バイオハザードIII(原題:Resident Evil: Extinction)
上映時間:94分


† 映画 作品紹介 †
ジャンルキャスト
ホラー アリス:ミラ・ジョヴォヴィッチ
カルロス・オリヴェイラ:オデッド・フェール
クレア・レッドフィールド:アリ・ラーター
アイザックス博士/タイラント:イアン・グレン
L.J.:マイク・エップス
ベティ:アシャンティ
アレクサンダー・スレーター:マシュー・マースデン
チェイス:リンデン・アシュビー
科学者:カーク・ウォーラー
原作・脚本
ポール・W・S・アンダーソン
監督
ラッセル・マルケイ




 前作から8年後の世界。人を凶悪なゾンビに変貌させてしまうT-ウィルスの猛威は世界中に 広がり、人類は絶滅寸前となっていた。地上は大量のゾンビが徘徊し、自然は破壊され、大地は 砂漠化し、僅かに残った生存者達は、残り少ない資源でかろうじて生き延びていた。
 ウィルスを作り出したアンブレラ社のスタッフは、元アンブレラ社特殊工作員アリスを 探していた。ゾンビ達から人の肉に対する欲求を取り除き、従順な労働力とする薬の開発には、 T-ウィルスによって驚異的な力を身に付けた彼女を確保することが不可欠なためであった。しかし、 当のアリスはアンブレラの監視網を掻い潜り、一人地上をさまよっていた。アリスはとある ガソリンスタンドに立ち寄り、そこで「アラスカは感染が及んでいない安全な土地だ」と 書かれたノートを発見する...。


† 映画 作品レビュー †
 3作目では人類はほぼ絶滅し、北斗の拳のような世界になっていた...。
 ストーリーがどこかで見たことのあるようなシーンばかりな上に、あまり盛り上がらない。 仲間が突然ゾンビになって襲ってきたり、もう助からないと悟った人物がゾンビを巻き 込んで華々しく自爆するとか、ゾンビ映画では定番のお約束シーンが幾つか入ってるけど、 それを盛り上げるような演出が前後に挟まっていない唯の劣化コピーになってしまっていた。 主人公は超能力が更にパワーアップしていて、終盤のタイラント戦も緊迫感が全然無い。
 ラストシーンは非常に意外性があったが、これで続編が出来たとしたら益々ホラー映画では なくなっていくことに(というか、ガンアクションや格闘アクションですらも...)。が、確かに アリスが大逆襲するであろう続編は見てみたい...。
評価 執筆者 カンガルー【08/10/25掲載】

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