† 映画 作品紹介 † |
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ジャンル | キャスト | |
ミリタリー ドラマ |
ジョン・H・ミラー大尉:トム・ハンクス ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵:マット・デイモン リチャード・ライベン二等兵:エドワード・バーンズ マイケル・ホーヴァス軍曹:トム・サイズモア ティモシー・E・アプム伍長:ジェレミー・デイビス エイドリアン・カパーゾ二等兵:ヴィン・ディーゼル アーウィン・ウエイド伍長:ジョバンニ・リビシ ダニエル・ジャクソン二等兵:バリー・ペッパー フレッド・ハミル大尉:テッド・ダンソン 大佐:デイル・ダイ ウィリアム・ヒル軍曹:ポール・ジアマッティ |
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脚本 | ||
ロバート・ロダット フランク・ダラボン |
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監督 | ||
スティーブン・スピルバーグ |
ス ト | リ | |
1944年6月。第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦。 連合軍は上陸に成功したものの、多くの犠牲を払った。そんな折り、軍の本部では ミラー大尉の小隊に「ライアン二等兵を生きたまま救出せよ」という命令を下す。 彼らは激戦区を突き進みながらライアン二等兵を探すのだが・・・。 |
† 映画 作品レビュー † |
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1 |
序盤の海岸線を舞台にした上陸作戦は圧巻。血まみれだったり腰から下が無かったりで
泣き叫ぶ負傷兵を掻き分け、さっきまで話していた部下がちょっと目を話していた隙に死体に
なっていたり、寄せて返す血の波など、戦闘のリアリティが十二分に発揮されています。
ただ、この調子で激戦が続くのかと期待していたら、その後は一小隊の小規模な局地戦の
積み重ねとなり、戦闘の凄まじさは大人くなります。 小隊を危険に晒し、なぜ一人の二等兵を救出しなければならないのか?我々現代人には 兵士や戦死者は数値や記号でしかないが、彼ら1人1人にはまぎれもなく逡巡や苦悩の ドラマがありました。最後に星条旗がたなびくシーンはアメリカニズムの押し付けっぽい 演出で嫌なんですが、特に正義を振りかざすでもなく感動の押し付けもない。淡々と あるがままの戦争を見せて考えさせてくれる作りなので、自分としては大満足です。 | |||
評価 | A | 執筆者 | カンガルー【04/05/08掲載】 |
2 |
賛否両論に分かれたようだが、戦争映画好きな自分はもちろん大好きな作品。 何が好きかって、上陸用舟艇で戦場に向かう時のドキドキ感、ハッチが開く瞬間のハラ ハラ感がまるでジェットコースターに乗る前の緊張感に似て映画館に4度も足を運んで しまった。まさに「きたぁぁぁ!」のノリ。空気を切り裂くようにギュ〜ンと飛び交う 弾丸の音、冒頭の戦闘シーンはまるで自分が戦場にいるような錯覚に陥る。 ライアン救出の経緯、友軍機の援護など御都合主義は否めないが、中学生の頃、コンバ ットのサンダース軍曹を見て育った自分には全く問題なし。 | |||
評価 | S | 執筆者 | 組長【04/06/03掲載】 |