジャッカル桑原:檜山修之
切原赤也:森久保祥太郎
原作
許斐剛
脚本
十川誠志
監督
浜名考行




 かつて侍・南次郎という異名で世界を震撼させた伝説のテニスプレーヤーを父に持つ 越前リョーマは、アメリカJr.大会4連続優勝という輝かしい経歴を持つ。帰国した リョーマはテニスの名門校・青春学園中等部に入学し、南次郎の後輩・竜崎スミレが顧問を 務めるテニス部に入部した。そこには個性豊かな実力派の先輩達が居た。抜群のスタミナを 誇る海堂薫、屈指のデータマン乾貞治、ラケットを持つと性格が一変する河村隆、アクロ バティックプレイに定評がある菊丸英二、熱血漢・桃城武、天才的なテニスセンスを誇る 不二周助、温厚な常識人・副部長の大石秀一郎、そして彼等を束ねるのが中学テニス界で名を 轟かす実力者・部長の手塚国光。無愛想で生意気な態度から先輩達の反感を買うリョーマで あったが、校内ランキング戦を順調に勝ち抜き、1年で初のレギュラー入りを果たす。


† アニメ 作品レビュー †
 切磋琢磨し合うスポ根ドラマがなかなか熱い。主人公が属する青春学園テニス部も、 そのライバルとなる強豪チームも、個性的なテニスプレーヤーばかり。
 毎回毎回、勝利の見込みが全然見えないまでの崖っぷちに主人公側を追い込ませておいて、そこから 何かをきっかけに起死回生の猛反撃を展開し、大接戦から紙一重の勝敗を決して盛り上げていくという パターンが確立している。勝利を確信しきった相手を見返してしまう展開は、分かっていても清々しい。 どんなアイディアで逆転劇が起こるのか、毎試合、非常に期待してしまう。
 ただ、話が進むに連れて、逆転のアイディアがだんだん安易になってきたような・・・。スポーツ漫画 (アニメ)で現実無視は全然構わないって立場ではあるが、初期の頃はまだテニスというスポーツのルールに 準拠した多彩な発想で劣勢挽回が起こっていた。それが、後半からは潜在能力が突然目覚め、体から突然 オーラを発して大逆転!とかの超能力を発現し合う安直パターンが頻出して魅力が感じられなくなってきた。 初期の頃のように、苦境は根性や発想で跳ね返して欲しいんだけど。一度超能力で選手達の戦力をインフレ させると、今後はどうなってしまうのやら・・・。
 主人公が、ノリで人を傷つけるようなプレーをして何も問題視されないのも気になる。 人間がテニスボールで吹っ飛んだり、血塗れになったりとかは、確かに爆笑ものではあるけれど。
評価 執筆者 カンガルー【07/10/20掲載】

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